朝の余白で人生を変える

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.23
  • (2)
  • (9)
  • (15)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 247
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799320006

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  朝活の本だったら読んでいませんでした☆ 違うから読むことにしたのです。
     著者は、4時起き人間「ヨジラー」の祖、「朝活の第一人者」の異名を持つ池田千絵さん。『朝の余白で人生を変える』も、朝活に関する書籍として紹介される機会が多いのでしょう。けれども、朝活、という言葉が放つバリバリエネルギッシュな響きとは異なる静謐さが、印象に残る一冊です。
     意外なほどスロー・イズ・ビューティフル……!
     もちろん、朝から勇猛果敢にバリバリやりたい方も、それはそれで良いのです★ ですが、一日を早く始めることで生まれるアドバンテージは、素敵な時間感覚をもたらすもの。誰にも邪魔されず、自分を取り戻すことのできる時間が、朝の余白。無理せずゆっくり動けるため、何とも優しい気持ちで過ごせる……。その大切な感覚を、本書は伝えてくれます☆ 

     ところで、私は冬の朝早くに駅へ行き、ゆっくりと街が目覚めていくときの空気を吸い込むのが大好きです。そのタイミングで外に出ると、とてもとても静かです。夜から早朝にかけての空気感を味わい、動き出す街を見つめているうちに、自分が整っていく。とても美しく豊かなものが感じられるのです★ 早く起きると単純に使える時間が増えるので、人に急かされることが減ったりもします。時間に余裕があると人に親切になれるという心理的な効果もある。
     これほど素晴らしく心地の良い感覚を、自分以外の人にも知ってもらいたいと願っていましたが、無駄な話だと思われるのがオチかもしれないとも思った。
     人生には無駄こそ必要であることは、どうしたら伝わるのでしょうか?
     その感覚が、本書のなかでは見事な説得力を持って語られているのです。私が言っても取り合ってもらえなくても、朝の良さを伝えることにかけては右に出る者なしの池田さんのお話ならば、誰もがうなずくに違いありません★ そうなの、そういうことなんですよ!

  • 2022.5
    冬は寒いし早起き全然できないけど、早起きの醍醐味は夜と朝の境目を体感できることって書いてあって、冬も早起き頑張ろうと思った。
    週に1回、朝の時間に定期的に気になってる項目などを整理して書き出す。

  • 毎日の余白作りに専念しようと決めた本
    時々読み返したい

  • 忘れた

  • 最近、朝活がだれてきているので初心に戻って朝活の本を読もうと本書を手に取ったが、内容は朝活<時間の余白の使い方 に重点を置いている。
    でも、ためになる内容がいろいろと載っていました。
    毎週月曜日にやる頭の棚卸、思い通りに行かない朝はプラン分けですべきことをリスト化する、時短アイデアは「ふせん」を使って考えよう……などなど。
    著者の別の朝活本も買ってあるので、今から読むのが楽しみ。

  • 朝4時起きはつよい

  • 朝からバリバリ動く、っていうよりも
    朝早く起きて普段できないことをして
    余白(ゆとり)を持とう、という話。

    夜クヨクヨするより、朝クヨクヨする
    スポンジと同じで全部吐き出さないと、新しいものは入ってこない

  • 何というか、おばさんのポエムとか日記とかそんな感じ…

  • 読み始めからステキな本。

    はじめのp20でわかる。

    71 人を応援してくれてる感じがする


    失敗がたくさんの示唆をくれる

    ★『お礼を伝える』という習慣
    →私のgood

    3 朝の余白
    忙しいと思われがちな朝に、あえて自分のための上質な時間をとり、自らを整える。

    16 急いでいるときやあわてているときは、あとから考えるとどうでもよいこと、たいしたことがないことにとらわれがち

    19 『朝、イコール効率的』ではない。朝こそぼーっとする

    24 心の余裕は時間の余裕から

    57 ネガティブ自分をダメだと思うと、余計に悪いスパイラルに入る

    61 昼や夜にやっていることを朝にもってくると、おもしろい化学反応が生まれる。

    71 最初は虚勢をはっているようで居心地がが悪くてもいい。まず、体験。飛び込む勇気

    77 最初に立てた大きな目標が叶っていなくても、あせる必要はない。

    100 朝の時間は『心の超回復』に役立つ

    ★106 限られた時間のなか、工夫しながら楽しく過ごしている女性を「時間美人」と名付ける

    ★125 書き出し、俯瞰、早起きの定義づけ

    135 この人は遅刻しない、だけで信頼がついてくる

    ★180 人生苦しい時が、登り坂

    忍耐の芽は固い。しかし最後に結ぶ実は甘くて柔らかい。

    198 「エセやりたいこと」迷いが多くてやれていないこと

    199 神様がみているよ、と思えば、神様が手をさしのべてくれるまでやろうとおもう

    208 人間関係における「怖い」という気持ちは、「傷つきたくない」という気持ちと同義

    210 私であるための企画講座

    211 怖くても行動し、相手の反応から思い込みの鎧を解いていく必要がある

    236 余裕がない状態こそが、人をイライラカリカリさせる

  • 朝の「余白」の活用法の本。

    なるほどと思える内容です。

    限られた1日の時間を上手に使いこなすには何をするか、よりも何をしないかという視点、つまり「余白」が重要。

    朝型、夜型は人によってどちらが良いかは違うんでしょうけど個人的にはやはり朝の時間活用は大事ですね。

  • 余白、だいじ。共感した。

  • 夜読みたい。朝は実行ほとんどできてないけど、読んでいるとわくわくする。
    自分を整える時間、大切にしよう。

  • 時間ギリギリに起床し、急いで支度し、朝ごはんを食べずに一日をスタートさせているあなたへ。朝の余白は生活の余白。いつもより少し早起きしてその贅沢な時間をゆったりと使ってみませんか?K

  • 早起きを毎日するチャレンジ!こう考えたら早起きできない日があっても明日もチャレンジできる。
    時間や心の余裕が人生に余白を作る。朝余白を作ることが、目標への近道。早起きは手段であり、目的ではない。目的を達成するため早起きをする。
    「ありがとう」や「ポジティブ言葉転換リスト」は忘れないようにしたい。朝の時間は「ココロの超回復」

    朝日を浴びて日光浴!冬の方が初心者向きには同感。冬は日の出を見られて得した気分!

  • 朝活という言葉を提唱した方による本。
    夜型の方もいるとの前書きはありますが、朝活を提唱していらっしゃることもあるので、メリットについて多く書かれているのですが、デメリットはあるのかと気になりました。

全17件中 1 - 17件を表示

著者プロフィール

池田千恵(いけだ・ちえ)
株式会社 朝6時代表取締役。
早起きトレーナー。国家資格キャリアコンサルタント。
外食ベンチャー、外資系戦略コンサルティング会社を経て、2009年に『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)を刊行。ベストセラーとなり、「朝活の第一人者」と呼ばれるようになる。2010年よりプロデュースを手掛けている『朝活手帳』は、13年連続で刊行中。
朝1時間の業務改革による生産性向上、働き方改革のための手法を企業に指導しているほか、朝活で人生100年時代のキャリアを考えるコミュニティ「朝キャリ」を通じて、人それぞれの働き方・ライフスタイル・目的に応じた朝活の形を提案している。小学生の子供を育てるワーキングマザー。
主な著書に、『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン』(日本実業出版社)などがある。

「2023年 『週末朝活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田千恵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
J・モーティマー...
村田 沙耶香
リンダ グラット...
佐々木 圭一
恩田 陸
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×