世界のどこでも生きられる! 外籠もりのススメ
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799314470
作品紹介・あらすじ
誰も教えてくれなかった驚きの海外での仕事の探し方、働き方、つき合い方のリアル。大人気コラム、ますます過激に辛辣に、大幅加筆修正で、待望の書籍化!
感想・レビュー・書評
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世界のニュースの本から読んだので、こんなヲタな文面なの?と驚いたが、裏表がなく直球なのが良かった。日本人は海外移住したり、海外で仕事をすることのハードルを高く捉えすぎだが、特に欧州では他県に引っ越すくらいのカジュアルな感覚である。
もちろんリスクはあるが、リスクを取らずには何もできない。自分の人生は自分で面白くするしか無い、と思わせてくれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
口語口調を飛び越えてネット口調、Twitter口調なのがおもろかった。
わいも著者と同年代だが就職氷河期で四半世紀就活三昧から抜けられず今に至る。
そういう世界もあるのだなという諦め半分で読了。 -
「うーむ、確かに」と100回くらい唸った気がする。先に読んだ内田先生本とは大きく異なる味と感じるため、若干混乱したがすぐ落ち着いた。ま、とにかく人生についてほとんど何にも考えてこなかった身としては、選択史が増えたという点で良い本であった。本書の視点は年齢、単身or既婚を問わず、持てるものである。
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独特の過激な文体で煽ってくるので痛快、サクサク読めます。
アレゴリーや極端な物言いがわかりやすいです。
また行動を促す考え方はとても参考になります。
一般的な細かいことは書いていませんが、そういうことを気にする人はこの本を手に取らないでしょうから関係ないですね。 -
自分を売り込まなければ、欲しいものは何も手に入らない。
何ができるのか、が重要になる。
世の中はったりだから。だそうです -
■面白かったんだけど,言葉遣いが
ちょっと?下品で不快だった。
■極論過ぎるので,鵜呑みにして
そのまま真似るのはちょっと危険かな…と。
■かと言って,全否定はしない。
人生は一度切りなので,色々試してみるとイイと思う。 -
外籠もりって何だろう?まだ外は寒くて外に出たくないのに。
言葉の意味を探りながら読むと海外で働くことのススメから始まり国内外のシビアな状況と弱い立場の人についても書かれていて、それを取り巻く著者の外との闘いを通じてじんわりと暖かいものを感じる。
グローバルな環境で働いていながらそれを嗤ってしまうゆとりと楽しさ。
「そんなに仕事簡単に辞められないよ」とか「海外なんで優秀な人が行くところじゃない?」とかネット言語や18禁用語にまみれながら心の中で悪態付きながら読んでいると、ふとそういった次元から遠い彼岸に連れてこられていることに気が付く。
そう、気が付くのだ。
論じていたことから深くさらに深く。彼女の思考の海へいつの間にか浸水していて、やがて違う景色をみることができる。
20代の人が読んだら「英語勉強して海外もいいかも」と思うだろうし、40代後半の自分が読んだら「命あるだけ国内で働いている方がまし」とも読める。ある意味どれも正しいし、50代の自分が読んだらまた違うのだろう。
彼女の主張はまるでキラキラと輝くプリズムのように多面体で眩しく、完全には捉えきれていない。
なんでこの本を読んでいて「明日から頑張って働こうかな」と思えるんだろう。不思議だ。
そんなことはこの本の何処にも書いていないのに。
自分の働き方を少しだけ見つめてみたいときにこの本はとても良く効く。 -
メタルの歌詞のとこは流石に笑いこけました。。
日本的鍼灸にも言及されてたのが意外でした。