- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799317242
作品紹介・あらすじ
「銀行員と会ってはいけない」「入門用の投資商品などない」「生命保険はいらない」…年金・住宅・保険・老後…「お金の不安」で間違えないために。金融業界を知りつくした著者が教える今、本当に必要な「お金の知恵」。
感想・レビュー・書評
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以前読んだ、山崎元さんがお金のアドバイスをしている本「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」と変わらず考えを貫いていらっしゃいました。
2015年の本なので少し古いのですが、基本は変わらず、生活防衛資金以外のお金を預金ではなく、インデックス投資で、日本株と外国株を半分ずつのポートフォリオ、減らしたくない資産は変動金利10年国債へ。
自身の競馬好きを「ギャンブル代は教養娯楽費」と説明していて、なんだか説得力がありました。笑
娯楽費ですね。
「ドルコスト平均法は気休めでしかない」はよく考えると気付けることなのだろうが、この本を読むまで疑問に思わなかった。
金融機関が積立投資をすすめるのに良いロジック。
さっさと買ってしまう方が良いというのに納得。
手数料の安い商品を買う。
アクティブファンドはインデックスファンドに負ける。
広く分散投資する。
分かりやすくて投資初心者は是非読んでおきたい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
基本的な考え方を整理したもの。
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読んだ
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2015年に出会いたかった本。コラムのように分けられていて読みやすい作り。何より山崎さんが使う言葉はとても分かりやすい。
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前に山崎先生の「お金の増やし方を教えて下さい」を読んでいたので重複している部分があったのでささっと読み切りました。
出版年が昔なのでそこは要注意だと思います。もっといい金融商品があると思いますので。
ただ、キャリアプランの立て方や、お金の基本的な運用方法は変わらないと思うので読んで損はないです。 -
現役証券マンが読んでもなるほどと思う点が多かった、特にサンクコスト、機会費用についての点を見たときもう少し経済学を学ばなくてはと思った。
しかしアクティブファンドがダメだと強く書かれていたことには少し疑問を感じたので星4の評価で!
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ぶれない山崎さん。言っていることはいつもと一緒。繰り返し読むことで脳に定着する効果はあるので、読むメリットがないとは言いません。
2015年発行なので、つみたてNISAについては記載なし。投資の手段や税制等、ときどき変化するので気に入った著者の最新刊やWEB記事を読み続けるのがいいなと思った一冊でした。 -
お金に関するあれこれが載ってましたー!!内容が面白いかと言ったら面白くないですけど。でもかなり役に立つと思いました!私もこの本を参考にしながらお金の運用を考えていきたいな。
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★一般的にサラリーマンは給料の倍の利益を会社にもたらしている。
★民間生保の医療保険は「5千円の医療クーポンを1万円で買う」くらい割高。
★多業種、多銘柄に分散投資。少なくとも3銘柄
★運用流れ①生活防衛資金を確保(支出の3カ月分を普通預金へ)②運用するお金が1/3損をしても大丈夫なリスク資産の金額を決める③リスク資産の50%ずつを外国と国内の株式に投資④運用するお金の中でリスク資産に当てないお金は無リスク資産で運用する(国債10年、MRF、預金1000万まで)
★最悪の場合を考えて投資額を決める。1年で最大ロスしてもいい額の3倍の金額が目安。
★金融商品の売り時の判断基準を持っておく。①現金が必要になった時②持っている理由がなくなった時③その銘柄のリスクが過大になった時④期待リターンが高い他の銘柄が見つかった場合
★金利が上がると債権価格は下がる -
■2章、運用の実践
•リスクとは、ブレ幅のこと
•リターンとは、投資回収益及び率のこと
ex
商品A100万円→105万円
商品B100万円
└50%の確率で125万
└50%の確率で85万
•自分の価値を人的資本と考える
•アセットクラス
株式(国内)リスク資産
株式(外国)リスク資産
債券(国内)無リスク資産
債券(外国)リスク資産
現金 無リスク資産
•不動産投資は外すべき
└魅力的な物件を探すのが難しいきつ換金性が低い。分散投資も難しい。
•原則は分散投資。少なくとも3つ以上。
そして、そう反する銘柄または関連性の低い銘柄を選ぶ。
•投資信託なるほどなあ。個人の資金を集めてファンドマネージャーが運用する。プレッシャーないんかな。あってほしいよな。
•運用の流れは目安になるな。
①生活防衛金は月間支出の3ヶ月分
→残りを運用資金
②運用資金のうちリスク資産を持つ金額を決める。
③リスク資産の半分を上場投資信託に。
もう半分をインデックスファンドに。
④運用資金の残りは無リスク資産に。
└個人向け国債、MRF、銀行預金
•老後資金は30年360ヶ月
└年金プラスいくら必要なのか。
•確定拠出年金
└ここは後で見ないと。わからん。
→うちの会社どうなってんだっけ。調べないと。
•確定拠出年金とNISAは税制が優遇されている枠と考えれるのかな。
→なのでリスク資産をここで運用する。
■3章 運用リテラシー
•運用において特別な商品やプロだけが儲かるものなどないと。
なので、手数料の高いものは除外し、運用対象に投資すべき商品に、適切な金額というのを心がける。
•インカムゲインとキャピタルゲインは合わせて考えて利回りを出す!
インカムゲイン
└利息的な定期的な現金収入のこと。株主の配当、投資信託の分配金など。
キャピタルゲイン
└運用元本の値上がり利益のこと
※毎月分配型の投資信託は課税が早いので損する確率が高い
•長期投資について。長期投資ではリスクは減少しない。本質を理解すること。直接的にはリスクを減らすことにはならないという意味だから。長期投資は期待値もリスクも拡大する。
•手数料は主に2つ。販売手数料と信託報酬。
•外国為替と外貨預金はもっと調べないとわからないど、少なくともすぐに手を出すものではない。ゼロサムゲーム。娯楽であって運用ではないと。
•従業員持株会。まさにうちの会社のるいとうかな。たしかに一連托生という視点でみるとリスクが高いということになるね。