働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 1647
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799322383

感想・レビュー・書評

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  • 働く意味がちょっとわからなくなってきており仕事に対する考え方を一度整理したくなったので読みました。働く、ということには色々な意味合いが込められています。それは生活の糧を得ることを指したり、自分の志を実現する手段を指したりです。仕事観は個々人の価値観や特性に根差しており様々ですが、平均寿命と定年が伸びていくだろう今後は仕事の時間もそれに比例して伸び、仕事を意味のあるものにしたほうが人生は豊かなものになるでしょう。本書を読むと仕事とは何であるか、なぜヒトは仕事するのかを理論的または現実的側面から説明してくれます。社会人になってからというもの、大事なんだけど割と無自覚だった、働く意味について熟考し内省できる良い取っ掛かりになりました。特にキャリアに悩んでいるひとは一読の価値が大アリです。良書。

  • 転職を考えているので読んでみた。読んでよかった。

    メモしたいところ:
    ・「プロフェッショナル」と「エキスパート」の違い。徳を行うために高度な技を磨いているのがプロ。技を駆使して高度なことをできるのがエキスパート(職業的専門家)
    =>目指すはプロ!

    ・技術的成長と精神的成長。
    人は技術的な成長だけでは次元の高い仕事はできない、そこには精神的成長が必要。
    =>技術を得るだけでは限界が来ることを意識したい。

    ・怠惰な多忙(by セネカ)
    「アクティブ・ノンアクション」:動き回るものの、目的を伴う意識的行動をとってないため、結果的に実のあることをにしてない。
    「計画のグレシャムの法則」:定型の処理的な仕事は、非定型の創造的な仕事を駆逐する
    「悪貨は良貨を駆逐する」と同じ。
    =>二千年前から、この問題に囚われている人間って。。今後は、これらの言葉を肝に、長期的な・根本的な計をたてる業務を後回ししないようにしたい。

    ・衛生要因。職務の不満をもたらすもの。
    例えば、会社の経営や対人関係など。
    ポイントは、これらの要因を改善しても、成長意欲が増す訳ではない。あくまでマイナス要因が0になるだけ。プラスにはならない。
    =>自分自身も、不満に挙げそうになことが、すでに、理論として、「衛生要因」として整理されていることに驚き。

    ・成功とは相対的なもの、幸福とは個性的なもの。
    三木清曰く、「成功と幸福を、不成功と不幸を同一視するようになって以来、人間は真の幸福はなんであるかを理解しなくなった」
    =>資本主義の思想から離れて観ることが、大事だと気付かされる。人の成功を妬まず、自分の幸福を追求していきたい。

    ・「出世」とは、世に出ること。会社の中の話ではなく、世の中に出ること。
    =>出世の本当の意味、どれだけの人がわかっているのだろうか。100年時代、まだ先が長い、いつか世に出たい。

  • 非常にわかりやすく働くことにまつわる考え方が書かれている。名言や格言、著書が沢山引用されていてとても面白い。便覧のような役割を果たしてくれると思う。ここに登場した著書で興味のあるものは読みたい本リストに追加し、片っ端から読んでいきたい。

    自分の働く上での軸をどこに、どんなものを持つかじっくり内省させられた。そのヒントがふんだんにちりばめられている。

  • 図解があってとてもわかりやすい。
    学生向けの仕事についての指南書なんだろうけど、社会人生活の長い大人でも改めて気づかされること、目からウロコなこともありとても読み応えのある良書でした。
    これから目まぐるしくひとりひとりの働き方が変わっていく時代で、私たちの定年もどんどん延びていくだろうからこそ、時々立ち止まってこの本を読んで自分の棚卸しをするのもいいなと思った。

  • 学校を卒業して働き始めてから、定年や引退で働き終わるまで何年くらいか?大学卒のサラリーマンなら40年強だろうか、定年次第では50年近くかも知れない。人生の半分近くあるいはそれ以上の期間を私たちは仕事をして過ごす。

    良い人生を送りたいのと同様に、人生の大半を占める仕事についても、良い仕事をしたいと思うのは自然なことだろう。

    部下との会話で、お金のためだけに働いている、やりがいはどうでも良い、といったことを聞くと、何とも寂しい気持ちになる。成長、意義、貢献、協力、感謝など、いろいろ説明してみるが、どうしても響かない人もいる。その人にとって良い仕事とは何だろうか?

    また近ごろ流行りの働き方改革は、労働人口拡大、残業代削減、生産性向上あるいは出生率など、さまざまな思惑・打ち手があるものの、個人の幸福という観点から、良い働き方とはどんなものだろうか?

    本書は、キャリアコンサルティング会社を起業し、主に企業内のキャリア研修を行う著者による、「仕事」についてのさまざまな視点、論点のガイドブックである。

    キャリア、成長、能力、モチベーション、会社、メンタルの6つのパートをイラスト満載で説明していて、理論や知識を整理できるのは勿論だが、自分ごととして読み進めると、仕事について幅広く改めて考える貴重な機会となる。

    本書は、読者が仕事について健やかな「観」をもつことを目的としている。そのため、さまざまな考え方についてどれが正しい、良いとは断言せず、自分で考えさせるスタンスだが、全体としては、自分自身を縛らず、変化に対応でき、より多くの人から共感される道を目指した方がよい、というメッセージは伝わってくる。

    何か仕事で行き詰まっている人、何の迷いもなく熱中している人、部下を成長させたい人、仕事を休憩している人、それぞれの状況で、本書は長期的観点から幸せについて示唆を与えてくれると思う。

  • 図解していて、とても分かりやすい。

    難しい本というのは、簡単に説明しようという
    努力がなされていないものが多い。

    この本は、とても大切な内容を扱っている。
    だからこそ、それを分かりやすく伝えようという
    著者の意図が見事に具現化していて、
    尊敬する。

  • 転職したいと思いながら途方に暮れていましたが、古本屋でこの本と出逢い、前向きになれた。

    人生のターニングポイント、見つめ直したいときに読みたい一冊。

  • イラストがたくさんあり、1ページごとに短くまとめられているところが分かりやすい。
    キャリアについて悩みがある人にも、これから働く人にも、一読の価値あり。

  • まだ働いていない人に、働くと言うことについておぼろげに理解してもらうにはよい本多と思った。
    そしてすでに現在働いている人にも、自分の今の働く姿勢を振り返るためにもよい本だと思った。

  • メモ

    使命としての仕事とは?
    ライフワーク、道、希望、志、作品、功績

    価値創造としての仕事

    ニーチェ :この世に事実はない、あるのは解釈だ

    過去の人の成果、功績へ敬意と感謝を示す

    機会としての仕事と捉える
    収入、成長、感動、触発、学習、貢献、財成

    軸を持つ、人生の目標目的夢志理想、どうしたいか

    成長のヒント
    一つの習慣をしつこく続ける
    色々な読書をする

    • mameiさん
      前にTWDWでこの方の登壇イベント行ったよ!!
      評価高いね!!働きかたの哲学今の自分にはめっちゃ気になる!
      前にTWDWでこの方の登壇イベント行ったよ!!
      評価高いね!!働きかたの哲学今の自分にはめっちゃ気になる!
      2019/01/26
    • truebowさん
      まゆ>これは読んでほしい!面白かったー!
      まゆ>これは読んでほしい!面白かったー!
      2019/01/26
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