続ける思考 「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2023年11月25日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784799330005

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んでから3週間弱。
    続けたいと思っていたことが続いている!
    もちろんこんなに続いたのは初めて!

    一番のポイントは「続けたいなら毎日やると決めること」だそう。「できるときはやる」とか「3日に1回」ではなく、「毎日やる」と決めて日課にしてしまうことが大切、だそう。
    週一とか月一でやらなければならないことは、具体的にやる日を決めると良いのだそう。
    その場合、月によって日の並びが違うので○日ではなく、毎月第2月曜日、などと曜日で決めるとやりやすいらしい。

    そのほかのポイントとしては、すでに日課になっていることに関連づけて、セットにしておこなうこと。これを繰り返していくとそれぞれ点だった行動が線になっていく感覚が得られ、そのうち考えなくても体が勝手に動くレベルにまで達することができるそう。また、「楽しいと思える」「心地よい達成感」が大事とのこと。継続できる小さな目標から始めること。このくらいならギリギリ嫌にならずに続けられる、くらいのラインを目標にすると良いらしい。

    私の場合、毎朝4時〜5時の間に起きてオーディブルを聴きながら2kmだけウォーキングをすると決めた。また歩くついでに景色や鳥の写真を撮ることをセットにした。
    夕方は毎日2kmだけ走ると決め、ジョギングをしている。ジョギングなんて大の苦手だけど2kmだったらギリギリ走れそう!と思ったのでやってみたところ、ゆっくり走れば可能であることがわかった。心地よい達成感が得られて走り終わるたびに「今日も達成できた」と自分に自信がついていく感覚がやみつきになるから続けられる。

    継続による効果なんて考えずにただやってみるのが良いらしい。とにかく毎日やると決めているので「今日は雨だから走るのを止めようか」という選択肢がそもそもない。走ると決めたから雨でも走る。どうせ汗かいて濡れる。笑 歩くだけなら傘をさせば何の問題もない。「やるかやらないか判断する」という行程が省かれるので即行動にうつせるという仕組みらしい。

    こんな具合でまだ3週間ではあるけれど、苦手だったことが継続できていてとても不思議な気持ちだ。結果に重きを置いていないので想定外の変化があるとプレゼントをもらった気分になる。はじめた当初、体重減るかも?と思っていたが体重は変わらず、ある日ふと体脂肪率がグンと減っていることに気づき、とても嬉しかった。

    これからもとにかく毎日続けたいと思う。

    私の生活を変えてくれた素晴らしい本だった!

  • ・P25:人生に革命を起こすのは、生まれ持った才能でも、驚くべき才能や、天才的なひらめきでもなく日々の積み重ねだ。

    ・P39:毎日少しずつやれば必ずいつか終わりにたどり着く。

    ・P190:「続ける」ことを阻むもの、飽きる、忘れる、めんどうになる、いろいろあると思うけど、最大の敵は「目標を達成する」だ。達成は魔物だ。ゴールにたどり着いたときこそ、淡々と続けてやる事が大事。「目標の達成」は終わりじゃない。次の目標のはじまり、ゴールじゃなくて通過点。喜びはその瞬間かみしめる。でもそのあとは日常は続けるのだ。

    ・P280:本を読むという事は世界に出合いなおす手段であり、そして自分を発見して行く行為でもある。読書は探求であり対話だ。

  • 毎日続ける為には習慣にする仕組みを構築する事。また単体で物事を処理するより心のスイッチ的な意味も含め、2つ同時に進めてみる。
    継続が苦手な自分だからこそ参考になった本。

  • 感動した。井上新八さんが1日5分続けたダンスをネットで見たら涙が出た。この人はとにかくすごい。続けることのレパートリーの多さと、続けることの根気強さ。自分にはできないかもしれないけど、できるはずもないのだけれど、なぜだかやってみたくなる。仕組みを作る楽しさというものを味わってみたい。続ける仕組みを作るコツは①毎日やること、②小さく続けること、③記録すること、④必ずやることとセットすることだそうです。
    2024年に読み、初めて1年間日記を書き続けることができたのは紛れもなくこの本のおかげです。

  • 何を継続するのかは必ず自分で決める。自発的な決め事が、継続力を高めるのです。

    そして、ただ毎日やることが大事。休みの日を等間隔に入れてしまうと、今日は努力する日がどうかいちいち、確認しなければならないから。さらに言えば、休む時間が必要になるということは、休みが必要になるくらいの大きな負荷がかかっているから、努力料を見直す必要あり。

  • 筆者がいろんなことを続けてきたことで、ゆるぎない自信を持って伝えているのがよくわかる。
    【ポイント】
    ①意志力に頼らない。
    ②何かのついでにやる(いつもやってることと抱き合わせる)
    ③ともかく細分化する。
    ④「時間があったらやる」ではなく、始める時間と何分やるかを決めてやる。
    ⑤続けるから好きになる。
    ⑥毎日やる

  • 続けるためには週7日、つまり毎日やる。細切れにする。今の習慣とセットで行う。続けるための仕組みを考えるのが楽しいと思えることが大事のようだ。

  • 超面白かった!毎日達成できる習慣を続けることで、「私は自分との約束を毎日守れた」、「最後までやり抜けた」と自信が持てることはとても大事。まさに「人が習慣を作り、習慣が人を作る」の好事例。

    やることは難しくない。

    意思の力に頼らず、徹底的に仕組み化する。
    無理しないようにタスクを小さくして、1日1秒でもいいから毎日やる。
    100点を目指さない。目標も敢えて設定しない。続けること自体に価値があるから。
    やったことや気付きを記録する。自分のアイデンティティが形成されていることに気付く。
    何日か続けられたら、少しずつ負荷を掛けていく。ラクなままだと逆に楽しくないから。

    0よりも1に価値がある。私もやりたい事を毎朝トライしてみよう。

  • 自分は何をやっても三日坊主で続かない。そこに本書の情報を得て即刻購入した。結構心に残った。以下為になった箇所の抜粋»ただ続けることに意識を向ける。毎日5分だけやる。66日で定着する。小さな前置き+メインの2つセットでルーティン化させる。慣れないために慣れ始めたら負荷をかける。脳を休めるには無駄なことをやる。いつやめてもいい気持ちでやる。例外の日を作らない→休むなら明日→毎日続く。心がしんどい時は映画で2時間の現実からの遮断をする。自分に大変有益な良書でした。また読み返すと思う。

  • この著者さんのようにぎっしりとした予定が毎日あったら自分にはキツくて嫌になりそうと思ったけど、読んでいくと続けることがいかに凄いものを生み出すかがとても分かりやすく書かれているし、ためになりました。私も独学が好きなタイプなので自分に合っている考え方だなと思います。これを読んで休止していたことを再開しようと思えたし、良かったです。

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