14歳から考えたい 貧困 (A Very Short Introduction)
- すばる舎 (2021年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799109953
作品紹介・あらすじ
オックスフォード大学出版“Very Short Introductions”シリーズは1995年に刊行が始まり、現在も続々と新たなトピックを世に送り出している知的教養シリーズ。そのなかでも近年とくに注目されているホットイシューや近現代史のトピックを取り上げる。その第3弾は世界的に、そして近年は米国や日本など先進国でもその根深さ、深刻さが表面化している「貧困」問題。経済格差の拡大やジェンダーの問題とも密接な貧困の現状を、世界的な視野から具体的な政策レベルに落とし込んで分析、その解決へのステップを模索する1冊。
感想・レビュー・書評
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開発目標1:貧困をなくそう
摂南大学図書館OPACへ⇒
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東2法経図・6F開架:368.2A/J33j//K
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広く貧困について書かれた本。
理解しやすいが、本当に14才が読んだらやっぱり難しいでしょう。
だけど、考えるきっかけになればよいと思う。 -
【書誌情報】
『14歳から考えたい 貧困』
著者:Philip N. Jefferson
訳者:神林邦明
発行:すばる舎
四六判 328ページ
定価 2,200円+税
ISBN:978-4-7991-0995-3
オックスフォード大学出版“Very Short Introductions”シリーズは1995年に刊行が始まり、現在も続々と新たなトピックを世に送り出している知的教養シリーズ。そのなかでも近年とくに注目されているホットイシューや近現代史のトピックを取り上げる。その第3弾は世界的に、そして近年は米国や日本など先進国でもその根深さ、深刻さが表面化している「貧困」問題。経済格差の拡大やジェンダーの問題とも密接な貧困の現状を、世界的な視野から具体的な政策レベルに落とし込んで分析、その解決へのステップを模索する1冊。
〈https://www.subarusya.jp/book/b595032.html〉
【簡易目次】
謝辞
訳者によるまえがき
Chapter 1 イントロダクション(貧困の広がりと、その傾向/世界の貧困の状況/貧困の原因/なぜ貧困が問題なのか)
Chapter 2 貧困の歴史
(前史〜大昔の貧困/貧困の発生と、それへの対応/植民地主義/グローバリゼーション ほか)
Chapter 3 幸福のはかりかた
(幸福のものさし/有益な批評/貧困ラインの設定/資源を計測する方法/貧困の格差 ほか)
Chapter 4 暮らしのいたるところで
(幸福感に影響をあたえる五つの側面/家族構成/健康/教育/資産/環境 ほか)
Chapter 5 労働市場
(自由な労働市場/最低賃金と生活賃金/職業訓練/失業と不完全雇用/教育と技能/差別/移民 ほか)
Chapter 6 貧困の分布と階層移動
(流動性と硬直性/貧困への移行、貧困からの移行/世代間の階層移動性/貧困の罠 ほか)
Chapter 7 貧困との戦い
(経済成長と格差の役割/ガバナンス(統治)と制度の役割/女性と女児/貧困削減プログラムの評価 ほか)
Chapter 8 貧困のゆくえは?
(論点の設定/過去の大規模な貧困対策の取り組み/大規模な貧困対策の取り組みの現状/結論)
さらに読みたい読者に
索引