あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2012年12月26日発売)


- 本 ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799312629
感想・レビュー・書評
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もし明日死ぬとしたら、後悔はないか?
もし後悔があるのなら、後悔がない人生にするように、今この瞬間を全力で生きているのか?
何も言い返すことができませんでした。
明日も明後日も1週間後も来年も自分が生きていることは当たり前と思って生きています。でも、そんな保証はどこにもない。
1時間後に事故で死ぬかもしれないし、明日病気で死ぬかもしれない。
今この本の感想を書いている瞬間も私は命を削り死に一歩一歩近づいている。
ボーとしてスマホを見ている時も「嫌だなー」と思いながら仕事をしている時も命は刻一刻と死に近づいている。
今、この瞬間に感謝をして、そして、全力で生きていかないと、このままでは後悔が多い人生になる気がしました。
この本を通して「生」と「死」について、真剣に向き合うことができました。
「死」については、なかなか考える機会がないので、貴重な経験ができました。
とりあえず、「死ぬ前にやりたいことリスト10」を作り、期限を設けて、達成できるように取り組んでいこうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冒頭涙が止まりませんでした。
漠然と分かってはいるものの、自分が死ぬのはずっと先だと思ってしまっています。
余命半年と言われたら、今している事を続けるか、明日死ぬと言われたら、自分は何を後悔するだろうか。
90%の人は90歳を超えて「もっと冒険しておけばよかった」と思うそうです。
やらないで後悔するより、やって後悔した方がいいな。
死ぬ前にやりたい事リスト、よく聞きますが、この本を読んだ事をきっかけに書き出してみようかと思いました。
心に染みる言葉を分かりやすく何度も伝えてくれるので、すーっと読み終わったという印象です。
度々読み直して、忘れないようにしたい。
改めて言われないと、自分ではなかなか向かい合えない。出会えて良かった本です。
子供たちにも読ませたいなと思いました。 -
kindleにて。若いうちに読んでおくといいのかな。でも大丈夫。正直人生を変えるほどの本では無い。
人生についての考え方の問題。こう考えると良いよっていう話。あくまで持論の展開なので、この本だけでどうこうといったものは無いが、よく聞く話を自分の中で具体的に出してご覧よっていうちょっとした押し付け。
散々言っておいて何だが好みじゃ無い。「ありがとよ」くらいかな。 -
明日死ぬって思ったら何でも出来るような気がした。
死ぬ時に後悔しない人生を歩みたい、
過去でも未来でもなく、今を生きる
素直な自分であり続けたい -
ひすい先輩作品に慣れてしまっていたせいか、失礼極まりないものの目新しさを感じなかった。
というか『幸せになる伝え方を教えて!』を先に読んでしまったせいで、どうしても裏とりにいってしまう。こんな自分がいやだー。
幸せになりたいのに、自らうしろに進んでいってるパターン。
基本的には世の中に既にある格言・名言・宗教思想をつないだもの。良い、悪いではなくアレンジの合う合わない。たまたまフィットしなかっただけ。
『最後だとわかっていたなら』という詩のほうがシンプルで好き。 -
昨年祖母が亡くなる瞬間に立ち会った。とても穏やかで、死は恐いものというイメージが覆され美しいとさえ感じた。
祖母が悔いのないように精一杯生きてきたからなのかな…
「もう⚪︎歳だから…」と挑戦を諦めてしまう人も多いが、なにかの本で読んだが「だれにとっても今日が一番若い日」なのである。
挑戦を恐れず生きていきたい。
自分なりに少しずつ。 -
今日が人生最後の日だと思って生きれば死ぬときに後悔しない、正しい道を生きれられる。
メンタル面が不安定な人全員が読むべき本だと思う。生きていることがいかに奇跡か、わかっていても日々の忙しさと当たり前に世の中が回って行くなかで忘れてしまうどころか、自分や周りに「もっとこうなるべきだ」と期待してしまう。
けれど、自分は誰になりたいのだろう。
誰かになりたいのだろうか。
この本は「誰にもならなくていい」「今を楽しむ」ことの大事さを教えてくれる。
若者だけに命をかけさせまいと、特攻隊員に自ら志願した中尉と、家族がいると志願が受け入れられない事で自分と幼い子供2人で身を投げた妻。
彼らは誰のために命を使ったのか。未来の私たちのためではないのか。
では私たちはその命をどう使うか。何も大きな事をするためではない。大切な人に笑顔になってもらうためではないか。
生まれた時はみんな裸。死ぬときパンツ一枚はいてれば勝ち。
しなければならないことに押し潰されそうになるプレッシャーから解き放たれる。
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久しぶりのひすいこたろう。やく20年前に3秒セラピーで感動して、ずいぶんハマってたなぁ。
本作ももちろん面白いし、為になったが、当時の熱狂はない。自分が変わったんだろう。
それでも、野口雨情さんのシャボン玉エピソードは改めてみると、心に響いた。
あの頃と違い、子供ができた今は心が動かされる場面がだいぶ、変わっている。
明日死ぬかもしれない。
大事な人を亡くした経験がある分、昔より感じるものがありそうだが、そうはならないのはなぜだろう?
もう一度、自分の心に火を灯したい。 -
生きているものは、必ずいつかは死ぬ
当たり前のことなのに、その実自分のこととしては受け止められていないのかもしれない
「いつ何があっても不思議じゃないこの世の中」などと会話の中でも言いながら、自分には必ず明日はやってくると思っている
しかし、この本は容赦なく『死』を突きつけてくる
今日が、人生の最後の日だと思って生きることによって
いろんなことが変わってくると
死は決して不幸なことではない
生きていることが奇跡なんだと
カミサマは、命を完全燃焼させるためのスイッチとして、『死』を発明し、命を最大限に輝かせるために『死』(締切日)を創造したのだと
確かに、今日が最後の日だとしたら、
夫にかける言葉、仕事の仕方も、子供への接し方も何もかもが変わってくるだろう
不平不満を言っている暇なんてない
つまらないことに心を囚われている暇なんてない
全てのことに対して心を込めるようになるだろう
その積み重ねによって日々が輝き始めるに違いない
なかなか続けることは難しいかもしれないが、心に留めおきたい言葉だった
そして、一番ガシッと心を掴まれた言葉
「大好きな人が死なずに、今日生きていてくれる。
それ以上の幸福ってありますか?」
本当にそうだ!
そう思うと、自然に感謝の気持ちが湧いてくる
淡々と過ぎていく毎日こそが幸せなんだと
なんと有難いことなんだと
常日頃から思っていることではあるけれど、再確認した
折につけて出てくる多くの人の名言も含蓄があり、考えさせられた
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日常生活をしていて「死」について深く考えることがなかったので、タイトルが気になって読んでみました。
新しい本ではないですが、ものすごく考えさせられました。「死」って普段は意識しないですが、誰にいつ起こるか分からないこと。
いつもなら後回しにしてしまいがちな面倒事も前倒しにする意識を持つようになった本。
死を忘れるな byメメント・モリ
著者プロフィール
ひすいこたろうの作品





