こうして魔女は生きることにした。 (ノベライドル)

著者 :
制作 : 蜂八憲 
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799316818

作品紹介・あらすじ

真矢月乃は、中学卒業間際の春に塾の同クラスの男子から交際を申し込まれる。彼、滝鯉太郎は「魔女」と呼ばれる現役作家であり、自身の恋愛小説の題材として月乃を選んだのだという。ひねくれながらもストレート。月乃と鯉太郎。二人の視点を行き来して語られる、どこかすがすがしい青春ラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 「滝くんはどこでても生きていけそうね」
    「まあね。俺のいるところが、世界だ」
     薄ら笑いにしっとりと滲む、傲慢。たった一言であっても、むせ返りそうなくらいに匂い立つ、自信。
    (P.124)

     つたえたい、と思う。つたえられる、と確信する。
     己が何者であるか、を思い出す。
    「瑞季野の魔女は、――嘘は吐けども約定を違えはしない」
     授けられた流儀のままに、俺は俺として在ればいい。
    (P.325)

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