小説 ファインダーの烙印

  • リブレ出版
3.56
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本棚登録 : 171
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799711941

作品紹介・あらすじ

豪華客船での麻見・ミハイルとの戦いから数ヵ月。飛龍は極秘で台湾を訪れる。それは、生き延び、その地で勢力を伸ばし始めている兄・焔燕との決着をつけるために。飛龍とあの男との再会、そして陶の出生にまつわる秘密。若きチャイニーズマフィアの頭首・飛龍に架せられた運命とは-!?ファインダーシリーズで絶大な人気を誇る飛龍のその後のストーリーやまねあやの原案による新作エピソードで登場。

感想・レビュー・書評

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  • やまね先生が語尾とか丁寧になおしてくださったと書いてあったとおり、ほぼ違和感なくお話とキャラの中に入って行けました。

    飛龍主役のお話が…読めて…よかったです…でも葉×飛を読みたいいいいいいいいいいこの2人どうにか転ばんのーーーーーーーと思っていただけに、読めて嬉しいけど「いつか」に賭けるには惜しいと思ってしまいました…うっ。

  • 予想以上に萌えた。

  • 飛龍がいくら陶の為とはいえ、隙だらけであっさり捕まってしまうなんて....。その部分から今迄のイメージからちょっとズレてしまって微妙に楽しめなかった。もっとプライドが高く威圧的に振る舞いあくまでも高貴な感じでもよかったと思う、でも葉に弱い部分を見せて身を委ねて行くのはよかったかな。ただ幸せが薄かったのでそこが中途半端で残念。

  • やっと待ちにまった飛龍主役の本!小説なので作者はやまねあやのさんではないですが、雰囲気や登場人物の性格などあまり違和感は感じずに読むことができました。ファインダーの熱情を読んだ時からいつか葉×飛龍のお話が読んでみたいと思っていたので、今回は念願適って嬉しい限りです。

  • 確かに皆さんの意見の様に私もファインダーシリーズ大好き人間としてノベルズになるのは抵抗がありますが、まぁ飛龍主人公の違う作品と思えば物語としては嫌な作品ではなかったです。

    陶が大きくなったらどうなるのか・・・漫画で読みたい気分がしました。葉の今後の関わりも漫画で読みたい❤

  • おまけ漫画だけでも買う価値有www

  • 2012/10/13
    【やや好き】(アニメイト限定版を購入) 飛龍でスピンオフ。 香港編その後。 義兄:焰燕(ヤンツゥイ)との決着。 麻見からのスパイだった:葉との再会。 陶の出自の判明など新事実や秘密が盛り沢山。 本音を言えばやまね先生の漫画で読みたかったが、この本だって描き下ろし漫画もあるからお買い得…なのかよく解らないが、飛龍は色恋に鈍いということだけは理解した(笑) ガンバレ陶!でも個人的には葉を推したい派(^^;) 将来、三角関係に悩むことになれば超美味しいな、と思いながら読了。

  • 賛否両論のようですね。沢山のファンがいるから、人それぞれの感想があって当然だと思います。
    でも、これだけの人気作を小説化するというのは、最高に困難な仕事。砂床あいセンセの力量あってこそ成り立ったわけですが、ご本人は風当たりのキツさも覚悟の上だったのかどうか気になります。

    当然、やまねセンセの原作者としての監修もあったと思われる内容で、マンガ本編との違和感も感じることなく入り込んで読めました。
    飛龍サイドのストーリーです。本編では語られることのなかった事実をいろいろ知ることができます。
    本編ではメインcpに焦点が当てられていたので、飛龍に関してはもっと知りたいことがあったのに未消化になっていた焦燥感が、こちらの小説で一応解決。あの時のあのシーンでの飛龍や麻見の心情が掘り下げて描かれていて、そうだったのねと再確認できたのは収穫です。

    そして、飛龍の濡れ場も登場。
    ここでひっかかる人はひっかかるんだろうな。
    私は結構アリなのではないかと思った一人です。飛龍はちょっとお心が弱り果てていたかもしれないけど、あの彼だけがそんな孤高ゆえの寂しさを理解できて、しかも受け止めることのできた唯一の相手なんじゃないかと。
    飛龍の「ただ一人の想い人」以外での、というところが複雑で切ないけど、でも萌えた一因。釣り合わなさも萌えポイントでした。Hシーンはもっと濃厚でもよかったかも。攻受がどちらになっても精神的な部分では二人の関係はゆるぎないので、そこにはあまりこだわりを感じませんでした。

    難を言えば、挿絵とか口絵とかカラーとか、もっともっといっぱい入れてほしかった!
    サービス不足。過去のイラストでもよかったのに。
    描き下ろしの「高楼綺譚」はすごくよかったですけどね。萌えて胸キュンでした。
    しかし、この先もまだ続くのが前提ぽいウヤムヤ感…すっきりしません。一気にすべて書ききってほしかった。ファンをまだひっぱる戦略?

  • ファインダーはBLマンガの中で一番好きなマンガです。だからこそというべきか、ちょっとノベライズ化されるのに抵抗がありました。小説原作が映画・アニメ・マンガになったり、逆もしかり。原作者の手が入っていたとしても、どこかしら第三者の想いが込められていて、作品に歪みを感じてしまうからです。
    個人的な考えですが、「純粋な作品」と捕えられないのだと思います。

    とはいっても、今回は飛龍のお話、ということでファインダーをより楽しむために手を出したのですが、ファインダーファンの間でも評価は分かれると思います。内容の詳細は控えます。ファンにはいろんな想いがあると思うので。

    作品の世界観・内容構成はマンガのファインダーと変わらないものだと感じました。違和感なく受け入れられたので、おそらく小説を担当した砂床先生がファインダーの世界を本当に理解されていたのだと思います。そういう意味では、素晴しいものでした。

    でも、やっぱり欲を言えばやまね先生のマンガで読みたかった、というのが正直なとこです。どんなにキャラクターの心情や思いが書かれていたとしても、絵一枚に描かれるキャラクターの表情・雰囲気から感じ取られる強さが違うな……と。

    いつかマンガで読める日がくることを願っています!

  • 飛龍様の苦悩がよく分かった。
    陶の出生の秘密も明らかに!!

    やはり麻見も少し登場して頂きたかったです。

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