人望が集まる人の考え方 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2022年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799328309
感想・レビュー・書評
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人間関係は自分の人生を大きく左右するものである。この本は、他の啓発本にも書かれているような内容と重複するが、言葉の選び方がとても私にはわかりやすかった。上席になれば部下に注意することもある。管制官とパイロットの関係性は非常に腑に落ちた。お互いが向かうべき目標を共有していれば、その目標を達成するために注意すればいいだけである。
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しごく当たり前のことを言っているのに、気付いていない人が多い事柄ばかりが書かれている。自分が求めていることを相手にしてあげなければ成功できない。相手から好かれたければ自分から相手を好きになること。
知っていてもついつい忘れて自分の事ばかり話したり、認めてもらえないことにイラついたり、、、承認欲求はいかに強い欲求なのか思い知らされる。
でも、相手の事に注目して話をよく聞くことで、自分から離れることができると本書によって気付かされた。
相手の価値を認めるという資産をけちらず周囲に分け与えることで自分も幸せになれる。相手が生まれてきた奇跡を、価値として認めることで自分の命の奇跡も認めることになるから。このような理論は成り立たないように見えるが、無意識は主語を理解出来ないからそうなるのではないかと推測。勝手に納得してしまった。
毎日5人を褒めるという具体例な目標を実践してみよう。結果を書き込む欄もあり、バイブルとして活用したい本。 -
本書の原著は1956年に刊行されているが、現代の人が読んでも納得出来る内容であり、「人間の本質というのは、不変なんだなー」と思いました。
「人間は自分に一番関心がある!」など、当たり前のようで、忘れがちな人間の本質を改めて確認できて参考になりました。
ぜひぜひ読んでみてください。 -
エミレーツのCAの歩き方だ!と思った。
人は自信のある人を好きになるし、信頼する
情緒不安定で弱気な人には集まらないよな -
人望が集まる人の考え方が、各章立てにわかれて端的に書かれていて、読みやすく実践しやすい。
「相手の自尊心わ満たせばうまくいく」と著者が何度も言うように、話し方聞き方人間関係で全てに通ずる。他人とうまくやっていきながら、自分が充実感を得ると同時に相手の自尊心を満たす方法を今から実践しよう。 -
とても有益。あぁー読んで良かったなーと思わせてくれる。
ありきたりで「んなこと分かっとるわ~」という内容もあるけど、実際その場面になると忘れて逆の行動をとってしまうことも多々ある。上手く行かないと、どこが良くなかったのかイマイチ分からず悩んじゃうんですよね。それがきっちり言語化されていて、改めて確認させてくれた。ありがとうギブリンさんって感じです。
「人望が集まる人」とはつまり、「相手が求めているものを与えられる人」のこと。これって出来る人、あまりいないですよね。もちろん自分もとても出来ない。というかやった試しがない。いつも相手に求めてばかりのダメ人間だから、このマインドセットは刺さりまくりました。もう早速今日から実践。
具体的には次のような感じだろうか。
■相手の自尊心を満たす
■相手の価値を認め、重要な存在とみなす
■相手に注目する
以前なら、自分の自尊心を満たすことしか考えず、自分の価値を最大化することだけを目的にして、自分に注目してほしいと密かに、強く思っていたけど、そう思えば思うほど得られる効果は微々たるもの。だったらまず相手の求めるものを満たしてあげること。そうすれば自ずと自分の求めるものも手に入れることが出来るのである。
自分が求めていることって、実は相手も求めているんですよね。人間の欲求っておおむねみんな同じなんだよ。だからまず、相手にギブする。自分がテイクするのは全然後でいい。時にはギブしたものより、何倍にもなって戻ってくる。それが理解できれば人間関係も円滑になるし、幸福感だって満たされる。
また読み返したくなる一冊でした。 -
すべての人は成功と幸福を求めている。
たいてい他人とのかかわりを通じて成功を収める。
幸福は他人とどんな関係を築くかに左右される。
iPhoneを扱うように、人間を扱うなら原則を知ることが最短の道。
その道を一言で表すなら、「敬意の視点で人間関係を築くこと」
ベストワード
「神様は人間にふたつの耳とひとつの口を与えた。話す量の2倍を聞くことにあてるように意図したからだ」 -
著者が心理学者と言うこともあってか言葉には
信頼性があり成程と納得させられる話が多々有りました。
自分は日々忙しい中でイライラとした感情が芽生えてしまい周りに当たってしまう事があったが本書を
読んで感情を抑えよう、周りを自分の感情のせいで傷つけてはいけないと改める事ができています。
本書は凄く私のためになりました。 -
敵対するな寄り添え
まず自分から与えろ
定期的に読み直して自分の振る舞いを見つめ直したくなる本 -
内容自体は普遍的で新鮮味こそなかったものの、いまの自分の心にはグサグサ刺さりました。
1 私は自分本位な人間である
2 私は自分に最も強い関心を抱いている
3 私は自分が重要だと感じたがっている
4 私は他人に認められたいと思っている
自分ばかりに矢印が向いているのは良くない。
だから変えなければいけない。と思っていました。
しかし、本書にはこう書いてありました。
1 すべての人は程度の差こそあれ自分本位である。
2 すべての人は自分に最も強い関心を抱いている。
3 すべての人は自分が重要だと感じたがっている。
4 すべての人は他人に認められたいと思っている。
僕に足りなかったのは、自身の自尊心を満たすことへの許しだと気づきました。
他人の自尊心より先に自分の自尊心を満たすこは悪いことだと考えていたからです。
その考えは間違いでした。
“すべての人は自分の自尊心を満たしてほしいと強く思っている。その願望がある程度満たされて初めて、人々は自分のことを「忘れ」、他人に意識を向けることができる。また、自分が好きになって初めて、人々は他人に対して友好的になることができる。”
自分の自尊心を大切にしつつ、他人の自尊心を満たすために必要なら考え方や行動、コミュニケーションについて学ぶことができました。