未来に先回りする思考法

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.17
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本棚登録 : 711
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799317549

作品紹介・あらすじ

99.9%の人は、なぜ未来を見誤るのか?

感想・レビュー・書評

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  • 本当に素晴らしい本だと思う。
    2回目読破。何度も繰り返し読んで自分の血肉にしていきたい。
    ☆未来に先回りするため重要なこと
    1.常に原理から考える。
    2.テクノロジーの現在地を知る
    3.タイミングを見極める
    ☆ロジカルシンキングを疑う
    ロジカルシンキングには、すべての情報を得ることが出来ないという「情報」の壁と、意思決定権者が持つ「リテラシー」の壁というふたつの障壁が存在する。そのふたつの壁を認識しないままに、自分たちに認識できる現実の範囲を「全体像」と捉えてしまう問題がある。
    将来的に新しい情報が得られるあろうことを考慮に入れた上で、一定の論理的な矛盾や不確実性をあえて許容しながら意思決定を行うことが、未来へ先回りするための近道。
    ☆短期間で大きな企業を作り上げた経営者の意外な共通点。
    ・コミュニケーション能力が高く、リーダーシップや人望にあふれるスーパービジネスマンであることは稀。
    ・その代わり「世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力」
    ☆未来を先回りできる0.1%の人たちと、そうでない99.9%の人と分けていること
    ・パターンを認識する能力
    ・テクノロジーに理解が深く、経済、人の感情などの複数に要素を把握し、社会が変化するパターンを見抜くことに長けている。

  • ・ 長期的に観れば、人間が想像できるようなアイデアは、そのほとんどが実現されます。結局アイデア自体は、将来における「点」なのです。その時は突拍子もないように思えても、時間の経過とともに、技術面や価格面でのブレイクスルーによってピースが埋まっていき、いつかどこかで進化の「線」に取り込まれます
    ・ 近代のハブ型社会のように代理人に情報を集約させなくても、それぞれのノード同士ですぐに情報の伝達ができるのであれば、ハブが存在する意味がありません
    ・ 作り手は土地を選ばずビジネスができる時代ですが、結局貨幣が使われるのは、消費者—国民の数が多い場所
    ・ 変化のスピードは速い順に消費者、法人、行政・司法
    ・ システムは膨大なデータを学習していくことで、私たちには因果関係がわからないようなパターンさえ認識できてしまう
    ・ システムは行動の結果を分析することは得意でも、行動には現れていない潜在的な顧客層の需要を喚起したりするといったことはニガテです。
    ・ どれだけ多くの経験を積んでも、この世界の「不確実性」からは逃れることができないのならば、いっそのことそのリスクも理解したうえで組織を作るという理詰めの選択の結果があの「20%ルール」なのです。
    ・ リスクや不確実性を完全に排除する考えそのものが最大のリスクを生み出す。現時点ではシステムが過去の情報から導きだす「合理的」な答えが、長期的に見れば必ずしも合理的ではない
    ・ 新ネットワーク思考(アルバート ラズロ・バラバシ)
    ・ 人々の持つ価値観が切り替わるタイミング、それは技術の実現する利便性が、人々の抱く不安を上回った瞬間です
    ・ 人は自分が最も暮らしやすい世界を「現実」として選択し、生きていくようになるのでしょう
    ・ 大きなリターンを出すためには、適切なときに適切な場所にいることが重要です。世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力
    ・ 構築できるロジックは、その人がかき集められる情報の範囲に依存するという危うさをはらんでいる
    ・ 行動を起こす時点と結果が分かる時点の時間差があることほど、自分の認識は当てにならなくなる
    ・ リアルタイムの状況を見ると自分も含めて誰もがそうは思えないのだけれど、原理を突き詰めていくと必ずそうなるだろうという未来にこそ、投資をする必要がある

  • ”大きなリターンを出すためには、適切な時に適切な場所にいることが重要です。
    人間ひとりの努力によってできることは非常に限られています。
    努力に頼るよりも、大きな流れに乗る方が、はるかに速く目的地に着くことができます。
    短期間で大きな企業をつくりあげた企業経営者に会うと、意外な共通点があることに気付きます。実は、彼らが、コミュニケーション能力が高く、リーダーシップや人望にあふれるスーパービジネスマンであることは稀です。
    そのかわり、彼らが共通して持っているのが「世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力」です。”

  • 未来は作られるではなく未来は誰かに変えられるのを待っている、だから自分の認識を信用せず変化を察知し現実への最適化を繰り返していくことが大事。。難しい内容のように見えてとてもわかりやすく、経営だけでなく現代のビジネスマンとしての大切なことに気づかされる。

  • 2018.3.29 面白かった!!!ITの事に詳しくなくて、知らない話ばっかりでとってもわくわく面白かった。後半すこし頭に入りにくかったけど。とにかく行動しなくちゃと思える本でした。情報ってすごい価値があるんだな。

  • 個人まとめ
    ・なぜそれが必要になったのか、現在までの歴史を辿るとその変化を点ではなく線(パターン)で捉えられるので、今後の動きを予想しやすい

    ・現実を捉えるにはパターンが必要なので、失敗を重ねてパターンの母数を増やす。圧倒的なパターンの数を稼ぐことで、そこから成功パターン、失敗パターンが見える

    ・パターンを増やすときに邪魔になるのが感情。失敗した恥ずかしさ、非難を気にしないようにする。(てかみんなそんな他人に対して興味ないから大丈夫)

  • 目からうろこだらけの良書。ここまでSpecialな本はなかなかお目にかかれない。自分が今後どの業界に身を置いても、テクノロジーに対する好奇心は失わないようにしたいと強く思った。

  • 久々に刺さる本でした。

  • 2年半前に既に出ていたとは。その経験と考察に驚きと共感ばかり。当時の自分はアンテナ弱かったんだなとつくづく思う。
    弟子入りしたい。

  • "実際に空を飛ぶ機械が、数学者と機械工の協力と不断の努力によって発明されるまでには、百万年から一千万年かかるだろう。"
    冒頭に1903年のニューヨーク・タイムズに掲載された言葉があります。
    しかし実際にはこの発言から数週間後、ライト兄弟は人類で初めて空を飛び、この予測を覆しました。
    iPhoneも最初は日本人の感覚には合わないから難しい。
    Facebookも実名制のSNSは日本人には受け入れられないと言われてました。
    でも実際には違いました。
    この本では世の中の99.9%のことを人は見誤ってしまうとしています。
    その原因が思考法です。
    簡単に説明すれば点で物事を見てしまい線で見れていないから。
    残り0.1%の人は世界が変化するパターン線で捉え、見抜いてます。
    この人もまさにそうでしょう。
    未来に先回りする思考法というタイトルですがそういう思考法の説明はほとんどありません。
    ただこの人のビジネスに対しての先見の明は凄いと思いました。
    2年前くらいの本ですがあんまりそうは思わないです。
    ビットコインの話とかちょっと最近よく話題に上がってる話とかもあるので。
    インターネットのインフラ化ももっと進むでしょう。
    電気、水道、道路がインフラ化したようにどこでもインターネットが繋がる未来もそう遠くはないはずです。
    ディズニーが取り入れてるテクノロジーで、人の「感動パターン」を蓄積してそのフレームワークに沿って映画を作っているという話とか小ネタもあって面白かった。

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著者プロフィール

福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2015年に東証マザーズに上場。フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「30 Under 30 Asia」などに選出。2017年には時間を売買する「タイムバンク」のサービスの立ち上げに従事。宇宙産業への投資を目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務。
『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(幻冬舎)で「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018」リベラルアーツ部門賞を受賞。

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