図解 2割に集中して結果を出す習慣術 ハンディ版
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017年5月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799321041
感想・レビュー・書評
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結果を出すための方法をまとめた本。
端的にいうとパレートの法則。やる事のうち重要な2割に注力する事で8割の結果を出す。
完璧を求める完璧主義は、職人には必要だが、多数のプロジェクトを並行してこなすビジネスパーソンには弊害。むしろ制約をつけて最善主義で対応する方が良い。
あと自分ではどうしようも無い事は考えず、自分でコントロールできる案件に注力する。
まさにその通りだと思う。30歳以降この考え方を取り入れてものすごく仕事がやり易くなり、楽しめる様になった。今後もこの考え方を基本として、進めて行きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事のプロセスではなく結果にフォーカスして、どんなメンタルを持てばいいかを解説してくれた本です。
自分にとっては、小さな成功を喜ぶマインド(1週間で一回もできなかったことが、あるとき一回できたこと)が参考になった。この本で書かれていることを全て実践するのは難しいが、一つでも取り入れられたら自分を認めてあげたい。 -
よく聞く話がコンパクトにまとめられていた。
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「完璧主義」と「最善主義」を比較しながら語られるノウハウ本
そのため、ひとつひとつが、こうじゃなくてこう、と分かりやすい
イラストも多いので、直感的理解も助長されている
ただし、内容は数ある効率本、時短本、習慣本などと大差ない
個人的には「最善主義」という言葉自体が気に入った -
マインドシェア 原因を円グラフで書く
浮いた時間をトラブル解決や技術トラブルの予防に使う
キーマンへの根回しを徹底する -
大切なのは頑張ることではなく結果を出すこと
制限時間を設け、その時間に終わらせる執念を持つと仕事の効率は上がる
仕事の量は完成に当られた時間全てを満たすまで膨張する
完璧主義の人はまとまった時間で仕事をするが上手に力を抜く人はスキマ時間で細切れ仕事をする
テストの時出題範囲の箇所全てを勉強するのではなく、出題可能性が高いところを集中的に勉強する。
上手に力を抜く人は嫌われること、否定されることをある程度許容する -
メンタル系の内容多めなのが特徴。時短テク目当てだけでなく、共依存気味の方、アダルトチルドレンの方の救いになりそうな良書
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上手く力を抜ける人が行っている短時間に効率的に使う、効果的な工夫で成果を高める、失敗を恐れず行動する、精神的な余裕をつくる、他人の力を上手に活かすなどの習慣について、ポイントを抑えて説明している。
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いかに最速で結果を出すかを目的とした本。
完璧主義者である人が仕事が遅くなってしまう理由についても触れられている。
"木を見て森を見ず仕事しているからだ"という点には自分もあてはまり、耳が痛い内容ではありましたが改善ポイントが書かれており、実践していきたいところ。
"逆にそこは力を抜いてもいいんだ!"という新発見のツボも書かれていました。
仕事に全力で邁進することが美徳とされている会社に身を置いているので、目から鱗の内容も多く、少し気が楽になりました。 -
自分ができる事をやる、不確定要素にとらわれなくていい、代替案を考えておく。まぁ、こんな日もあるさ
結果が出ることに美徳を感じる
多少粗くてもいい、こだわり脇に置いて省エネで〜強みを生かして
毎回同じ労力では工夫がない -
汚くてもいいから早く。
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とりあえず行動。
精度はだんだんと上げていくことが大切。
トライアンドエラーを繰り返す。
なぜ、毎年同じ仕事内容なのに定時で帰れない人がいるのか。しかも、その仕事に10年以上も働いているのに出来ない人は、考えて仕事をしていない。
設計が、大切。
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これぞよくあるビジネス書という感じで安心感がある。さらっと読んで次の日には全部忘れてるような読み心地がいい。
脱完璧主義を説く。2割というワードはほとんど文中には出てこない。タイトルで目を引くためにとってつけた感がいい。全部で33パターン、1パターン4Pで、後半の2Pはほぼ図解が占める。たまに明らかに時数稼ぎで作文してる感がにじみ出ているのがいい。はじめから完成品を目指さずたたきを作ってすり合わせる、全部に100%は振らない。がほぼ。
チャンクダウンとベイビーステップというワードだけ気に入ったので覚えておく。要はタスクばらしのことだけど、言い回しとしてそちらのほうがしっくり来た。 -
完璧主義を止め、上手に手を抜いて最大の結果を出す最善主義を推奨する本書。自分は完璧主義、特にこの本の分類では過度の理想主義タイプに該当するが、社会人になって数年経ち、徐々に任される仕事の量や責任が重くなってきて、完璧主義では限界を感じ始めていたところ。
完璧主義の欠点として指摘されている
・完成状態までの遠い道のりをイメージしすぎて着手が遅く結局先延ばし
・マルチタスクで仕事を進めるから集中力散漫
・すき間時間が意外と多い
などは正に日々感じている問題点で、耳が痛い。
手を抜くというと語弊があるかもしれないが、要するに自分の拘りに固執せず、仕事は誰のためのものかという目的、その目的のために何を優先すべきかを常に意識して仕事すべきと思った。
本書自体は超短時間で読めるので、完璧主義の悪癖が出てモヤモヤしているときに、手に取って読み返したい。 -
誤字はあってもいいから早く。
人に任せる。
時間制限を設けて集中する -
本書で指摘する負の習慣が、すべて当てはまってしまう私。
性格は変えられないが習慣は変えられる、という言葉が
印象に残った。
昔から要領が悪くて、努力でカバーしよう、なんて思い続けてきたが、考え方を少し変えて楽になろうと思う。
読みやすくて頭にスルスル入ってくる本書こそ、上手に
力を抜いて作った結果なのでしょうね! -
完璧主義な人と力の抜きどころが絶妙な人、両者を対比し書かれているので、さくさく読める。
仕事がバリバリ出来る人の仕事術の本を幾つか読んだが、共通点は、スタートダッシュで集中してやること、完璧主義をやめて戦略的に妥協し最適化することの2点だった。
仕事するぞー!と思わせてくれる一冊。 -
「完璧主義の人」と「上手に力を抜く人」との対比で、効率的な行動/考え方について述べた本。ポイントがひと目でわかるように書いてあるので読みやすい。さっくり読める本です。
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・自分だけで終わらなさそうな仕事は他人の力を借りる
・今やっていることの目的を常に意識する
・意識的にゆとり時間を作る
・グレーゾーンを認めて小さな成長を喜ぶ