構造化思考のレッスン

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2025年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784799331262

作品紹介・あらすじ

すぐ使えて、一生役立つ「上手な頭の使い方」
マトリクス、ロジックツリー、分類図、フロー図……
複雑な情報や思考を整理し、視覚的にわかりやすく伝えるスキルを身につけよう!

「資料作成やプレゼンが苦手」
「”何が言いたいの?”と言われがち」
「考えると頭の中がぐるぐるしてしまう」
「考える力を鍛えたいがどうすればいいかわからない」という悩みは、
若手ビジネスパーソンにとって、また彼らを指導するマネジャー層にとっても永遠の課題です。

構造化とは、
「複雑なモノや情報を、目的に最適な形で、視覚的にわかりやすくまとめること」
複雑な情報を整理して相手に的確に伝えるには、構造化して考える力が必要です。
たとえば会議のような場面でも、営業戦略を考えるときも、
あるいは自分の時間の使い方を見直したいとき、人間関係のトラブルを解決したいときでも、
自分の考えにまとまりがつかないときであれば、いつでも使える技術――それが「構造化思考」です。

ひとたび構造化思考を身につければ、さまざまな事象に対して
より深く考えられるようになり、思考の質を飛躍的に高めることができるでしょう。
本書では、構造化思考を理解し、使いこなせるようになるための「5Pフレームワーク」をご紹介します。

「構造化の5P」
Purpose(目的)――何のために構造化するのか?
Piece(断片)――具体的には何があるのか?
Perspective(視点)――目的と断片をつなぐキーワードは?
Pillar(支柱)――どのくらいの単位でまとめるのか?
Presentation(表現)――最適なビジュアル形式は?

このフレームワークを活用することで、思考を整理できるだけでなく、
プレゼンや議論の説得力が格段に向上します。

本書は、AIロボット「コウゾウ」と主人公のタカシくんとの対話を通じて、
ストーリー仕立てで学べる構成になっています。
考え方やフレームワークを学ぶだけでなく、実際のビジネスシーンや日常の課題を通じて、
「構造化思考」を実践的に理解できます。

・思考がクリアになり、問題解決のスピードが上がる
・プレゼンや資料作成がうまくなり、伝え方に自信がつく
・複雑な状況でも冷静に整理し、的確な判断ができるようになる

「なんとなく考える」から「構造化して考える」へ。
あなたの思考の質を根本から変える一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネス書なのですが、タカシとコウゾウのやり取りを通じて物語調になっており、理解しやすい内容です。

    構造化思考は、クリティカルシンキングを実践するためのツールであり、思考を「動画」ではなく「静止画」として捉えていく。
    5Pに沿って構造化していき、視覚的にわかりやすくしていくのですが、本を読んだだけではなくて実際にワークショップをしたり、実践していかないとスキルとして定着するのは難しい印象です。最後にタカシがコウゾウのスイッチを切るところが切ないです(感情移入してますね)。イラストもかわいいです。

  • 中身ガッツリ読み飛ばして、冒頭と末尾だけ。つまみ読み


    ポッドキャストの荒木さんらしい構造化の本。
    構造化思考と反対は属人化思考
    大切なのはジャンプ力

  • 構造化思考のレッスン
    著者:荒木博行
    ナレーター:佐々木雅夫

    これはaudibleよりも紙媒体で読んだ方のがわかりやすそう!タカシとコウゾウのやり取りがラフだったので手に取りやすかった。

    このやり方を覚えればスキルとしてかなり役に立つのでは…!?と思いつつ、習得するのにはかなりの練習が必要だなと思った。

    コウゾウ…私の家にもこないかな?

    -------------

    サマリー(あらすじ):

    「考える力」の基本は、構造化にあり!
    情報や思考を整理し、「見える化」するスキルを身につけよう

    「資料作成やプレゼンが苦手」
    「"何が言いたいの?"と言われがち」
    「考えると頭の中がぐるぐるしてしまう」

    そんなあなたに教えたい!
    すぐ使えて、一生役立つ「上手な頭の使い方」

    マトリクス、ロジックツリー、分類図、フロー図……
    複雑な情報や思考を整理し、視覚的にわかりやすく伝えるスキルを身につけよう!

    構造化とは、
    「複雑なモノや情報を、目的に最適な形で、視覚的にわかりやすくまとめること」

    たとえば会議のような場面でも…
    ・営業戦略を考えるとき
    ・あるいは自分の時間の使い方を見直したいとき
    ・人間関係のトラブルを解決したいとき
    自分の考えにまとまりがつかないときであれば、
    いつでも使える技術――それが「構造化思考」です。

    ひとたび構造化思考を身につければ、さまざまな事象に対してより深く考えられるようになり、思考の質を飛躍的に高めることができるでしょう。

    「5Pフレームワーク」で考える力を鍛える

    本書では、構造化思考を理解し、使いこなせるようになるための「5Pフレームワーク」をご紹介します。

    「構造化の5P」
    Purpose(目的)――何のために構造化するのか?
    Piece(断片)――具体的には何があるのか?
    Perspective(視点)――目的と断片をつなぐキーワードは?
    Pillar(支柱)――どのくらいの単位でまとめるのか?
    Presentation(表現)――最適なビジュアル形式は?

    このフレームワークを活用することで、思考を整理できるだけでなく、プレゼンや議論の説得力が格段に向上します。

    「対話形式」で楽しく学べる本書は、AIロボット「コウゾウ」と主人公のタカシくんとの対話を通じて、ストーリー仕立てで学べる構成になっています。
    考え方やフレームワークを学ぶだけでなく、実際のビジネスシーンや日常の課題を通じて、「構造化思考」を実践的に理解できます。

    本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

    -------------

    読了日:2025/05/17

  • なかなか構造化を意識したこと無かったけど、今後は構造化の5Pを少しでも意識しながら仕事してみようと思う。

    広げてから、上がって、下がるも忘れずに!

  • 訓練が必要だけど、かなりの武器になるし、冷静になれる。

  • 5Pというフレームワークを使って物事を整理するやり方を学んだ。やはりpurposeを明確にすることがアウトプットを決める重要なことだと思うが、すぐに問題を解決したいと焦って曖昧なpurposeになってしまうことがよくあると思う。これからは一歩引いた目で日々構造化トレーニングしてみたい

  • 夢を叶えるゾウに近い。論理的思考を学んだ人はどこかで目にした内容で、個人的に読み物としては面白いが学びは期待できない。

  • 度々、図を確認するような場面があるためオーディオブックでながら聞きするには向いていない

  • 批判的(クリティカル)に考えるためには構造化が必要で、それはどうすればできるのかを知ることができる本です。
    社会環境が複雑化する中で、正解が1つではないことも多くなる中で、思考を深め、決断することが必要となる場面が増えたような気がします。
    いざ、思考を深めようとしても、どうやれば深まるかがわからないと感じる方は多いかもしれません。
    物事を深く考えるためは、「構造化」で対象を目に見える状態にして、客観的に考えることが必要だと著者は言います。
    構造化の重要性だけでなく、どう構造化するか、それをもとにどうクリティカルに考えるかというところまで教えてくれています。
    レベルアップのために考えを深める必要があるでのは、と感じたことのある方などが読んでみると、そのきっかけにできそうな1冊です。

    【特に「学びになった」と感じた内容の覚え書き】

    (構造化とは何か)
    「構造化とは、複雑なモノや情報を、目的に最適な形で、視覚的にわかりやすくまとめること。『何のために構造化するのか』を押さえることが大事で、目的に即していれば、どう表現しようが自由。加えて、物事を深く考えるためには、対象を目に見える状態にして、客観的に考える必要がある。」
    (構造を表現する)
    「構造的に表現しようとすれば、どれだけ工夫しようが、こぼれ落ちてしまう論点は出てくるので、その本質を完璧に表現するのは不可能。表現する側は、あくまで一面に過ぎないという認識を持つこと、構造を見る側は、それが何のために作られたものかという目的を読み解くことも大切。」
    (構造化を実践する)
    「完璧を求めてはならない。最初の視点には全力で思考投入するが、それ以外の表現は余白を残しておく。構造化は思考の叩き台なので、可能な限りクイックに思考を視覚化し、あとはそれを批判的に考えることでブラッシュアップしていく。」

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】

    ・物事が複雑な状態のままとっ散らかっている場面に自分の身を積極的に置いてみると、サバイバルスキルとして自分の構造化力が鍛えられていくはずだし、その即興作業を通じて参加者のエンゲージメントが高まるかもしれない。訓練と実用を兼ねた一石二鳥。

    (構造化とは何か)
    ・自分の考えを構造的に整理すると、批判的(クリティカル)に考えることができる。過度に細かすぎず、一方で大雑把すぎでもない、余分なノイズが排除されて、ちょうどいいレベルに整理されていると、そこに対して批判的に考えることができる。

    (構造化の5P)
    ・構造化で何より重要なのは「誰とどんな場面で活用するために構造化するのか」という「目的(Purpose)」。目的をさらに分解して「誰が」「いつ」「誰と」「何をするために」その構造を使うのか、をしっかり想像してみて、解像度を高める。定義によって、正しい構造は変わる。
    ・抽象的なイメージを考えるためには、確固たる土台が必要。足元が固まっているからこそジャンプできる。そのためには、面倒でも、まず思いつく具体的な「断片(Piece)」を一つずつ挙げていく他ない。断片の大きさを揃えることを意識する。ばらつきがあると、全体像が捉えにくい。
    ・目的を踏まえ、散らばった断片たちを、「目的ベース」で頭を使って考え、「断片ベース」で手を使って考える、という「視点(Perspective)」で整理する。愚直に手を動かし、しっくりくる視点に出会うため、地道に目的と断片を可視化しながら往復していくしかない。
    ・視点を決めた後、その構造をどのくらいの大きさの「支柱(Pillar)」で支えるかが論点。本数を増やせば緻密になるが、構造理解が難しくなるので、少ないほうがいい。表現形式を考えるため、支柱関係性が独立・連続・因果(相関)のどれかを理解する。縁取りが定義できていないと、分類で悩む。
    ・人は全体像が見えないと不安を感じる。ひとたび構造化され、全体像を理解できるようになると、不安な心理状態が薄まり、冷静で前向きな気持ちに変わる。なので最終的な「表現(Presentation)」に真っ先に目がいきがちだが、その前の4つのPがないと、良いものを生み出すのは難しい。



    (構造化の難所を乗り越える)
    ・視点を考えるとき、具体と抽象をまとめて考えるのではなく、「広げて、上がって、下がる」という3ステップに分けてバラバラにする。断片のグルーピング案をたくさん挙げ、目的のイメージの解像度を上げ、目的を踏まえ適切なものを選ぶ。アイデアの数があれば、マッチングの可能性が高まる。
    ・引いた視点で複数を見つめるマクロな視野で思考が止まってしまったら、一つだけのミクロな視点で考えると、頭が再び活性化しやすくなる。何もない状態から頭の中だけで定義を考えるのは難しいので、あえて微妙な事例(エッジケース)をぶつけ、自分でその概念の「切れ目」を認識する。

    (構造化が持つ本質的な力)
    ・聴く力とは、相手の話を聞いたところで、それをちゃんと整理して、その要望を受けた返答をするために必要なもの。返答ができないのであれば、聴く意味がない。人の話が聴けない人が大事にすべきは、聴くことの重要性より、構造化スキルを高めること。
    ・自分を批判的に見るには高い視点に立つ必要があるが、最初のアイデアが絶対と思いがち。自分のアイデアが正しいと思ったときでも、高いところまでジャンプできるかが大事で、そのためには、5Pでチェックすることで鍛えていれば、それができるはず。

  • 読書感想文:『構造化思考のレッスン』(荒木博行著)

    本書『構造化思考のレッスン』は、構造化・可視化の技法をわかりやすくまとめた入門書です。著者独自の「5Pフレームワーク」を中心に、複雑な情報を“目で見て分かる形”に落とし込む思考法が、ストーリー仕立てで解説されています。特に、身近な事例や対話形式、段階的な説明が初心者でも抵抗なく取り組める工夫として感じられました。

    一方で、構造化・可視化の分野に十分慣れた人間には、これらの技法はすでに“既知のもの”であり、チャンクアップ・チャンクダウンや多視点、エッジケースの観点も、実務や他書籍・グラレコの経験で体得されていることと重なります。実際、私は楽描人カエルンとしてグラレコ道場監修やnoteで大量に語りつくした経験があるため、多くの記述が「自分の中では常識」でした。

    しかし、それでも本書の価値が薄れるわけではありません。苦手な人や初学者にとっては、本書のようなやさしく体系的な記述は、構造化思考の第一歩として極めて効果的だと感じます。特に、「可視化がバイアスであり危うさもはらむ」「認知負荷のコントロールが本質」という視点は、単なるノウハウ本の域を超え、思考の本質に踏み込む内容として一定評価できます。

    本書を読むことで自分の“構造化・可視化思考”の型を再確認することができ、他者への指導や教育にも活用できそうです。また、センスや直感、バイアスといった概念を“再言語化”する手段として、汎用性のある枠組み(5P)が手に入る印象でした。

    最後に、既存の知識と重なる部分は多々ありましたが、あらためて「初心者に伝える言語・手順」を整理する材料にもなり、“思いつき”としては、構造化思考をさらにメタ化し、バイアスを意識して使い分ける実践の重要性にも思いを馳せることができました。

    総じて、「入門者や苦手な人のための語り口が徹底されている点」は素直に称賛したい部分です。既知の人には「教える側・枠組み検証」に、初学者には「一歩踏み出す道具箱」として、最適なベース本だと感じました。

  • 【書籍の要旨】
     論理的思考力の基礎でもある構造化。
     その構造化に関する思考法を
     山本さんのところに届いたコウゾウというAIロボット
     のかけあいで学びつつ、実践も出来る書籍。
     
     特に実践編の広げて、上がって(目的に立ち返って)、
     改めて下がって(具体を考え直す)というのは、
     大事な思考の流れなので、ぜひ学んでほしい。

    【主なトピックと学びになったこと】
    ・構造化の5P
     Purpose:目的
      何のために構造化するのか?
      ここは
       「誰が」「いつ」「誰と」「何を考えるために」
      といった軸で定義するのがオススメ。
     Piece:断片
      具体的には何があるのか?
     Perspective:視点
      目的と断片をつなぐキーワードは?
     Pillar:支柱
      どのくらいの単位でまとめるのか?
     Presentation:表現
      最適なビジュアル形式は?

    ・断片を先に洗い出す意図
     本来は構造化に向けて何を軸に考えるのか?
     から入りがちだが、そうすると手が止まってしまう。
     視点を見つけるためにも先に
     「断片:ネタ、タスク」を洗い出すと良い。
     洗い出した後、どんな軸で分類できそうか考える。

    ・企業戦略とは
     競争相手との相対的な力関係の変化を、顧客の望む
     方向に自社にとって相対的に有利かつ持続できるように
     変化させるべく計画する作業のこと。

    ・構造化したあとの表現方法
     分類図
     フロー図
     循環図
     ベン図
     ピラミッド図
     マトリクス
     ロジックツリー

    ・ピラミッド図
     ピラミッド図は縦の視点だけでなく、
     横(広がり)の視点も含まれている。

    ・構造化とは思考のたたき台である
     Quick&Dirty

    ・良い視点を生み出す3つのステップ
     ①広げる
      Pieceのグルーピング案をたくさん挙げる
     ②上がる
      目的のイメージの解像度を上げる
      →目的の具体化
     ③下がる
      目的を踏まえて適切なものを選ぶ
     この中でも①が一番難しい。

    ・グルーピングを考えるときは、
     エッジケースを明確にしたうえで行うこと。
     ※あいまいにしないということ。

    ・Perspectiveの乗り越え方
     ・広げて、上がって、下がるを行う。
     ・この中でも一番の難所である「広げる」は、
      ミクロにフォーカス
       ↓
      エッジケースで範囲を縁取り
      すると乗り越えられる。

  • 仕事などで使える〈構造化〉の技術を5Pを中心に面白味のあるストーリー形式で伝える。

  • 例外を見る代わりに、ルールを見よう。
    事例を見る代わりに、構造を見よう。
    今日を見る代わりに、毎日を見よう。
    という言葉が印象的だった。

  • コンサルティングや営業をはじめ、ヒアリング内容を論理的に整理することが求められるすべてのビジネスパーソンに。ストーリー形式でとっつきやすいのもよい。

    コウゾウかわいい。うちにもほしい。
    一読しただけで身につくような内容ではないので、本書内のタカシくんのように何度か再読しながら練習していく必要がある。

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著者プロフィール

荒木 博行(アラキ ヒロユキ)
株式会社学びデザイン 代表取締役社長
住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。 株式会社フライヤーなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、株式会社絵本ナビの社外取締役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。 音声メディアVoicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティを務めるとともに、株式会社COASにおけるホースコーチング・プログラムディレクターも務める。著書に『自分の頭で考える読書』(日本実業出版社)、『藁を手に旅に出よう』(文藝春秋)、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』シリーズ(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』(ともに日経BP)など多数。

「2023年 『独学の地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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