やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799320303

感想・レビュー・書評

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  • 迫さんの企業再生の経験に基づいた組織論の本。
    現場やサプライヤーとの関係づくりのコツなど実践的で参考になる。
    まずは現場の要望を聞いて最優先で取り組み信頼を得る、などは気付きを得た。三枝さんのスタイルとはことなり、これも状況に応じては最適解となりうると感じた。
    三枝さんはまずは合理性を説いて、理解されず抵抗する場合は排除するという姿勢。それに対して本書では迫さんの合理的な説明に対して「うーん、ウザい」という現場の抵抗を示すだろう生むものだと示して、解決策として最初に信頼を得るための行動を推奨している。これは参考になった。
    またもともと社会学者を志していた迫さんらしさとして「社会学的想像力」というキーワードも刺さった。問題は個人には帰属せず、構造に問題があるという考え方だ。
    個人の問題にするのは簡単で楽だが、効果があり本質に迫るのは構造主義的な分析からの打ち手だろう。
    これは自分も思考の習慣にしたいと思った。

  • 現場が自ら動き出す「リーダーシップ」と「仕組み」のすべて。部下との関係に悩む営業リーダー・管理識必読!

  • やっぱり現場を経験させなきゃいけないんだろうなぁ。

  • 「リーダーの現場力」というより、「社長の現場力」って感じです。

    ここでの「リーダー」って言葉は「社長」って置き換えなければなりません。

    採用、評価制度、マネージャークラスへの権限委譲、経営戦略の設定などなど、どれも社長の専権事項ですから。

    ただ、コミュニケーション体制の構築、共通目的の醸成、貢献意欲の引き出し、などはとても興味深かった。

  • 大学院時代の恩師から言われた言葉が
    そのままこの著書に出てました。
    これも子どもや部下を指導する上で
    大切な指針の一つでした。

    どういう風に山を登るのかを考えさせ
    どの山道を登るかを考えさせ
    どの山を登るかを自分で考えられたら
    ようやく一人前。

    この指針
    すっかり忘れてました。
    同世代で進むリーダー。また読み返したいなと思います。
    #リーダーの現場力 #迫俊亮 #ビジョン戦略戦術 #山の登り方は

  • まずは現場から
    現場の人に信頼されるように

    出る杭が打たれないよう、集団で異動

    それでも駄目な人はやめてもらう

  • 雇われ経営者とは思えぬオーナーシップ。
    というか、雇われとかオーナーとか会社を立て直す上では関係ないんだろうな。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=11830

  • 三菱商事、マザーハウスを経てミスターミニットでの社長になるまでの躍進を取り上げた話。

    この人の覚悟がわかる。徹底的な現場主義。
    マザーハウスでの経験が影響を受けていた。

    ベンチャー企業ではカリスマ性や強烈なキャラクターによる新しいものを「つくる」リーダーシップ。それと同じくらい大事なものが現場に寄り添った、いまあるものを「作り直す」リーダーシップ

    p62
    リーダーにオンとオフがあってはならない。四六時中同じスタンスでいなければ、「ウソ」になってしまう。ウソは伝わってしまう。家族と話すときも友達と話すときも頭の先から爪の先まですべての言動にこめる必要がある。

    p66
    短所に注目するリーダーは自分も周りも疲れていく。会社としても成長できない。短所は直すのではなく、チームで補う。

    現場理解がないから見下す。
    見下すからマイクロマネジメントしようとする。
    マイクロマネジメントするから現場のモチベーションが上がらない。

    誰しもが聞いたことのあるような外資系企業の人は「ウィル(やる気)」と「スキル(能力)」が両方とも最大化されている。そうでない人は解雇される。
    普通の会社にはウィルとスキルが欠けている人が沢山いる。そうした人を盛り上げ、育て、巻き込んでいく必要がある。

    p90
    誰にも頼らず頑張ったは最悪のリーダーシップ
    仕事を手放すことがリーダーの仕事

    物事に100%コミットメントすることで人は動く

    p108
    社会学的なマネジメントは人を怒らない。原因は人ではなく、社会にある。その社会の仕組みにある。

    p137
    抜擢人事を成功させるには「CARE」が大事
    当人の能力に合わせてフォローアップし(Capablility)、適切かつ思い切った権限委譲を行い(Authority)、その責任を明確にした上で(Responsibility)、納得のいく評価とフィードバックが高頻度でなされる(Evaluation)こと

    p191
    戦略と戦術の違い
    「原宿に旗艦店を開いて東京に進出する以前のユニクロと今のユニクロの経営課題が同じだと思うか?」
    社長の仕事は現在の課題解決ではなく、課題を変えること

    ビジョン=らしさx時代x経済性
    ビジョン:どの山を登るか(大きく目指すもの)
    戦略:どのルートで登るか(ビジョンを達成するための方法)
    戦術:そのルートをどうやって登るか(戦略を実行するための具体的な方法)

  • 過去10年に渡って業績が下がっていたミスターミニットを立て直した迫さんの本.私は経営の仕事はしてないけど,PMとかのリーダー的な役割をした時に感じたことが随所に出てきた.

    「現場と経営は上下関係ではなくあくまで役割なんだ,決して僕は偉くはないんだ」
    まさに,私がPMをして思い至ったこと.PMは偉くなくて,マネジメントという役割をしているだけ.だからメンバや発注先の会社にも敬意を持って接するし,相手を尊重すべきと思ってる.

    チームで仕事をすると,一人でできることというのは何て小さいのだろうと感じる.それが大人数になるといきなりアウトプットが質・量ともにアップする.これは本当にスゴイことだ.
    けものフレンズじゃないが,人それぞれで得意なことは違うし,それをどうやって活かして進めていくかがPMの腕の見せ所なのだと思う.
    そして,相手の長所を見つけ,どうやって活かすかを考えるプロセスはとても楽しい.特に,相手が楽しそうに仕事をしてくれる時はPM冥利に尽きると思う.

    全体的に共感するところが多く,テクニック的なところは大変参考になった.

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