教養としての平成お笑い史 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 155
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799324516

感想・レビュー・書評

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  • 平成に起きたお笑いのトピックまとめ。総ざらいって訳ではないが、大きな流れは掴める。

    リアルタイムでお笑いを意識した見方を始めたのはここ数年なので、書いてある出来事は大体何かの文脈で聞いたことのある後追いになる。だから時代の空気感は、やはりその時代を生きていないと分からないんだろうなと少し悲しい気持ちになる。

    芸人の矜持を感じられるビッグネームの数々。上岡龍太郎の分析、論評は過去の映像を観たくなった。関西と関東の受け入れる土壌の違いがあからさまで興味深かった。文化っつーのは都で作られるのだなぁ。

    Wikipediaで何度読んでも飽きないのは「タモリ」の項だとは何度も言う。笑

    【読了時間:1時間58分 / 9日】

  • 令和早々に吉本芸人が騒がしているが、芸人の偉大さは揺るぎないと思わせる一冊。テレビがインターネットの世界に追い抜かれている今、あの輝しき時代を振り返るには丁度良かった。タモリ、さんま、ビートたけし、ダウンタウンなど平成を象徴する芸人たちは、あの時代をテレビを通して確実に創っていた。

  • 平成のお笑い史、或いはお笑い事件簿を、14のトピックで概観。若い人には参考になるところも多いのだろうけど、中学生の時にお笑いブームが起き、高校生の時にひょうきん族やいいともが始まって、ダウンタウンとは同世代でまさに同時代の人間として目の当たりにしてきた私としては、そんなこともあったねという感じで、新しい発見は正直あまりなかった。著者自身、私より若いから仕方ないか…。

  • kindle Unlimitedで読めます

    年代で分けてざっくりとお笑いの潮流を書いてくれている。M-1やらエンタやら、アメトーーク!などなど、どんな潮流でお笑いが変遷してきたのかがざっくりわかる。息抜きにぴったり。

  • 取材して書いたものなのか、
    今までの出版物を参考にまとめてあるのか。
    よく分からないから、
    なんだか薄い。

  • サウナ→水風呂からの沐浴中に読むのにもってこい!
    平成のTVのお笑いはフジテレビが中心であったなぁ、大好きだったなぁ、すっかり凋落してしまったなぁ、と40オーバーにはやたら感慨深い内容

  • 今では、テレビを見るという選択肢がない家庭も多そうだけど、テレビで育った40代あたりの人と話すためには、テレビの話題は教養として必要だと思ってる。
    前半はテレビの話題が多いけど、時代が進むにつれてテレビではなく芸人が活躍の場を移していく様子がわかる。自分にあったスタイルで、自分の居場所を探しているものなんだなと思った。そして、結局、トップにいる人たちは平成の間ずっと同じだったことがわかり、大きな変化というのは無かったなと感じた。

  • 記録用

  • 上岡龍太郎の綺麗すぎる引退。リアルタイムで観たかった。

  • おおまかな流れを知るための本。書いてある事の真偽はよくわかんないや

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著者プロフィール

ラリー遠田(らりー・とおだ)
1979年生まれ。東京大学文学部卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、ライター、お笑い評論家として多方面で活動。お笑いムック『コメ旬』(キネマ旬報社)の編集長を務める。主な著書に『この芸人を見よ!』(全2巻、サイゾー)、『THE 芸人学』(東京書籍)、『M-1戦国史』(メディアファクトリー新書)、『ダウンタウンvsナイナイ最強考察』(晋遊舎)、『バカだと思われないための文章術』(学研パブリッシング)、『なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?』(コア新書)、『逆襲する山里亮太 これからのお笑いをリードする7人の男たち』(双葉社)がある。

「2018年 『とんねるずと『めちゃイケ』の終わり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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