感動力の教科書 人を動かす究極のビジネススキル

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 113
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799321843

感想・レビュー・書評

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  • なぜこの本を読もうと思ったのだろう?

    日々、仕事でプレゼンをする機会に思う事。
    人に「伝える」から「伝わる」にする為には、そこにその人(人達)を動かす何かが必要だと実感していました。

    でもそれが何なのか、明確に、力強く教えてくれたのがこの一冊です。

    短文で構成されている為、読みやすいが、私にとっては速く読める本ではありませんでした。長い文章ではなく、削りに削って作った文章達という事が大変よく伝わり、さらさらと読むことが難しい本でもありました。

    これからの社会で活躍していく上で必要な技術だと感じました。

  • 感動について誤解していることが多々あったと考え直すきっかけになりました。
    心を動かすもの。それは意外とシンプルなんだと思います。
    人生というステージで自分の人生をより輝かせるために最高の自分を演じたいと思います。
    しっかり復習してこの教科書を身体に染み込ませたいと思います。

  • 人生も感動的でありたいと思います。一生懸命に生きるということか?まだ、その最中です!

  • 自分は人からよく「早口」だと言われる。
    先日、自分の話し方がどんなふうになっているのかを確かめるために、iPadで動画を撮影してみた。たしかに人から言われているとおりの早口だと思う。それに色々なことを全て話してしまわないといけないかのごとく、捲し立てたような話し方だ。

    「なぜ自分は早口なのだろう。」「もっと落ち着いた話し方をするためには、何を心がけたらいいのだろうか?」そんなことを日々考えていた。

    それは、いろんなことを全て伝えたいという気持ちが強すぎるからだと著者はいう。

    そのとおりだなと思った。

    自分が人に説明しているときに心がけていることは、伝わるために多くのことを話す。また、正しく伝えるためには、伝えたいことを網羅的に話さなければならない。そう考えていた。

    でも、それは実は逆効果だったんだと気づかされた。

    自分本位な考えを一方的に押しつけても、相手には伝わらない。人は相手を尊重し、心に落ちたものに対して納得し行動につながる。動かされるための言葉に納得感はない。

    まずは相手に共感し、自分の気持ちを伝えることからはじめてみる。伝えたいことを頭ではなく心に届ける。それを意識して話をしてみようと思う。それを知るためには、まだ理解できていない部分が多いが、繰り返し読んで理解を深めたいと感じた。

  • たまにの大きな親切が、最適ではない。

    継続した小さな親切、思いやりなどが
    感動への道。

    『感謝、感激』と『感動』の違いを知るには良い。

    大切なスキルである。

  • 感動力の教科書 人を動かす究極のビジネススキル
    著:平野 秀典

    感動力とは、商品や人や企業が持つ本来の価値が伝わり、人が自ら動き出す表現力。

    心が動き、自分が動き、人が動く。
    「人の心を動かす表現力」を使えるようになると、仕事も人生もエンタテイメントな世界に変わっていく。その変化は、「非日常」ではなく、日常そのものにスポットライトが当たる。

    本書の構成は以下の3章から成る。
    ①心が伝わらない世界
    ②心が伝わる世界
    ③人を動かす心の技術

    確かに感動したニーズはあるものの、感動させようとする人や商品の数は圧倒的に需要と供給のバランス的には少ないといえる。そして多くの人がそれを受ける側が当たり前と思っている。

    逆転の発想で言えば、少ないものの求められる感動力を伝える側になることができれば多くのメリットを享受できる。それが簡単なことではないが、相手だけではなく、一時的な感動に終わらない中長期的な成長が期待できる。

    確実に今の時代は感動を求めている。そしてそれはこれからますます強まると思う。普通ではなくもう一歩の工夫によるスパイスの積み重ねでつくりだす感動力。

    自分も少し意識してみたい。

  • 人を感動させるための技術の本。
    現代は、多数の感動したい人に対し、感動を生みだす人が少数であるという状況であるので、感動を生み出す力は非常に重要である。
    AIが今後人の仕事を奪うと言われているが、感動の分野はまだ当分は人の領域になると思うので、感動力が必要という著者の意見には共感を持った。

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著者プロフィール

感動プロデューサー、講演家、作家。1956年生まれ。立教大学卒業。
一部上場企業のビジネスマンの傍ら、演劇の舞台俳優として10年間活動。その経験から独自の感動創造手法を開発。独立後は、日本で唯一の感動プロデューサー(R)として全国の企業へ講演・指導を行い、心が持つ可能性を伝え歩いている。
父親が天風会講師や賛助会代表をしていた関係から、幼少のころから天風哲学の影響を受け、成功哲学や心の可能性に関心を抱くようになる。
講演・指導先には、日本マイクロソフト株式会社、レクサス、パナソニック株式会社、武田薬品工業株式会社、ソニー生命保険株式会社、キリンビール株式会社、株式会社伊勢丹、株式会社成城石井など一流企業を中心に1000社を数え、受講体験者は20万人を超える。
著書は、『感動力の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ドラマ思考のススメ』(あさ出版)、『GIFTの法則』(日本経済新聞出版社)他、国内出版15冊、海外翻訳出版12冊。

「2018年 『感動の創造 新訳 中村天風の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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