- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799320327
感想・レビュー・書評
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水泳の松田丈志選手と、4歳〜32歳まで松田選手を指導した久世由美子コーチの共著。
壁を突破し、成果を出すための「学び」✖「教え」
という副題通り、"松田選手の競技生活での学びと発見/久世コーチが指導者として大切にしてきたこと"を章ごとに交代で執筆する構成です。松田選手は小学生の時から”オリンピックで金メダル”という目標を持ち競技人生を歩んできたそうです。本著は、その長いチャレンジで得たお二人の知見を、水泳競技という枠内でなく、ビジネスにも当てはめて説く”夢=目標達成のための本”であると言えます。
ただそれだけでなく、選手とコーチそれぞれの視点で語ることで、28年育んだ強い信頼感が本全体を満たし、”絆とはなにか”を読んでいるような、暖かな気持ちになる読後感でした。続きは書評ブログへ(毎日更新中!)
https://hana-87.jp/2018/07/27/book-jichouryoku-matsudatakeshi/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「スポーツ界で“オレ様”が減っている、なるほどな理由(http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1704/05/news015.html)」から。
「夢なき者 理想なし
理想なき者 目標なし
目標なき者 実行なし
実行なき者 成果なし
成果なき者 喜びなし」久世由美子 -
ポッドキャストで知りました。選手としては引退して、さほど疲れてないのに寝たり美味しいものを食べたりする時に罪悪感を感じるというエピソードが読みたかったが載ってない?スポーツに限らずビジネスでも使えるような短い話たち。
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元スイマーとして松田丈志選手の事は、水泳の専門誌などを通じて日本代表になる前から知っていた。
そんな彼が北京でメダルを取った時に「自分色のメダル」と言った事やロンドンで「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」などと言う男気あふれるコメントを言っていた印象が強いが、日本チームの中でどの時代に何があり、自分はどう感じたのか?
そしてそれを踏まえてどう変わったのか?という事が書かれていて、TVで応援していた自分たちも、当時のチームの姿を思いだしながら読んだ。