感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.50
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本棚登録 : 963
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799320297

感想・レビュー・書評

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  • R2.8.7 読了。

     イラスト入りで自分の感情に振り回されないようにするための方法が分かりやすく書かれていた。
    実践できるものを少しずつ行なっていきたい。

    ・「過去と他人は変えられない。」

  • 落ち込んだり八つ当たりすることが多くて、どうしたらよいか知りたくて去年ぶりに再読。

    自己肯定感とあげてくのと、他人といい関係築いていきたいなーって思った。
    読み終えると、ご機嫌に過ごそう!って思えるので、定期的に読んだ方がいい本。


    めも
    感情的にならないとは、感情を持たないということではなくて、感情をもったときに問題行動を起こさないこと。

    問題行動を起こしてしまう原因は大きく以下の2つなのかな。(解釈)
    ・自己愛が満たされていない
     ⇒他者を攻撃して自分の正当性を示すことで自己愛を満たそうとする
    ・他者との距離がうまくとれていない
     ⇒どう思われるか気にして断れない(自分の気持ちを殺す)
     ⇒察してほしい、変わってほしいなど、自分の価値観をおしつける
     ⇒悪口や噂話などでマイナス感情に引きずられる

    どうすればいいか
    ・自己愛を満たす
     ⇒完璧を求めすぎない
     ⇒自分をほめる/自分の成長を信じる
     ⇒幸せを実感する
     ⇒自分を支える軸(得意分野など)を複数もっておく。これがだめでもあれがある!
     ⇒開き直る。過去は変えられない
     ⇒他者に感謝したりお礼をいうことで、良好な関係を築き自己肯定感をあげる
    ・他者との距離の取り方
     ⇒他人は変えられない。自分が変えられることを行動に起こす
     ⇒適度な距離感を保つ(SNSなどにしばられすぎない)
     ⇒自分の気持ちを殺さず、だめなときははっきりと丁寧に断る
     ⇒悪口や噂話にかかわらない
    ・そのほか
     ⇒笑顔でいると楽しくなる
     ⇒日記などに自分の感情も記載して、落ち込むときやHAPPYになるのはどんなときかを分析する
     ⇒週3でご褒美用意して、楽しみをつくる
     ⇒朝の時間に「今日1日をいい日にするにはどうするか」を考える

  • 特に配偶者に対して些細なことでもイライラしてしまうことが多い為、なんとか改善したいと思い読んだ。

    文字数も少なく、シンプルなイラストで全体的に説明が分かりやすかった。
    その中でも5つ、心に響いたことをメモ。

    ★「答えは1つ」だと思うから不機嫌になる
    ・物事の正解は決して1つだけではない。
    ・色々な考え方、価値観を認めることが大切。

    ★(嫉妬や恨みの)"マイナス感情"をすぐに口に出すのをやめる
    ・「喜怒哀楽」の感情を表すのはOK。
    ・マイナス感情を口にしたら惨めになる。

    ★「察してほしい」という甘えを捨てる
    ・双方の気持ちを100%理解し合うことはありえない。
    ・相手に察してほしいと甘えるから不機嫌になる。
    ・察してもらえなくて当然だと割り切る。
    ・ちゃんと言葉にして伝える。

    ★他人のことを褒める
    ・自分に自信がないから他人の悪口(批判)を言う。
    ・褒め合うことでお互いに成長できる。

    ★物事のプラス面を見る
    ・心配性→細かいところに気がつく
    ・理屈っぽい→理論的に考えられる
    ・ユーモアがない→真面目

  • 2回目の精読
    買ったのはだいぶ前だったが、精神的に弱っていた時に、どうしてこんな気持ちになってしまったのか?
    この性格を直したいと思っていた時に手にしたんです。
    この1冊で救われ、前を向いて歩み出せたと言っても過言ではないかな。

    今、弱って、苦しんでいる方に、是非、読んでもらいたい1冊です

  • 年齢とともに(?)感情を抑えきれないと思う場面が多くなってきたので図書館。
    本当に軽くて浅くて2時間ほどで読めて、そしてイラストにする意味があるの?的な図説が多くて、和田先生はこれでご満足なのでしょうか。でも売れてるんですよねー。

  • 「察してほしい」という甘えを捨てる。

    なんでそんな行動するの!?なんでわかってくれないの!?と、相手に理由を伝える事なく不機嫌になる事がよくあります。

    冷静になれば、相手に理由を伝えずにわかってもらうのは不可能な事だとわかっているのに、つい感情的になるとそこまで考えれなくなります。

    これは「甘え」だったんですね。
    はっきり言ってもらえた事で、自分の行動を見直そうと思えました。

  • まあこんなの読んだからといって明日から鋼のメンタルが手に入るわけではないんだけど、知識としていろいろ仕入れておくのは重要であるように思う。

  • これを買った前日に対人関係で感情的になった事案があったことでコンビニで目に留まったので購入。自分が対人関係が苦手でどうしても余裕が持てていないことや、前日感情的になった相手に対して中長期的に対人関係を築いていかなければならない、という認識があり、自分が感情的にならないように立ち回る必要がある、と考えた次第。

    結論から言うと、自分が期待したような、自分の内面を見つめて感情を整理する本というよりは、自分が機嫌よくふるまうためのケーススタディというか行動を主に解説した本だった。
    出版社やコンビニで買う、という想定読者などから考えると、ビジネスパーソンが初めて悩み始めたときの軽い入門書とみれば妥当なのかもしれない。

  • 自分は過去の事を考えて後悔する事がよくある。過去と他人は変えられないという事実を、本当の意味で理解して、受け入れる事が出来ていないのかもしれないと感じた。
    「他人のルーズな行動に不機嫌になるのは自分の性格の偏りによるもの」という視点はなかったのでこれを読んで他人の言動への反応が変わって感情的になる事が減った。
    普段から感情に流されすぎず、機嫌よく生活した方が出会いやチャンスが増えたり、人生の充実度も変わってくると思う。自分自身、いつも不機嫌な人と一緒に仕事をしたり遊んだりしたいとは思わないから。
    本書で感じた事を1つでも生活に取り入れて感情の制御をトレーニングしていこうと思った。

  • 自分は、感情的になりやすいほうで、何とかしたいと思いこの本を買ってみた。自分の意見を通すためには感情的になる部分も必要かと思っていたけど、少し考え方が変わりそう。つまるところ、感情的になる人は、いい仕事はまわってこないし、周りを不幸にして嫌われるし、大損をするということが身に沁みました。考え方は多様であることと、周囲への感謝を忘れずに。こう書いてみると基本的なことですが、実行するのは意外に難しい。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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