- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799311653
感想・レビュー・書評
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読む前から絶対にいい、とわかる本がありますが、こちらもそんな1冊でした。道に迷いそうになった時、不安になった時、何度でも読み返したい。
静かな夜の時間に一人ゆっくり読むのがおすすめです。
世界の中には不変の真理のようなものがある、と私は思っており、それは国籍や宗教を越えて共有できるものだと思っていますが、ここに書かれているのはそういったもののように感じました。すべてがニュートラル。
他人の目を気にして行動するのではなく、自分の軸をしっかりと持ってブレないことの大切さを丁寧に説いていました。
「正解だと思われる道を選択するのではなく、
選択したのちに、その道を正解につくりあげていくのです。」
という言葉は、本当にそのとおりだなあと思います。
不安を抱きやすい時代なのは、個性の時代でもあるからだと思います。みんな一緒じゃない、環境も安定しない、そんな時代。
だからこそ、ちゃんと考えて自分の軸を持っていきたい。周りに流されず、自分がまずは自分の味方をしてあげたい。
1つ1つの章がどれも深く、手の届くところにいつも置いておきたい1冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書の言葉を胸において、生きていこう
幸せへの入り口と感じた本でした -
一杯飲みながら幸福とは何か考えるか~という雰囲気のタイトル。
さて、この本には自分で模索し、試行錯誤し、考えた人間観の跡があると思う。
ただ、どこかで見たいろんな文献のフレーズをノートにちりばめている結果、万人に薦められるものではない。
少なくとも学生にとっては、スピリチュアルな本を数冊目にしたくらいでは真に理解できないだろう。都合の良い断片的な解釈をする可能性が大きい。
なぜかと言うと、殆どの人は著者と対面し、言外に語る本質には触れられないから。
各章ごとで、論旨はまとまっているものの、全体では表面上の矛盾が生じている。
その矛盾をより上位の視点から統合するのがスピリチュアル(霊性)なのだが。
残念ながら著者の立場上からか、その核心を避けてしまっている。
例えば別の事例で言えば、こういえばお分かりだろうか。
(ますます「はぁ?」かもしれないが、曖昧に事例を)
引用
【松下幸之助は、3時間ぶっ続けで叱り続けた・ 江口克彦】
「叱るときには、本気で叱らんと部下は可哀想やで。策でもって叱ってはあかんよ。
けど、いつでも、人間は誰でも偉大な存在であるという考えを根底に持っておらんとね」・・・この「人間存在の偉大さに対する認識」が核心なのだが。 -
こんなに一つの言葉一つの言葉にいちいち納得できる本も珍しいくらい、僕にとっては思考のベースとなる貴重な作品です。熱い思いがこみあげてくる、自然体の僕が奮い起こされる感じ…。今というこの瞬間に喜びを感じさせてくれます。
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「媚びない人生」に続くジョン・キムさんならではの言葉で自分の心を燃やしてくれる本だった。
AIが普及し、人間の価値が問われる現代にとって
「交換不可能な自分」を作るためにはどうすればよいのか?そんなことを考えさせてくれる本だった。
常に自分にベクトルを向けること、その地道な努力が「幸福な人生」への歩みにつながっていることを感じられたので、一度手に取ってみて欲しいと思います。 -
*結果というのは、「自分」と「自分ではコントロールできない部分」が混合した形で出てくるものであって、そこには必ず「不可抗力」というものが存在します
*センス・メイキング
*<span style="color:#ff0000;">自分が意思決定をした瞬間と実行に移す瞬間のタイムラグを限りなくゼロにすること</span>
*物理的に「鞄を持たない」こと
*「いま死ねない理由」それこそが我々の「生きる理由」
*選択したのちに、その道を正解につくりあげる
*そもそも、すべての人に好かれる生き方なんてありえません
【感想・コメント】
今更にして初めてジョンキムさんの著書を読みました。
何度か聞いた事ある言葉も多かったが、改めて、基準を自分にする大切さと軸を持つ難しさを感じた。
決定と実行のタイムラグをなくすこと。 -
お手本となる生き方
他人と比べない 幸せを感じる -
渋い。達観している。ストレスに役にたつ。
疲れた時に読みたい。割とシンプルな本で読みやすい。
全部でなく、部分的に読んでも良い。 -
タイトルがとても良い
比較しない
幸せの循環を自己完結させる
努力できていることが素晴らしい結果なのである