運転者 未来を変える過去からの使者 (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.18
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本棚登録 : 1110
レビュー : 119
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799324509

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は仕事に失敗し、娘は不登校、妻は楽しみにしている旅行のことしか頭になく、実家の母親からは気になる電話がくる。
    自己啓発書のスタートーとしては、なんかベタでつまらなそうな話だと思って読み進めました。
    けれども、読んでいくうちに、だんだん面白くなり、最後はやる気がでました。
    今から実行したいと思いました。

    これを読んで、今までたくさんの人のお世話になり、運を使い、生かされてきている自分を考えました。
    これを機に、少しでも自分にできることをして、運をお返ししていける人生を私も送りたいと思いました。

    人が一生に使う<運>についてのストーリー構成でした。
    ・機嫌が悪いだけで運が逃げる。
    ・運は<いい>か<悪い>で表現するものではなく、<使う><貯める>で表現するもの。
    貯まった運を使うとき、周りから『ついている』と見える。
    損得でなく興味を持つこと。
    ・日々、上機嫌で生きているだけで運は貯まる。
    ・上機嫌でいなければ運の転機には気づかない。
    ・最初から運を貯めるには、誰かの幸せのために自分の時間を使う。
    ・それぞれの時代に生きた人が延々と続く命の物語りの一部を精一杯自分の役割を果たすように生きてくれたから次の世代は前の世代よりも<いい時代>に生まれ育つことができるようになる。
    ・要は一生トータルで使った運よりも貯める運の方が多い生き方をすれば、立派に今の自分の役割を果たしているといえるし、トータルでプラスになる。
    ・たった一膳のご飯でさえ宇宙のすべてが必要で今の時代、地球上のすべての人間の営みが必要。今日それをいただけるというのは恵まれていることである。

  • 小説というより、自己啓発本を読んでいるような感覚。

    タイトルの「運転者」とは、ドライバーの意味ではなく、「運を転ずる者」という意味だった。
    自分はついてない、努力しても報われない、とマイナス思考に固まっている時に読むと、逆に反発を感じそうな気もする。ましてや近年頻発する自然災害で大切な人を亡くした方、人生が全く変わってしまった方に『それも必要なことだった』と言われて納得出来るだろうか。

    フラットな気分の時に読めば「運転者」の言葉は素直に入ってくるかも知れない。

    『運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃない』
    『〈使う〉〈貯める〉で表現するもの』
    『(努力の)成果は自分に表れるとは限らない。むしろ、自分の周りの大切な人とか、次の世代とか…そういうところに表れてくることだってある』
    『運が劇的に変わる時、(中略)それを捕まえられるアンテナ(中略)の感度は、上機嫌のときに最大になる。逆に機嫌が悪いと、アンテナは働かない』

    これであなたもプラス思考、良い転機を掴める! となるか。

    物語としては、『ついてない』と感じていた主人公と『運転者』との出会いから始まる新たなスタートが、実は綿々と続いて広がっているものであり、更に主人公が誰かに繋げていくものだということが理解出来る、良い構図になっていた。

  • 何もかもが上手くいかず青息吐息の日々…そんな何をしても空回りの時、ちょっと発想を変えるだけで運気も昇り調子になる、という物語。

    よく、ピンチをチャンスに変えれと言うけれど、ピンチをチャンスに変える度量はその人次第。
    確かに長い人生において、何が良いか、なんてすぐには判断できない。
    後で振り返って気付くことも多々ある。
    物事の価値観なんてその人自身の考え方一つなんだよな、と思い起こさせてもらえた物語だった。

    だからと言って青息吐息が桃色吐息にすぐに変わる訳ではないけれど、せめて緑色吐息、いやオレンジ色吐息くらいには変えていきたい。
    タイトルの『運転者』のように、自分の運を自在に転がせれるくらいに達観できたらね。

  • 良かった。

    初読み作家さん。謎のタクシー運転手が導く不思議な時間の物語。

    これは人生においての大切なことが詰まっていた作品だった。
    うん、一言で言うと人生の授業、みたいな感じ。

    とにかく素直に心にスルスル入ってくる。
    上機嫌でいることがもたらすもの、上機嫌でいることの意味、生きることの意味、なるほど…。
    考え方一つで、言葉一つで、これまでの考え方、世界がガラっと変わる。粋な繋がり、構成も楽しめる、心に沁みる、心に残る良本。


  • 運は、いい、悪いで表現するものではないんです。『使う』『貯める』で表現するものなんです。先に『貯める』があって、ある程度貯まったら、『使う』ができるんです。

    起こった直後は『最悪』と思っても、時間が経ってみると『むしろ良かったんじゃないか』と思うことばかりなんじゃないか、人生って。

    そういうテーマなんですが、その裏付けにしいてる話がどれも心に沁みます。
    読後に元気が出る、頑張ろうって思える本でした。

  • 運命、出会い、偶然、何もかもが無意味なものもなく、起こったこと全てが悪いものではなく次に繋がるものかもしれない。色々なちょっとしたきっかけから次が生まれる。幸せな気持ちになれる本。家にあってもいいかも。辛い時に読めば元気が出そうな気がした

  • 引き寄せの法則に関する新たなアプローチ。
    人生で起こる全ての事が自分にとってプラスになると考える、それが本当の「プラス思考」。逆境が人生の転機になる事を思えば腹落ちする。
    今辛いけど、これは自分にとって大切な環境なのだ、と思える本。

  • 大大大好きな本(*^^*)

    これを読んでから
    *基本姿勢は上機嫌
    *自分の機嫌は自分でとる
    って決めてます\(^^)/

    「自分のやっていることで
     誰かが幸せな気分になるって
     最高に幸せな瞬間ですから。
     そういうのを積み重ねる生き方が
     したいんですよね。」

    っていう言葉がステキすぎる。

  • 職場の先輩から勧められて、お借りした本。

    “自己啓発小説”との事で、確かに啓発させられる内容となっております。

    現在の日本で、会社に勤務している人は本書の主人公のように、不機嫌にならざるを得ない状況の方多いと思いますが(自分もそうです)、本書の内容通りに、上機嫌を心掛ける人が増えれば、集合意識も変わったりするのかも・・。と思いました。
    そして、自分が普通に暮らしていられることを感謝したくなりました。

  • 自分も修一と同じように、自分は運がない人間だと感じていたが、運転手が言った「運とはポイントカードのようなもの」という考え方は、新しい価値観になった。
    また、運転者が連れて行ってくれるような転機が起きえる場所に自分がいるとしても、不機嫌なふるまいでは好機をつかむことができないため、常に「上機嫌でいる」ことが大切だということも、その通りだなと感じた。
    自分も知らないうちに「運転者」に人生が好転する場に連れて行ってもらっているかもしれないと考えると、常に上機嫌にいなければもったいないなと思った。

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著者プロフィール

1970年、東京都生まれ。
愛媛県西条市に育つ。
東京学芸大学卒業。
1998年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視したまったく新しい塾として地域で話題となる。
2005年に『賢者の書』(ディスカバー・トゥエンティワン)を出版し、作家としても活動をスタートする。2作目となる『君と会えたから……』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は9万部を超えるベストセラーとなった。
その後も、『「手紙屋」 僕の就職活動を変えた十通の手紙』『「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)など次々に作品を発表する。2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)は12万部を突破するベストセラーとなった。同作は映画化され2013年9月に全国公開となり、2014年9月からは台湾でも劇場公開された。

「2015年 『書斎の鍵 父が遺した「人生の奇跡」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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