携書 NASAより宇宙に近い町工場 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.20
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本棚登録 : 370
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799318249

作品紹介・あらすじ

小学生から経営者まで「日本一感動する講演」が書籍化されて6年。その間、TED×でも大反響を呼びました。著者は北海道赤平市の小さな町工場で宇宙開発の夢を追い続けています。不況の中、本業でも売上を伸ばしているのは、常に工夫をして「よりよく」を目指すクリエイティブな経営方針があるから。そして、新しい社会システムをつくるというさらに大きな夢に向けたプロジェクトも進めています。自らの体験から熱く語る「夢をかなえるには?」「仕事を楽しむには?」「明るい未来をつくるには?」を読むうちに、あなたも自分の夢に向かって動きだす力が湧いてくるはず。

感想・レビュー・書評

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  •  若いパパとママに読んでいただきたいと思います。子供の夢を摘まないように…子供の可能性を伸ばせるように…パパやママも、一度はあきらめた夢を取り戻すために、自分たちの可能性にも再チャレンジできるように…

     植松氏は北海道赤平市で(株)植松電機を経営し、バッテリー式マグネット装置を製造する傍ら、ロケットの製造をしています。池井戸潤さんの『下町ロケット』のように、ロケットの部品を造っているのかと思ったら、ロケットそのものを造っているそうです。

     ロケットって、国を挙げて開発するモノじゃないの?って思いますよね?植松氏は、自分の価値観に従って興味が持てることを突き詰めていたら、志の高い人と出会い、追求すべき信念に到達し、行動し続けていたら、夢が叶ったという話です。先人の知恵をまとめた啓発本とは一線を画する内容です。

     この本は、上司から借りた本で、既に他のメンバーにリレーしてしまったので、手元にないのですが、身近に置いておきたいので、Getしたいと思います。文字も大きく、とても平易な言葉で書かれており、内容も分かりやすいので、読書に慣れていない方にもお薦めできます。「世の中から“どうせ無理…”という言葉を廃絶したい」という植松努さんの思いを伝える一人になりたいと思います。

    植松努さんは「自信が大切だ」と何度も繰り返し書いています。自分の夢を叶えられなかった大人(親や教師)の言葉は、全ての子供たちが持っている夢の芽を摘んでしまいます。大人たちは古い価値観を子供たちに押し付け、既成の価値観の中で得する人(親にとって都合の良い子供)になることが人生の目的になるように指導しようとします。その結果、新しい価値観を創造したり、未知を切り拓くことが出来るような子供たちがいなくなってしまうのです。

    この本は、まだ子供が小さい、若いパパとママに読んでいただきたいと思います。子供の夢を摘まないように…子供の可能性を伸ばせるように…パパやママも、一度はあきらめた夢を取り戻すために、自分たちの可能性にも再チャレンジできるように…

  • いい意味でのバカになろう!

  • 子どもたちの未来を潰さないために、大人たちは「どうせ無理」という言葉を使わないように。
    著者の前向きな向上心が伝わった。

  • すごく前向きな本です。
    でも、押し付けがましくわないのに、厳しい本でもあります。著者の言うように、ここに書いてあるように思えるかどうかで、人生が180度違うものになる気がします。

  • 365日読書 14冊目
    「NASAより宇宙に近い町工場」植松努

    TEDでも有名なリアル下町ロケットの植松努さんの著書。
    「夢を叶える方法は、叶うまで努力すること」
    「自分の夢は、どうせ無理という言葉をこの世から無くすことです。」

  • 未来に対して夢を持つ、希望をもって新しい可能性を探るという人生に勇気を与えてくれる本だと思う。何て素敵な人なんだろう。どうせ無理という言葉をこの世から無くす、成功するためには成功するまでやる、本当の夢というのはより良い未来を目指す、間違えたらやり直せば良い、人と出会っていい本を読めば良い、明日の為に今日の屈辱に耐える、良い言葉のオンパレードだと感じた。

  • 「どうせ無理」と言わずにまずやってみる。
    どんどん失敗してこその人生だ。

  • どうせ無理をなくして、どんどん挑戦していこうっていう本だった。自分なりに興味を持って工夫する中で学ぶし必要なものは身につく、受け身の勉強じゃなくて自分から学べる。色々な体験を勉強と捉えずに楽しみたいとお思った。

  • 初めて読んだ時は小学2年生、今から7年前。
    その時の感想は、
    「どうせ無理という言葉は、夢を無くすから良くないと思った」
    みたいな感じだった。(笑)
    その時は、人から借りてたから返したけど、
    もう一度読みたくなって、自分で買った。
    タイトルが覚えやすかったのかな。
    ちゃんと覚えてた。(笑)
    もう一度読んで気付いた。
    私はこの本で、人生変わってたんだなって。
    小学2年生のときだったけど。(笑)
    この本を読んだから、
    「失敗したなら、次は良くなるようにやり直せばいい。」
    「問題が起きたなら、解決すればいい。」
    というように考えるようになったんだなって。
    まぁ、それによっていろいろ揉めたりとかはあったけど。((小学生)←ココ重要)
    でもそれによって成長できたんだなって。
    最初に本を貸してくれたひとには感謝しかない。
    この本に出逢ったのは奇跡だったんだなって。

    少し難しいかもだけど、小学生にも読める。
    ぜひ読んでほしいな。

  • 大人になるに連れ諦めぐせがついてしまっていたので喝を入れるのに最適な一冊だった
    どうせ無理はやめて、やるためにはどうやるかありとあらゆる手段を考えるのが大事

    自分も何事にも興味を持ち何か情熱を傾けられるものを見つけたい

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著者プロフィール

【植松 努】(うえまつ・つとむ)
 植松電機 代表取締役 1966年北海道芦別市生まれ。株式会社植松電機・代表取締役。株式会社カムイスペースワークス・代表取締役。NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)・理事。植松電機で世界水準のロケット開発、微小重力の実験、小型人工衛星開発などを進めつつ、子どもたちの夢を育てるロケット教室で年間1万人以上の子どもたちと一緒に活動している。これらの活動を通じて、人の可能性を奪う言葉である「どうせ無理」を無くし、夢を諦めない事の大切さを伝える。2010年4月より「より良くを求める社会」の実現に向けて、赤平で「住宅に関するコスト1/10、食に関するコストを1/2、教育に関するコスト0」の実験を行う「ARCプロジェクト」を開始。2014年に公開されたTEDsapporoでの「思うは招く」のスピーチは688万回再生(2023年1月6日現在)。

「2023年 『社会を変える学校、学校を変える社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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