AI分析でわかった トップ5%社員の時間術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799328507

感想・レビュー・書評

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  • 自分の働き方や、時間の使い方を内省するために、時短に関する本は数ヶ月ごとに読むようにしている。
    普段から意識し実践していることが間違っていないか、新たに取り入れるべき視点や考え方は無いか。
    今回本書を手に取り、衝撃だったことは「あえて作業を中断し、集中力を維持する」という行動習慣である。これまで、私の仕事のやり方は、以下のとおりであった。

    ✔まとまった個人ワークの時間が欲しい
    ✔まとまった時間が無いと、取り掛かれない。
    ✔調子が乗ってきたら、休憩無しで何時間でも集中したい
    ✔作業中断したくないから、話しかけないで欲しい
    ✔中断してしまったら、次に集中するチャンスが来ないのではないか、という不安がある

    実は、時短とアウトプットの質を上げるためには、全て逆効果だったのである。
    自主的に中断させることで、タスクを細かく分割するクセがつく。細かい分断により、スキマ時間を有効に活用出来る。日中忙しい中で、ふと10分程度の時間であっても、うまく活用し、大きなタスクの一部をこなすことができる。
    作業に「纏まった時間が必要」と感じて、先延ばしにすることもなくなるわけである。作業のブランクも短いので、記憶も維持される。
    また、作業途中で誰かに話しかけられても耐えられるメンタリティが身につきそうだ。

    もう今までのやり方では、これ以上の労働時間短縮は不可能である。これまでと逆転の発想だが、実践しない手は無い。

  • ポイントが簡潔明瞭で、とても読みやすかったです。
    「うまく行っている人を真似る」というのは、上達の近道ですねー。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

  • ビジネスマン約2万人の行動をAI分析して導き出した。
    高パフォーマンス「トップ5%社員」の差は何なのか?
    これをあくまでも統計的に調査して分かったことをまとめたものだそうだ。
    ここから出されたトップ5%の行動を真似すればよいのではないか?
    単純に言えばそう言うことであるが、確かに効果がありそうだ。
    だから著者は明日からも真似できるところはやってみよう、と言っているのである。
    心がけとか能力の違いではなく、あくまでも「行動」に絞った点は深い。
    人は頭では理解していても、行動に移せないものである。
    だからこそ、そのコツを伝授しようというものだ。
    自分はトップ5%社員とはとても言えないが、一部自分で意識して行動している点があったので、間違ってはいなかったと感じた。
    例えば「アウトプットを先にする」。
    これは自分でも40歳を超えたくらいだったと思うが、身に染みて感じたことだ。
    それまでも本を読んだりセミナーに行ったりしていたが、意識してアウトプットすることは自身に課してはいなかった。
    これがたまたまであるが、ちょっとした社内勉強会をすることとなり、人前で隔週必ず何かを喋る、ということになってしまった。
    当然に「喋りだけ」という訳にいかないので、パワポでスライド作ったり、配布資料を作ったりということが必要になった。
    年に1回くらいであれば、頑張れば出来るのかもしれない。
    しかしながら隔週でも定期的となると、ネタを探すことも大変であれば、まとめるのも大変。
    最初は当然に30分も喋ることが出来なかったが、何とか1年2年と続けていく内に、少しづつでも上手になっていった。
    聞く側の人もこんな私に付き合ってくれて大変だったと思うが、これが本当に自分のアウトプットを磨くよい鍛錬になった。
    これは、ものすごく自分の力になったので、とても印象に残っている。
    当然にこういう経験はなかなか出来ないだろうし、全ての人に当てはまることはないだろう。
    「文章を書く」「資料をまとめる」「人前で喋る」これらはひたすら訓練である。
    センスもあると思うが、練習しなければ身に付かないことも然りである。
    私もこれだけやってもちろんプロとまではいかないが、アウトプットが早く正確になったし、何よりも苦にならなくなった。
    多少は大変かもしれないが、数々のメソッドの中で自分に合いそうなものを1っ2っ選んで実践してみたらどうだろうか。
    私自身も普段から意識していることで、本書に掲載されてたものは「トイレを掃除する」だった。
    不思議なもので、トイレ掃除は奥が深い。
    「トレイが汚れている会社は職場環境が悪い」ともよく言われるが、これは統計データが無いとしても、感覚的には合っていると思う。
    きちんとしている組織は普段からオフィスを綺麗にしている。
    それは例え職場のトイレにおいてもだ。
    気を抜かないということかもしれないが、トイレが汚くて放っておかれる職場では働きたくないものだ。
    気軽に読める本だが、越川氏はよく研修講師もしているので、それらに参加することもオススメである。
    (2022/6/3)

  • 5%社員シリーズ3冊目。具体的にAI分析などから見えた行動や会話から実際に表に現れたものを、どのくらいの割合で行っているかを評価しているため、行動に移しやすく、非常におもしろいシリーズだと思っています。
    著者が冒頭で述べているとおり、行動することが主軸です。
    ・5%社員の時間術を真似した2.2万人のうち、89%の人が「より短い時間でより成果を残すことができた」
    ・本書の目的は、「知ること」ではなく「できること」

    一方で、著者は、巻末にこのようにも述べています。
    ・時間内に仕事を終えることができる「5%社員」のテクニックは思った以上にシンプルで、「始めること」「続けること」「気づくこと」の3点に集約された

    テーマが細かくなったからなのか、前2冊と比べ、データが抽象的になってしまっているのが気になります。さすがに、前作ほどのインパクトはなかったという感想です。時間術にそれほどの王道というものはないということなのかもしれません。
    ただ、巻末に書かれているとおり、結論はシンプルかもしれませんが、行動に移すという点で見れば、他の時間術本よりは実践しやすい内容となっていると感じました。



    <目次>
    第1章 なぜ、24時間があっという間なのか?
    第2章 よかれと思ってやってしまう逆効果の時間術
    第3章 95%の人が知らない5%社員の意外な時間術
    第4章 残業沼から抜け出す「ちょいスイッチABC」
    第5章 残業沼から抜け出す「ちょいスイッチABC」を実践!
    第6章 明日から定時で帰るー「ちょいスイッチABC」を押すトレーニング個人編
    第7章 チームで時短するー「ちょいスイッチABC」を押すトレーニング組織編

  • コロナの変化も大きい中、マネジメントの大切なところを学べる本。読みやすく分かりやすい。
    行動なくして変化なし
    変化なくして幸福なし

    働きがいを高めて生産性を高めるのは、
    コミュニケーション頻度大切で、言葉の細部に宿るなと感じました。

  • ◯仕事は一人でやるには限界がある。多くの人を巻き込むために、仕事をやりやすくするために、気さくなコミュニケーションをとる。挨拶、声かけ。

    ◯何をするにも何のためにやるか、どういうゴールにしたいのか書き出してから動く。思考停止になりかけたら戻る。席を立つ。

    ◯企画書は相手を巻き込む、納得させて味方になってもらうために作る。

    ◯没頭してても45分で区切った方が1日トータルで見ると集中時間は多い。

    ◯同僚へのお礼メールは上司をCCに入れる。

    ◯情報を集めたら自分の見解を添えて付加価値をつける。

    ◯金曜日に15分、ムダがなかったか振り返る。翌週やる大きなこと2つ書き出す。

  • TOP5%社員の仕事術
    ・ため息をつく:仕事中は呼吸が浅くなることが多いので、意識して深い呼吸をするようにする
    ・机の上の飲み物をおかずあえて冷蔵庫やキッチンまで行くことで家の中でも移動する習慣を作る
    ・何かを検索するときは、1日5分など上限を決めてまとめて検索する。集め過ぎは思考停止を招くし、アウトプットの方を重視する。情報は洞察(インサイト)やアイデアに変えないと人を動かせない。作業時間と思考時間を明確にわかる
    ・ランチは無理に取る必要はなく、取るとしても糖質が多い食事は避ける
    ・業務の目的や制約などはしつこいくらい上司に確認する
    ・丁寧で遅い仕事をしない
    ・1日15分の「内省」の時間を設ける
    ・金曜日に、その週の会議などを振り返ってどんなアウトプットが出たか?それは効果があるものだったかを内省する。効果がなかったらならその会議をやめるなど改善を図る
    ・定例会議などは、その効果や会議で生まれたアウトカムなどで継続すべきかどうかを判断する
    ・行動目標と締め切りを周囲三人に宣言する
    ・音声入力&自動校正を活用する
    ・議事録は会議中に完成させ、会議終わり10分で要点とアクションアイテムを全体で確認する。そうすると、アクションの実行率が上がることがわかっている。
    ・会議でずっと喋る人がいるなら、「ご意見ありがとうございます」「時間が迫っているので次の議題に移らせてください」「改めて発言ありがとうございました」と「承認サンドイッチ作戦」を用いる
    ・プロジェクトを推進するなら、1チーム五人以下(部門横断のタスクフォースも同じ)

  • 生産性向上、効率UPを会社が目指してきた効果なのか弊害なのか、以前は仕事に山谷がありましたが、今は常にハイパフォーマンスを要求される時代に変化した感があります。
    眠らせていたアイディアの実行や休暇の取得に関しては、仕事の谷間時期に集中的に行っていましたが、そのような時間の使い方は過去のものとなったようです。
    そのようなこともあり、時間術に関する書籍をいくつか当たっていましたが、この本は良書だと思います。
    おそらく膨大なデータから客観的な分析に基づいて抽出されたテクニックですので、何かしら自分にフィットするものが見つけられると思います。また、自分のライフステージや職位などが変わって、時間に対する要求が変わった時にも活かせるアイディアを見つけることができそうです。
    30代から40代にかけて、家族や部下のために費やす時間が増えてきて、自分のやりたいことに集中しづらくなってきた、そんな感覚を覚え始めた人にとって一読して損のない内容だと思います。

  • ・ハイパフォーマー=ローリスク・ミドルリターン
    ・作業興奮から逃れる
    がキーワードだと思いました。
    作業興奮は、夢中になると陥りがちなので意識していかないといけないと勉強になった本です!

  • 約2万人の行動をもとに分析した話。
    当たり前のようにやれてないといけないが、
    そもそも仕事の経験値が足りないとできてないことでもある。
    水を近くに置かない話は笑ってしまいつつもなるほど。
    大体納得できることではある。特に効率より効果が大事は合言葉にしてもいいぐらい。
    効率上げても成果が出なければという心がけとともに効率を考えるのは基本。

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著者プロフィール

越川慎司(こしかわ・しんじ)
日本電信電話株式会社(現NTT)、ITベンチャーの起業などを経て、2005年にマイクロソフトに入社。業務執行役員としてPowerPointやExcelなどの事業責任者などを歴任。2017年に業務改善コンサルティング会社「株式会社クロスリバー」を起業。
のべ800社以上、17万人を超えるビジネスパーソンの効率アップを支援。日常業務にひそむ「名もなきムダ仕事」の撲滅に注力する。
「株式会社クロスリバー」では、メンバー全員が週休3日・週30時間労働を継続。
著書に『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『科学的に正しいずるい資料作成術』(かんき出版)、『29歳の教科書』(プレジデント)ほか多数。

「2022年 『仕事ができる人のパワポはなぜ2色なのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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