リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術 オリジナルフレームワークPPT・PDF特典付き

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799327104

感想・レビュー・書評

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  • 認知の4点セットを軸に個人的なリフレクションから組織変革の実践まで。まずは意見、経験、感情、価値観で物事を捉える癖をつけよう。

  • 内省やリフレクションの方法に関してわかりやすく説明した本。
    リフレクションの基本(①自分を知る/②ビジョンを形成する/③経験から学ぶ/④多様な世界から学ぶ/⑤アンラーンする)と実践方法を示している。
    ただ、振り返りが習慣化している人からすると、新たな発見はあまりないかもしれないと思った。

  • 名著のエッセンスを、リフレクションという視点からまとめたみたいな本
    けっこうおもしろかった

  • ・すべては認知・認識から始まるのだなと改めて納得できた。
    ・認知・認識のフレームとして「認知の4点セット」はシンプルでわかりやすくかつ漏れがないと思った。「意見」「経験」「感情」「価値観」の4つが連動して認知・認識は行われている。
    ・センゲの『学習する組織』を理解する副読本として非常に優れている。理論を理解するだけでなく実践書としてもわかりやすい。実践例が秀逸で、日本の企業の特性を十分に理解されていると思われる著者が示す例示は「あるある」ばかりで非常に腹に落ちやすい。

  • 振り返りの質を高めたくて読んだ。部下のマネジメントやチームについて書かれているので、年次が上の方向けの本だと思う。主に最初の方を中心に読んだ。自分の意見には過去の経験や価値観、感情が隠れているんだという学びがあった。なぜそういった行動を取ったのか振り返ることで自分が見えてくる。

  • リフレクションの大切さを改めて実感し、個人・組織が取り入れなければならないアクションだと思う。
    いわば、人生の人間ドック・定期健診というか、人として、組織として健全に成長するために必須だ。

    型を今一度、自分の中に落とし込んで、定期的な検診をしていきたいと思う。

  • 繰り返し読みたい良書!!
    内省力が大事なことは分かっているつもりだったが、具体的にどんなステップで進めればいいのか、そしてどんなメリットがあるのかをこんなに明快に教えてくれる本があるなんて。
    私はリーダーでも何でもないが、仕事はもちろん日々の生活の小さなモヤモヤや喜びの感情に対してもリフレクションを行ってみようと思った。

    4つのステップで実際にリフレクションしてみると、最後に行き着く「価値観」はほぼ似たようなものであることがわかる。これが私の持ち味なんだと自覚できるだけでなく、他の人は私と同じ価値観にはならないだろうということも想像がつく。

    人の価値観を否定せず、尊重するということは大事だと知ってるつもりだったが、このワークを通して改めてその重要性が分かる。所詮他人は他人なので、相手の価値観にキレたりモヤモヤするのはお門違いなのである。

    そして、共感と賛同は違う、ということも新たな発見だった。他人が楽しそうに話していることや怒っていることに共感できず、モヤモヤすることが多かったと思っていたのだが、私ができていなかったのは共感ではなく賛同。相手がどんな価値観を持つ人間で、その結果何を感じているのかを理解したうえで、今何を言いたいのか。ここに着目すれば自分と違う世界の人にも共感しまくれちゃう。

    日々の小さなモヤモヤや喜びがリフレクションのタネになることも嬉しい発見だった。仕事でイライラしてしまうことやネガティブに思ってしまうこと、そのまま放置しないでなぜ自分がそう思うか考えてみれば、自分をアップデートする方法や組織をアップデートする方法が分かるかもしれない。

    アンラーンという概念も衝撃。頭ではなんとなく必要性を感じていたが、この本では既存の価値観や思い込みを手放すこの行為に名前までつけて明快に言語化してくれて、本当にありがたい。アンラーンしたつもりでも自分が実は全く変わってなかったなんてこともよくあるから、これからは具体的にどんな行動を取るか決めて、定期的にリフレクションしてみたいと思った。 

  •  ピーター・センゲの「学習する組織」を実践するための本として読むならとても興味深い。教育分野で最近話題になっている「振り返り」にもかなりの示唆を与えてくれる良書。
     また、最近、注目されているフレデリックラルーの「ティール組織」などにも言及があり、情報量は多い気はするが近年のビジネス関係の組織論の入門編としても読みやすいと思う。
     自律型の組織を創る意味でも、著者の熊平美香さんは、リフレクションの大切さをかなり強調している。そのポイントは、リフレクションは意見・経験・感情・価値観を切り分けることであると言う。この習慣が身に付けば、ビジネスや教育などの様々な場で有効であると思う。
     ただ、シーン別の具体例・実践例が多いとは思うが、この本のまま今の会社や組織に実行に移すには、皆がリフレクションの大切さ自体を共有していないといけないと思う。

  • 意見・経験・感情・価値観のフレームで考えるのはらとっかかり易いが、意見〜感情ですぐに価値観を導くのは難しい。
    またそれを持ってリーダーシップをとっていすのも中々飛躍している印象。
    アンラーンの思考は面白いと思ったが全体的に内容が繋がっておらず自己理解は進まないのではと感じた。

  • ピーター・センゲ『学習する組織』の実践版。さまざまな理論がわかりやすく展開されています。

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