リーダーは話し方が9割 1分でやる気を引き出し、100%好かれる話し方のコツ
- すばる舎 (2022年12月7日発売)


- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799110881
作品紹介・あらすじ
リーダーこそ話し方が9割!――「大勢の前で話すのが苦手」「朝礼のときが憂鬱……」「リーダーシップをとってコミュニケーションを取るのは緊張する」というリーダーは実は多いものです。でも、ちょっぴり、リーダーとしての「話し方のコツ」を押さえるだけで、部下・後輩・メンバーとのコミュニケーションが楽しくなり、リーダーとしてもうまくいくようになり、まわりから好かれ、尊敬されるようになります。リーダーとしてのコミュニケーション力を磨けば、自分も部下・後輩・メンバーも安心できるチームをつくることができ、大勢の前で話すことがラクになり、仕事も人間関係も人生も、全部がよりよい方向に好転していきます!
感想・レビュー・書評
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著者のミリオンセラー本「ハナ9」や「聞く9」のリーダー向け続編的な位置づけの作品ですね。
シリーズ2冊とも読んで共感できる内容で、短時間で読める割にそこそこ参考になりましたので本作も図書館で借りてきました。
書いてることを抜粋しまとめて見ました。完全ネタバレですが小説でないのでよいでしょう。参考にしてみてください。
【はじめに】リーダーよ、話し方で悩むのはこれで終わりにしよう
すべきたった一つのこと→相手の立場や気持ちを理解し、寄り添う気持ちを持って話す
■第1章なぜ、あのリーダーの話し方は人を動かすのか
01たくさんのリーダーが話し方で悩んでいる
→リーダーに必要な力は人をやる気にさせ、能力を引き出す話し方
02特別感を与えていますか?
自己肯定感よりも自己重要感の方が大事。マズローの五段階説の社会的欲求が自己肯定感、その上の承認欲求が自己重要感。自己肯定感=安心感、自己重要感=特別感
→自己肯定感と自己重要感の違いを知る
05うまくいくリーダーが自然とやっている「フォーユートーク」
フォーユートーク=相手のことを思い、寄り添いながら話をする 。1相手を主役にして話す 2相手に疎外感与えない 3相手を否定しない 4事前に相手の興味を知っておく 5相手が自分の未来にワクワクできるように話す 6「求められているもの」と「伝えたいこと」のバランスを取る 7相手のことに集中する
→優秀なリーダーはみなフォーユートークを身につけている
■第2章人をやる気にさせるリーダーの話し方
07人に好かれて、やる気も引き出す「声かけ」3つのルール
→名前を呼び、WEを主語にしながら、周りの人を巻き込む意識で話す
08部下のいいところをいくつ言えますか?
→部下のいいところを見つける習慣を手に入れる
09言いたいことはあえて間接的に言う
→自分一人だけで伝える必要はないと心得る
10どうすればうまく伝わるのか?
→「伝える」より「伝わる」にフォーカスする
11部下に注意する時の話し方
→感情に任せるのではなく、まずは相手が聞きやすいメンタルを作る
12「なぜ」を伝える
優秀なリーダーほど目標ではなく目的を伝えている、つまりなぜやるのか。
→「なぜ」を繰り返し伝える
13その人に合わせた話し方をしよう
→誰にでも同じように話さない
14部下の自己重要感を高めるリーダーが使っている魔法の言葉12選
うんいいねぇ、一緒に考えようか、よくがんばったね、君ならできる、大丈夫、なるほどそんな考え方もあるんだね、もう一つ違う方法もあるんじゃないかな、責任は取る、手伝えることがあったら言ってね、あなたがいてくれてよかった、よくやった!、君たちがいてくれるから僕が負けるはずがない
→自己重要感を高める12の言葉を暗唱する
■第3章嫌われないリーダーの話し方
15「好き」より「嫌い」を知る
→相手の嫌いなことを知り、それをやらない、言わない
16なぜ、あなたの部下は意見を言わないのか?
部下の発言する機会を奪わない
17優秀なリーダーほど話さない
→「話さない力」を身につける
18部下に自ら考えさせる話し方
→部下に自分で考えさせる
19失敗を楽しく語ろう
→「最近の若い人は」という枕詞を使わない
20人が求めるのは成功談より失敗談
→失敗を通して得た気づきと感謝を伝える
21飲んだときこそ話を聞こう
→お酒の場での話し方に気をつける
22部下以外の人への接し方
→弱い立場の人を大切にする
■第4章人前で緊張しない話し方
24言葉で心に絵を描く
→イメージが湧く話し方を身につける
25「たった1人」を見つけよう
→聞いてくれる人のみにフォーカスを合わせて話す
26リーダーの特権を使ってうなずきの文化を作ろう
→リーダー自らが、「笑顔」「うなずき」「称賛」を使って会議を楽しいものにする
■第5章「あの人のためなら」と言われるリーダーの話し方
28たまには愚痴ってもいい
→周りに頼ることは、周りを活かすということである
29必要なときは厳しく言ったっていい
→大切なことを伝えるときは遠慮しない
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リーダー、上司、親としてメンバーと接する際の心得を学ぶことができた。
最も印象的だったのは、「伝えるときはただ一点、相手の幸せだけにフォーカスして話す」ということ。自分が上手く話せているか、こう話すべきといった自分目線で会話することはやめ、相手に喜んでもらうことを意識することが大切。 -
基本的なは内容ではあるものの、身の回りにいるリーダーが確かにこういう言い方をしてたら嫌だなぁと感じる例が沢山あり、勉強になりました。 -
読みやすくて実践しやすい内容でした。
相手の興味があることを先に、その後に自分が伝えたいことをいう(フォーユートーク)。
特別感を感じてもらう話しかけが重要。 -
スキルよりメンタル。
部下をどう見ているかが伝わる。
相手の幸せにフォーカスして聞く・話す。
自己肯定感で存在承認するだけでなく、自己重要感を満たしてやる気と能力を引き出す。
目新しい内容はあまりないが、基本の姿勢と具体的な声かけがわかる。 -
「人は話し方が9割」「人は聞き方が9割」に続く第三弾。
リーダーに必要な力は、人をやる気にさせ、能力を引き出す話し方である。それは相手の自己肯定感を高めること、さらに自己重要感を高めてあげること。
自己肯定感とは社会的欲求であり安心感、自己重要感とは承認欲求であり特別感のこと。
完璧なすごい人にならなくてよく、部下の心に寄り添えるリーダーになること。聞くこと、フォーユートークを心がけること。
話し方は「わかりやすさ」こそが命、伝えるのではなく伝わることに意識する。「なぜ」を伝える。
「話さない力」を身につけること。それにより部下に自分で考えさせることができる。
決して信じてないわけではないが、きっとこれが足りてない気がする。
100冊目読了。
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サラサラーっと1時間ほどで読破。
仕事面だけじゃなく、
ある程度の上下関係がある場面で
役立つことも書かれている。
明日から
部下のいいところをメモする!
今年の目標になりました〜 -
分かりやすくてサクサク読めました。
特についつい私はあれこれ話したくなるのですが、物足りないくらいがちょうど良い。話をまた聞きたくなると言われなるほど…沢山言いすぎても本当に伝えたいことが伝わらなくなるので、言いたいことを絞ることを心がけていきます。 -
意識が自分に向いてないか、相手に向けているか
人前で緊張するときはこれを思い出したい
著者プロフィール
永松茂久の作品





