ものの見方が変わる 座右の寓話

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 335
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799322048

作品紹介・あらすじ

古今東西語り継がれる人生の教え77。「北風と太陽」「キツネとブドウ」「人間万事塞翁が馬」…イソップ物語から中国古典まで。

感想・レビュー・書評

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  • 【生き方】座右の寓話 / 戸田 智弘 / 20190517 / (27/759)<317/113091><R>
    ◆きっかけ


    ◆感想
    ・ためになる寓話がいっぱい。
    ・子供達がもう少し大きくなったら読ませたい、がある程度歳を重ねないとわからないだろうな。。。しかし、分かった時には遅すぎる。。。

    ◆引用
    ・6人の盲人と像:真実を表現する方法が異なっているだけであって、真実が異なっているわけではない。部分の総和は必ずしも全体にはならない。
    ・オアシスの老人:意識とは唯一のものではなく、物事を見る態度や立場の数だけ存在する。
    ・ナスルディンのカギ:既存の論理や過去の経験から離れたところにカギがある。
    ・BOOK 世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?
    ・目をなくしたカバ:一日一止
    ・墨子と占い師:無責任な意見に左右されてはいけない。
    ・ラクダの頭:順番を間違えると大切なものを失う
    ・北風と太陽①:信頼が得られれば人は動く。強制よりも説得のほうが有効。
    ・②:状況に適した手段を選ぶ
    ・二人の商人:めんどくさい、が仕事のやりがい
    ・三杯の茶:自分のできる範囲で気配りや機智を加えれば、それは自分の仕事 -自分だからこそできる仕事に化ける。
    ・2ズウォッティのモイッシュ:仕事は一聞いて十やる。お手伝い経験が仕事する力を育てる。
    ・靴のセールスマン:新しい販路開拓。顕在需要がなくても潜在需要があればいい。
    ・ひばりの引っ越し:他人はともかくとして、自分ひとりでもやる、という気持ちが誰からか出た時こそ、現場は動き始める。
    ・ゴーグルをつけろ:問題解決には、①原因究明志向、と②解決探索志向。
    ・三人のレンガ職人:大聖堂をつくっている、神を湛えるために。
    ・子供をしかる父親:お金の為、といった自分の外側の目的の為ではなく、自分が自分らしくあるためにその仕事をしている、心がその仕事を欲している、といった内発的に働く理由があること。
    ★コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者:足るを知り、快楽と上手に付き合う。現在に幸福を求めるか、未来に求めるか。
    ★三つの願い事:幸福を活かすのにも智恵が必要。幸福を逃してしまうケース:①幸運だと気付かないこと、②ぐずぐずしていること、③勇気がないこと、
    ★頑張る木こり:仕事をしながら学び、学びながら仕事をする。自分から離れた知を広く探究し、それによって得られた知と既存の知を組み合わせる
    ・半分のせんべい:わずかな変化でもバカにしてはいけない。1.01と0.99の法則。
    ・空の茶碗:素直さは学びの原点
    ・馬と蟻の智恵:謙虚であればいつでも学び続けられる
    ・カエルの登山:臆病と大胆の間にある勇気。他人の無責任な言葉に条件反射して、課題に挑戦することをあきらめてはいけない。
    ・生クリームに落ちた3匹のカエル:動き続けなければ現状は変わらない。
    ・塚原卜電と弟子の会話:緊張と緩和の匙加減が重要。
    ・海綿を背負ったロバと塩を背負ったロバ:他人を真似ても自分の人生は歩めない。
    ・人間万事塞翁が馬:良いモノも悪いモノも受け入れて淡々と進む。人生というのは固定定期なものではなく、流動的なもの、いつ幸福が不幸に、不孝が幸福に転じるか分からない。
    ・接ぎ木をする老僧:次の世代につながる生き方をする。
    ・四人の妻:人間が人間に贈る最大の贈り物=良い思い出。
    ・こぶで有難い:失ったものを数えるな、残ったものを数えよ。そして、残っているものがあることに感謝し、それを最大限に生かそう。
    ★堪忍は一つ:ストレスは一日単位で処理するのが良い。大きなストレスの原因となる問題点から、小さな労力で解消できそうなものを一番上に、配列し、上から順番に解決していく。
    ・ロバと親子:嫌われることは自由の証。自分のことを嫌う人がいるということは、自分が自由に生きるための代償であり、自分が自由に生きていることの証拠である。

  • 生き方、考え方の小話解説集。
    そういえばこんな話があってね、とかいつか言うんだろーか。

  • 寓話をたくさん読めるのは面白いけど、著者の考察の部分でかなり科学アンチ感が強くてたまに嫌になる。。。

  • 物事の見方、捉え方、反応仕方が、様々な寓話を用いて、例示し、書物や著名人の発言を引用して解説している。

  • 寓話とそれに対する筆者の考えがつらつら書かれている本。思いっきり主観だし、当たり前じゃんと思うことも正直多かったけど、いくつかの考えは自分にとってためになるかなと思えるものもあった。

  • ものの見方は変わらなかったが、いろんな寓話の解釈を読んで、じつにいろいろ考えさせられた。
    若い人が読むと、生きていく上できっと役に立つと思われました。

  • 示唆深い
    悩んだ時はこれをパラパラ見直せばヒントが得られそう

  • 教訓や真理は一見わかりにくいのですが、このような物語のかたちで読むことでその教えをすんなりと受け入れることができました。

  • *本は二種類に分かれる。一つは何かを教えてくれる本、もう一つは自分が何かについて考えるための材料を与えてくれる本だ。私の視点や解釈が正解というわけではない。それは、一つの視点、一つの解釈にすぎない。
    *視野を広げ、多面的に物事をとらえよう。「部分の総和は必ずしも全体にはならない」。
    *第一印象は当てにならない。初見は当てにならない。遠見は当てにならない。
    *姿勢や態度が変われば意識も変わる。視座とは「物事を見る姿勢や態度、立場」という意味である。意識とは唯一のものではなく、物事を見る態度や立場の数だけ存在するのだ。
    *あなたにとっての「良い」は、誰かの「悪い」かもしれない。「良い」「悪い」は立場によって異なるからだ。
    *勤勉なアリを選ぶか、人生を楽しむセミを選ぶか。何が良くて何が悪いかは、文化や時代状況によって異なってくる。
    *有用、無用を超えて。特定の立場に固執せず、柔軟な姿勢を保つ。
    *物事のすべてを知ることはできない。知っていることよりも、知らないことのほうが圧倒的に多い。
    *知識があるほど視野は狭くなる。
    *既存の論理や過去の経験から離れたところにカギがある。多くの人が分析的・論理的な情報スキルを身につけた結果、正解のコモディティが発生している。今日のような複雑で不安定な世界でいたずらに論理的かつ理性的であろうとするのには限界がある。地球規模で経済成長が進展しつつある中、世界が巨大な「自己実現欲求の市場」になりつつある。社会の変化に法律の整備が追いつかない。
    *何に対し何を思うかは、あなたの自由だ。
    自覚とは、自分自身の状況を客観的に見つめる力である。想像力とは、現在の状況を超えた地点から物事を考える力である。
    *「止まる」ことは「正しい」こと。心を静かに保つことで、心の中の舞い上がった泥を沈めてみよう。ずっと走り続けることは良いことではない。しばらく走ったら休息をとり、自分の走りを見直すのが賢明である。
    *無責任な意見に左右されてはいけない。何を選び、何を避けるのかの最終決定者は、他ならぬ自分だ。選ぶことは責任を負うことだ。
    *過去にしばられず、今ここで正しく決断する。多くの人は、小さな名利(名誉や利益)にとらわれ、大きな尊いものを失っている。
    *順番を間違えると大切なものを失う。苦境に陥ったとき、前後の見境もなく物事に当たると、すべてを失う羽目になるということだ。
    *信頼が得られれば人は動く。その人が一人の人間として主体的に在るという事実を尊重することである。
    *状況に適した手段を選ぶ。時が変われば、選ぶべき手段が違って当然である。熟慮のうえ、適切な手段を選ばなければならない。
    *まず、大切なことに時間を使う。自分にとって大事ではないもので時間を埋めていくと、自分にとって大事なものに割くべき時間を失ってしまう。
    *「めんどくさい」が仕事のやりがい。
    *少しの気配りが仕事を生む。自分のできる範囲で気配りや機智を加えれば、それは自分の仕事ー自分だからこそできる仕事ーに化ける。
    *仕事は「一を聞いて十をやる」。
    *需要は探すのではなく、つくり出すもの。新しい販路を開拓しようとするとき、まず大事なのはその地域や現場に需要があるかどうかを確認することだ。顕在需要がなくても、潜在需要があればいい。
    *幸運は「聡明さ」と「創造的な広い心」でつかむ。
    *自分が「悪い」と思えば、周りが「良く」なる。
    自責思考の人が集まった組織は問題に対してみなが当事者意識を持つので強い。一方、他責思考の人が集まるとみなが問題を他人事としてとらえるので、組織として弱いといえるだろう。
    *「自分一人くらい・・・」がチームを壊す。「自分の汗と知恵がチームを支えている」という強い気持ちを一人ひとりがもつこと。
    *「自分一人でもやる」が現場を動かす。
    「他の人はともかくとして、自分一人でもやる」。そういう気持ちが誰かから出てきたときにこそ、現場は動きはじめる。
    *組織の殻を破るのは、異質な人材。無気力感が蔓延している組織に活を入れるには、その組織に異質な人材を入れることだ。
    *問題に対する見方を変えてみる。ある問題に遭遇したときの対処の仕方には二つの方法がある。一つは原因追及志向、もう一つは解決探索思考である。
    *才能は使わなければ意味が無い。授けられた才能を活かすこと、与えられた力を出し切ることである。
    *目の前の仕事の目的を考えてみる。人間の行為は必ず「何かのために、何かをする」という構造を持っている。
    *仕事の醍醐味は効率だけでは語れない。
    *奪い合うから足りなくなる。奪い合うから足りなくなり、分け合えば余るのである。
    *ごく小さな力でも大きなうねりを生むことができる。人間一人の力は決して無力ではない、微力なだけである。微力を足し合わせたり、掛け合わせたりすれば、大きな力になりうる。
    *あなたは他者のために何ができるのか。与えられる人になろうとするな。与える人になろうとせよ。
    *損得なしの関係こそが長続きする。善に基づく友人は、決して道具ではなく、かけがえのない一人の人間である。
    *良い距離感が良い人間関係をつくる。自分にとっての「心地良い距離」と相手にとってのそれが必ずしも一致しないことだ。
    *反省し、現実を見つめ、謙虚に。
    *「もっと、もっと」の落とし穴。欲望に一定の歯止めをかける心構えを身につけること。それは節制という徳に関係する。節制とは度を越さないようにほどよくすることである。感覚の対象の量を増やすのではなく、感覚の感度を高めることによってわずかな量で満足できるようにする技術である。
    *幸運を活かすのにも知恵が必要。幸運が訪れても、その機会を正しく生かす知恵を持たない者には何の役にも立たぬものだ。
    *仕事をしながら学び、学びながら仕事をする。仕事と学びを分けず、混然一体となったような状況に身を置くように努める。自分から遠く離れた知を広く深く探求し、それによって得られた知と既存の知を組み合わせる必要がある。そのためには学ばねばならない。自分の能力を高めるだけでなく、興味や関心を広げることだ。前者だけだと限界にぶつかってしまう。
    *素直さは学びの原点。人の助言を素直に聞き、それを消化できる人は勉強でもスポーツでも伸びる。
    *リスクをとって行動する勇気を持つ。自立、そして成長したいならば、苦しみを引き受ける覚悟、リスクをとる勇気が求められる。苦しみと行動に伴うリスクを避ける人は、安心、安全な場所に留まろうとする人であり、自立、成長、喜びとは無縁の人生を送ることになってしまう。
    *動き続けなければ現状は変わらない。
    行動し続ける者が最後には結果を得るのである。「天は自ら助くる者を助く」ということわざを思い出そう。行動し続ける者が最後には結果を得るのである。
    *他人を真似ても自分の人生は歩めない。運命はみな違っているのだから、自由の部分においては、やみくもに他人の真似をしてはいけない。どう舵とりするかは、思慮深く考えなければいけない。
    *良いも悪いも受け入れて、淡々と進む。人生というのは固定的なものではなく、流動的なものであるから、いつ幸福が不幸に、不幸が幸福に転じるか分からない。だから、状況が変化するたびに喜んだり心配したりして落ち着かない状態になるのではなく、やるべきことに日々淡々とやるのみである。
    *今日が人生の最後の日なら、あなたはどう生きる。「今日が人生最後の日かもしれない」と思って生きたほうが賢明である。そのほうが、今日一日の時間の質が高まるからだ。
    *残っているものを数えよう。失ったものを数えるな。残っているものを数えよう。そして、残っているものがあることの感謝し、それを最大限に活かそう。これは真実である。

  • キャリアカウンセラーでもある戸田さんの本。古今東西の「ことわざ」から仕事や生き方を見直すという発想は非常によかったが、私自身にはあまり参考になる寓話が少なかったのが残念。

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著者プロフィール

ライター&キャリアカウンセラー。1960年愛知県生まれ。北海道大学工学部、法政大学社会学部卒業。著書に『50歳からの海外ボランティア』(双葉社)、『妻が夫に書かせる遺言状』(主婦の友社)、『海外リタイア生活術』(平凡社新書)、『元気なNPOの育て方』『狙われる日本人』(NHK生活人新書)、『職在亜細亜 職はアジアにあり!』(実業之日本社)などがある。

「2007年 『働く理由 99の名言に学ぶシゴト論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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