図解 テレビに学ぶ 中学生にもわかるように伝える技術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.42
  • (1)
  • (3)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799318195

作品紹介・あらすじ

1000万人を瞬時に惹きつける話題の番組や人気キャスターの手法、教えます。立ち位置でプレゼンを有利にする秘訣。情報をひと目で伝えるビジュアルの使い方。飽きさせないで話すコツ。「プレゼン」「面接」「発表」「会議」「営業トーク」etc。仕事のプライベートも、この一冊でうまくいく!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00066548/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • プレゼンテーション技術についての解説本。

    テレビを題材として以下に注目を集めるかという切り口となっている。
    箇条書きは3つまで、テロップは16文字以内、マグネットボード、めくりフリップ、煽りタイトル、のような内容。

    すべて簡潔に説明されているのでプレゼン準備の際にぱっと見ることが出来るので
    役に立つのではないか。

    Youtube動画の編集の指針としても役に立つのではないか。

  • テレビでの伝え方のテクニックだが、講師業のためになる。
    図解や記号を使い、文字数を減らし、わかりやすい工夫が必要。

  •  その分かりやす過ぎる表紙と題名から、つい書店で手に取って購入してしまいました。
     結論から言うと、なかなか参考になったのですが、表紙の印象に反し、プレゼン上級者向けの本であると感じました。

     この本では、多くの『伝わる』技術を披露しています。中高生でもパワホを使う昨今であっても、掲載された技は大なり小なりの価値を持っていると感じました。プレゼン資料にどの程度の時間をかけられるかは、上司の要求や与えられた時間、そして自らの納得感からそれぞれ異なるとは思いますが、兎に角使える技術が多いと感じました。

     個人的になるほどと思ったのは、
    Part02-06『パソコンで変換ミスになる言葉は”聞き間違えやすい”同音異義語。』~アナウンサーはこうした言葉は意図的に読み替えるそうです。これは私も気をつけたい。
     Part04-22『テロップが16字までしか使われない理由』~経験上これ以上の文字は知覚しづらいそうです。ということでプレゼンもこれに倣う方が断然伝わりやすくなるはずです。

     その他、Part06-35『本番でゼッタイ失敗しないために、ひたすら練習する』、Part06-37『想定すべてのケースに対策を準備しておく』等は、プレゼンに限らず仕事一般においても非常に大切な心得であると思います。


     さてこのような使えるテクニック満載な本ですが、使い方を間違えると逆に非常に危険であると感じました。

     先ず第一にテレビは一般的に浅薄・軽薄なイメージがありますので、そのテクニックは使用法を間違えるとビジネスシーンではふざけているように感じられるリスクがあります。

     次に、伝える内容を十分に煮詰めることをせずにプレゼンテーションそのものにこだわると非常に上辺だけのプレゼンになってしまう恐れがあります。
    個人的にもしばしば感じることとして、多くの社内プレゼンで、『で、結局何なの?』という感想しか出ないような、メッセージが不明瞭な要約プレゼンが結構多いのです(要約ももちろん意義深いものではありますが)。ですので、何を伝えようとしているのかをもっと煮詰めるような促しが作中にあればもっと良い内容になったかなと少し感じました。

     故に思うのは、伝えたいことが充分明確な人が、より良く理解してもらうためにテクを磨けばこの本のパフォーマンスはマックスになるのだと思いました。

    ・・・

     プレゼンは何度やってもなかなか難しいですね。慣れたつもりでもまだまだ向上の余地があったりします。ビジネスマンのみならず、学生さんや、結婚披露宴の余興などでも、取り入れればより伝わるテクニックが多く掲載されております。一見表紙は何か軽いのですが、でも内容は確かになるほどと思えるテクニックで満たされています。

  • タイトル短くする、とか。
    サンデーモーニングみたいにやればいいのか、と。

  • プレゼン・コンシェルジュ天野暢子さんの著書。
    「中学生にもわかるように」とタイトルにもありますが、この本自体、見開き2ページで非常にポイントが分かりやすく構成されています。
    プレゼンを全然しない自分ですが、活用できる部分も少しはある気がします。あとは、テレビってこんな工夫で構成されているんだ、ということが分かりました。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

プレゼン・コンシェルジュ、イー・プレゼン代表、広島修道大学講師(プレゼンテーション論)。
大学卒業後、広告代理店媒体担当、業界紙記者、大手ゲームメーカー広報担当などを経て、2006年にプレゼンテーションを中心としたコンサルタント「プレゼン・コンシェルジュ」として独立。
著書に『プレゼンは資料作りで決まる!』(実業之日本社)『図解 見せれば即決!資料作成術』(ダイヤモンド社)、『図解 話さず決める!プレゼン』(ダイヤモンド社・9刷ロングセラー)、『図解 テレビに学ぶ 中学生にもわかるように 伝える技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン・5刷9万部)、『プレゼン力がみにつくPowerPoint講座』(翔泳社)、『売上倍増 販促物のつくりかた』(技術評論社)など多数。

「2019年 『プレゼン・コンシェルジュが教える 社会人1年目の「アピり方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

天野暢子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×