普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021年7月16日発売)


- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784799327678
感想・レビュー・書評
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仕事を全くしない意味でのFIREはしたくなくなった一冊。それは、ありがたいことに、今の職場でやりたいことがまだたくさんあるからですが。また、子供がいるとFIREまでの道のりは遠くなることも説明されています。でも時間は戻せないともあり、現実的です。
これは私の予想ですが、FIREを達成できる人は仕事をやめた後に自分でやりたいことが明確にある方だと思います。そうでないとただ仕事が嫌で辞めた人になってしまうからです。
■定年後の自分を想像。
本書を読んで、定年退職後、「自由だ!いつでも旅行に行ける!いつでも本が読める!」という気持ちが25年も続くわけがないことに改めて気が付き、生きがいを見つけないとボー然とすることに気がつきました。つまり、FIREをするにはお金は大前提ですが、FIRE後の過ごし方の見通しが絶対に必要です。もちろん、大抵の人はお金の面でつまずくので、お金の話に本書は終始していますが。
■ひとことズバッと書いてある。
・もし子育てとの両立がしんどいのであれば、それは女性の問題ではなく男性の協力不足の問題だと考えてください(P80)。男性著者の本でこんな言葉を見られるとは!わたしはこの言葉も付け加えたいです。「どうしても協力が難しいのであれば、自分の代わりに協力できる人を外注してください。ただし、費用がかかるのでFIREからは遠くなります。」
■もっともっと稼ぐ
FIREだけでなく、資産形成にも言えますが、大事なのは入金力。これは他のマネー本でも見かける言葉。人事評価シートは本気で書き、人事関係の規定を見て資格手当を得られないか検討する。めちゃくちゃ貪欲です。それなのにFIREするなんてもったいない笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても参考になる本でした。
FIREは、とても魅力的ですが、なかなか実践するのは難しそうですねー。
ただ、知っておくべき内容だと思いました❕
ぜひぜひ読んでみてください -
22歳でFIREを目指す新人がどれだけいる? 夢と希望をもって就職し、人によっては会社のトップを目指す。キャリアアップで年収増が実現できれば、離職という選択肢はないと思う。米国版FIRE本を読了後、日本版を読む必要性を感じた。徹底的な節約と年収アップ。iDeCoとNISA(本書では旧NISAによる説明)による資産形成の二つについては、50代後半の自分には蚊帳の外感が否めない。日本の公的社会保障制度の解説を読むと、少なくとも基礎年金の支給に必要な加入期間はリタイアしない雌伏の期間なのではないかと思った。
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現実的には60歳ぐらいの早期リタイヤがまあ無難かなといったところ。
日本の年金は優秀なベーシックインカムって考え方で。
早ければ早いほどそこがネックになるし。
よく見るようになった話と大体同じ感じ。
基本はお金無振り回されない経済的独立なのは前提として、大事なのは趣味作っておけって、FIREしたい人は趣味とか余暇の時間も超大事だからFIREするんだと思ってた。 -
YouTubeなどでFIREについて学習していたので概ね知っている内容でした。
しかし書籍という事もあり、より具体的に細部まで書かれていたように感じました。
メディアやYouTube等で関心を持った人は見ておいて損はないと思います。
印象に残ったフレーズ
・公的年金は日常生活分しか見ていない
・まず社内規定をチェック -
昨年本要約系のチャンネルで取り上げられまくっていた書籍をPrime Readingで読んでみた。
生活費を25年分貯めて4%取り崩す理論は有名になってきたけど、インフレ率の考慮は抜けがち。 -
友達からFIREについて聞いて、読んでみた一冊。
40歳でのリタイアは現実的ではないけど、プチFIREなら少し希望が見えた気がする。50歳ぐらいでリタイアして、悠々自適な生活憧れる。。
インデックス投資増やすのと、もうちょっとお金の使い道を意識するのが良いのかな。
仕事はこれからも変わらずだけど、やっぱり正社員を維持し続けるのはポイントになってきそう。使える制度はしっかり活用したい。 -
Kindle Unlimitedにて読了。
会社員に向けたFIREの入門書。
本業の収入を増やす、支出を減らす、作った資産を運用して増やす。そうして必要資産が出来たらFIRE達成、という至極わかりやすい論理構成になってます。
ああ、独り身だったらな、、と思います。子供は贅沢品と言われて久しいですが、教育費のごつい支出がFIREを遠ざけますね。まあ、5年くらい早くリタイアする、プチFIRE目指してがんばります。
著者プロフィール
山崎俊輔の作品





