やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017年1月26日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799320303
感想・レビュー・書評
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迫さんの企業再生の経験に基づいた組織論の本。
現場やサプライヤーとの関係づくりのコツなど実践的で参考になる。
まずは現場の要望を聞いて最優先で取り組み信頼を得る、などは気付きを得た。三枝さんのスタイルとはことなり、これも状況に応じては最適解となりうると感じた。
三枝さんはまずは合理性を説いて、理解されず抵抗する場合は排除するという姿勢。それに対して本書では迫さんの合理的な説明に対して「うーん、ウザい」という現場の抵抗を示すだろう生むものだと示して、解決策として最初に信頼を得るための行動を推奨している。これは参考になった。
またもともと社会学者を志していた迫さんらしさとして「社会学的想像力」というキーワードも刺さった。問題は個人には帰属せず、構造に問題があるという考え方だ。
個人の問題にするのは簡単で楽だが、効果があり本質に迫るのは構造主義的な分析からの打ち手だろう。
これは自分も思考の習慣にしたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現場が自ら動き出す「リーダーシップ」と「仕組み」のすべて。部下との関係に悩む営業リーダー・管理識必読!
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やっぱり現場を経験させなきゃいけないんだろうなぁ。
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「リーダーの現場力」というより、「社長の現場力」って感じです。
ここでの「リーダー」って言葉は「社長」って置き換えなければなりません。
採用、評価制度、マネージャークラスへの権限委譲、経営戦略の設定などなど、どれも社長の専権事項ですから。
ただ、コミュニケーション体制の構築、共通目的の醸成、貢献意欲の引き出し、などはとても興味深かった。 -
雇われ経営者とは思えぬオーナーシップ。
というか、雇われとかオーナーとか会社を立て直す上では関係ないんだろうな。 -
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=11830 -
過去10年に渡って業績が下がっていたミスターミニットを立て直した迫さんの本.私は経営の仕事はしてないけど,PMとかのリーダー的な役割をした時に感じたことが随所に出てきた.
「現場と経営は上下関係ではなくあくまで役割なんだ,決して僕は偉くはないんだ」
まさに,私がPMをして思い至ったこと.PMは偉くなくて,マネジメントという役割をしているだけ.だからメンバや発注先の会社にも敬意を持って接するし,相手を尊重すべきと思ってる.
チームで仕事をすると,一人でできることというのは何て小さいのだろうと感じる.それが大人数になるといきなりアウトプットが質・量ともにアップする.これは本当にスゴイことだ.
けものフレンズじゃないが,人それぞれで得意なことは違うし,それをどうやって活かして進めていくかがPMの腕の見せ所なのだと思う.
そして,相手の長所を見つけ,どうやって活かすかを考えるプロセスはとても楽しい.特に,相手が楽しそうに仕事をしてくれる時はPM冥利に尽きると思う.
全体的に共感するところが多く,テクニック的なところは大変参考になった.
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