いつも楽に生きている人の考え方 (ディスカヴァー携書)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799310465

作品紹介・あらすじ

いやな気分になったり、怒ったり、落ち込んだり…日常で味わうネガティブな思いから自由になって、楽しく生きるには?自分自身や周囲の人、さまざまな出来事にたいする視点をちょっと変えてみることです。著者の具体的で丁寧なガイドにしたがっていくと、いつのまにか視点が変わり、気持ちが軽くなっている自分に気づくでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 女子栄養大学図書館OPAC▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000020403

  • 自己啓発本。
    ⑮目先の不快さに耐える…人間が欲求不満忍耐度の低い方へ行動してしまう。わたしはこの傾向強いらしい。人間がもっとも実行、継続するのが難しいことの一つに「短期的な不快に耐えつつ、長期の目標を達成しようとすること」(ショーンシャンクのアンディみたいに)というのがある。

    わたしは「心地よさ罠」というトラップに引っ掛かっていて、欲求不満忍耐度の低い哲学を持っているタイプの人間らしい。短期目標と長期目標のバランスを考えずにただ毎日暮らしているだけの腑抜けだ。

    ⑰「不安に対する不安」《これだよ!これ‼‼》が、不安を本当のパニックに買えてしまう。ここら辺は自分にあてはまることしか書かれていなくて、目からうろこがこぼれた。

    ⑲ぐずぐずと引きのばさない
    やらない自分、動かない自分を正当化するために、言い訳をする。(屁理屈)。自分を脅かす情報を言い訳することによってごまかし、行動しなくてもいいようにする。
    (幼いころの自分がぼんやりと浮かんできた…ああ、そういえば、わたしは言い訳ばかりして消極的なやつだった…)

    ⑳「ねばならない」は健全な態度からは生まれない。
    ひえぇぇぇぇぇ~(';')「ねばならない」君は、この間まで超大親友だった。欲求不満を受け入れること。(受け入れたって死なないから大丈夫と思うこと。不自由度カウントを思い出せ。四肢を失うが95%で~)心理学者アルバート・エリス/ポール・ハウクの著書読んでみたい。

    ㉘自分がやろうと決めたことを今すぐ始める。
    あと回しし続けると、死に直面した時に自分の決めた優先順位と、実際の生き方の間に矛盾を感じる→後悔となる。(74ページ)

    そもそも自分の決めた優先順位なんてわたしの人生に存在しなかった。ついこの間生まれたばかり。それまではどうでもよく生きていた。動くゾンビみたいな人生だった。あと何年生きられるかわからないけど、今から長期、短期目標を決めてそれに向かって動き始めたっていいよね?

    同じ年齢なのにマイホームを購入しバリバリ動いている人と自分の違いってなんなんだろうか…と疑問に感じていたけど、「目標」があるかないかなのね、きっと。わたしは「短期目標」はあったとしても、「長期目標」なんて考えることが出来なかった(正直今だってない)。だらだらと生きた。「心地よさ罠」と「不安」と「ねばならない君」と、色んなものにぎゅぎゅうと挟まれながら。

    わたしは自分のダメさにも明確な名称が付けられるのが好きなんだなということがわかった。「あなたは欲求不満忍耐度の低い哲学を持っているタイプの人間だから、短期目標を立てつつ長期目標に向かって自分に誠実にあり続けるべきよ」と誰かに言われてみたい。
    一番のネックは「自分が自分をわかっていない」こと。(この手の本は少ないと書かれていた)。つまりスタート地点からしてマイナス値。自己啓発以前の問題なのかもしないと感じた。

  • 全く響かない。恐らく訳し方に問題があるに違いない。

  • 論理療法というカウンセリング技法の大家による本。
    ゆがんだ考えを認識し、それをただす。言うのは簡単だが、なかなか大変な作業でもある。それを淡々とやるべきなのだろうが。

    それにしても、親の影響の大きさは、絶対に認識しておくべきだ。特にゆがんだ考えを植え付けるという点において。

  • 『勇気ある行動をする覚悟のある人は、行動する前に勇気が湧くのを待たない』
    即行動するという事ですね。

  • 一般的な自己啓発書だがこの本で主に言われていることは常に中庸で安定した状態に心を持っていくということだ。色々なものへのこだわりから自由になると言う意味では仏教的な考え方に近いかもしれない。

    事実をありのままに受け入れ、心が作り出す過剰な不安や妄想に捉われない。悲しい時は悲しみ、嬉しい時は喜ぶ。不条理も不合理もこの世界に普通にありうることだ、と考えれば心は楽になる。

    世界のあらゆることは自分の力で変えられる、と信じる人には考えにくい心情だとは思うが、人間どこかで自信を喪失したり、プライドを傷つけられて立ち上がれなくなることもあるだろう。そのような時には心に響く言葉を見つけられる一冊である。

  • もうね!自己啓発本は積極的に読みたくないんですよ!
    でもね!つい読みやすいし読んじゃうんですよ!
    オロナミンCみたいなもんですね。一時的にテンションあがる、みたいなね。

    だいぶエッセンス絞って書いてあるから、軽い感じがします。
    でもアルバートエリス(論理療法の祖)系の考え方好きな気がする。
    もっと勉強したい。

  • 何かしら悩みすぎることへの答えが書いてあるのではないか?という期待を抱いて購入。(タイトル買い)

    翻訳したからかもしれませんが…読むのだるくなる内容でしたね。
    繰り返し繰り返し、曖昧な表現が続くので、始終ふわっふわしていた感覚があります。
    言わんとしていることは、結局”なんとなく”伝わってきました。

    健全に、合理的に、生きること。イライラせずに行きましょうか。

  • 客観的な視点で合理的に物事を進めることの大切さが書かれた本。
    最近、考えすぎて頭がごちゃごちゃだったので、この本にしたがって、合理的に行動できたらいい。
    ●忍耐強さを身に着ける。
    ●自分の個性、好きなことをたたえる。
    ●柔軟に。

  •  楽に生きている人の本とは、その人達の生き様を語る物ではなく、楽に生きるには、どう有るべきか、どう考えるか………

    楽に生きるには、それを真似して生きるのではなく、どう自分を変えていくか………

    そう楽なことではない。

    何回か読み返してみよう。

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著者プロフィール

イギリス、ロンドン生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ名誉教授。カウンセリングや心理療法で40年以上のキャリアを誇り、学術と実践の両方の分野で幅広い活躍をしている。

「2016年 『ベックの認知療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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