働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2024年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799322383
感想・レビュー・書評
-
働く上での小さな疑問を一つ一つ丁寧に読み解いていて、学ぶことが多かった。
抽象的になりがちな話も図やイラストを織り交ぜて説明する事で、イメージがつかみやすくよい。
自分の中でのこれからのキャリアを考える上で、とても参考になる1冊でした。
おすすめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事、会社の定義から生き方、考え方まで73のテーマに関する解説をしてくれます。中には知らなかったともありざっと一通りの考え方を知るには良い本だと思います。
ただ、ここのテーマをもう少し掘り下げないと意義深くならないような気もしました。 -
知情意 京セラフィロソフィー
その他 7つの習慣 読んだ方が -
働くことをお金を稼ぐ以外の視点も含めて分析するものです。もっともかなり丁寧に書いていくので、世の中に悲観したり、今悩んでいる人がすぐ使えるようなものではないと思われます。この本に書いてある理論が正しいとして、その理論から割り出された仕事から採用されるかは次の問題におもいます。
-
なぜ働くのか?に関するあらゆる考えが網羅されており読むのにめちゃくちゃ時間がかかる。
が得るものはたくさんある。
電子書籍で最初から最後までじっくり読むより、紙でパラパラめくって全体のボリューム見てから気になるところ読み始めるのがいいな〜と思った。 -
現状、コンサルでうまくいかず、転職を検討している。
そんな折、キャリアプランを考えるきっかけの一つとして、読んだ。
勉強になるけれど、思考は前に進んでいない気がする。参考書のようなもの。 -
「この世に事実はない。あるのは解釈だけだ」ニーチェ
「何を幸福と考え、何を不幸と考えるか、その考え方が幸不幸の分かれ目なのである」カーネギー
仕事は、人生の大半を占める。
occupation は職業という意味。占有という意味でもある。時間、空間、気持ち、人間関係も。
「小さな役はない。小さな役者がいるだけだ」
キャリア=荷車。人生で獲得したものの蓄積。知識、技能、人脈、習慣、価値観マインド、など。
登山型キャリアとトレッキング型キャリアがある。
成長は、連続的とは限らない。
成長の定義のワークシート。
座っているだけで自分のなりたいものがわかるわけない。なりたいものが見つからない、だから動けない。ではなく、動かないからなりたいものが見つからない。
セレンビリティ=偶然の中から幸福を捕まえる力。アンテナを立てておくと感度が上がる。
人は「無視、賞賛、避難」で試される。
最初は無視される=負けじ根性が試される。
賞賛=謙虚さを試される。
避難=新年の強さを試される。
習慣=努力によってつくることのできる第二の天性。
目標と目的の違い=目標は中間の目的。
仕事のもっとも大きな報酬は、「次の仕事機会」。
成功と幸福=成功は定規をあてる、幸福は器づくり。
捉え方、が自分の生きる世界を決める。
苦と楽の対称性=夢を10個見えれば10の厄介なことが起きる。表と裏はセット。喜びと苦しみの幅が人間の厚み。
艱難汝を玉にす。高い山の美しさは谷が作る。
ワークライフバランスかワークライフブレンドかワークライフスプリットか。 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB26098271
推薦コメント
仕事とは?キャリアとは?成長とは?…こんな素朴な問いに、単なる精神論ではなく、分かりやすい図を使って、論理的に答えて教えてくれます! -
今後の自分にとって、完璧にBibleとなりそう。
どのページから読んでもタメになる。
内容もある程度独立してるのでパッと開いたページからでも、読みやすい。
誤魔化しのイラスト・図表ではなく、文章だけでは単調に感じてしまうかもしれなお内容を視覚化させ、少しでも作者の脳内イメージを共有したいという想いが伝わる。
所々に、古人・作家の言葉を引用して読者に思考を深めさせる問いかけをしているあたりも、タイトルに『哲学』とあるだけあって、単にハウツー知識本にならないような工夫を感じる。
※以下、内容メモ
仕事と一口に言っても、生業、家業、任務、糊口のためとか色々ある。あなたにとっての仕事は?
普段これだけ大盤の本を買うこともないのだが、図書館で偶然目に飛び込んで手にした自分、ナイス。 -
仕事って何だろう。働くってなんだろう。って考えてたときに読んだので、自分の中で働くことについてスッキリした。自分の中で「仕事」をどう位置付けるかで変わってくる気がする。