カラフルライン (シトロンコミックス)

著者 :
  • リブレ出版
3.62
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本棚登録 : 618
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799714669

感想・レビュー・書評

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  • 粗すじを見て想像してたのとはちょっと雰囲気違ったけど
    寧ろ腑に落ちるというか
    ふたりで違うタイミングでぐるぐるしてる様がなんかよかった。
    良ちゃん(? いつも翔祐とメシ食ってる彼)と
    朝美さんがキーポイントなのかなと。
    特に朝美さんの物言いはすっとした。
    ああいうかっこいい女性、憧れますねぇ。

    市川けいさん、読むの3作目にして沼の予感。
    ...やっべぇぞ(笑)。

  • しかちゃんお宝箱きゅうさつめ。

    オフセ同人誌のような表紙にちょっと
    「おっ」
    ってなったんですけれども(失礼)(ほんますいません)、中身最高。中身最高でした。
    個人的にはかなり好き。今回のお宝箱の中でもベスト3には入るなー。

    よしながふみ氏をほうふつとさせるさっぱりした画風は(ほうふつばっかりですいません)そうとう好きですよ…。
    知生くんが、翔ちゃんを好きだという理由が最初はちょっとわからなくて、二度読んで
    「ああ、なるほどな」
    とは、なった。

    ほしたら今度は、翔ちゃんが智生くんに告白された(?)あと避ける理由がわからなくて、これまた三度読んで
    「ああ、なるほどな」
    とも、なった。

    そのくらい何回も読めるまんがでした。なんちゅうか、どっちにもシンクロできるあたりが…(それは、一般論なんかな)。

    好きだと言われたら好きになる、だって(自分に向けてくれるけなげな好意が)可愛いもん
    と、いう知生は、幼いのかもなあ。

    ちゅうのは、私自身幼いころ(年齢的に)そういうフシがあったから。
    好きだと言うてくれる人を好きになって、何が悪い、万事丸く収まるじゃないか、ぐらいに思ってた。

    でもそれよりも、人を好きになる深さのほうがよほど自分をとりこにして、ほしたらいつのまにか、自分に好意を寄せてくれる人よりも自分が好意を寄せる相手しか目に入らなくなった。
    まあ、自分歴史のバブルのころやんね(それも一般論やろ)。

    そこのバブルに乗らないのが翔祐のまじめなところのようで…。

    好きだと言われて、じゃあ、その先は? ってなっちゃう。
    その先のことは何も考えてなかった、そういう二人の話。

    チューしかしないBLは、最近のTLよりもよほど少女まんがやと思います…。
    昭和生まれの私としては、こういう恋愛話はめちゃくちゃ好き。BLってだけでアングラ扱いなるのがひじょうに勿体ない。

    先に進むのに勇気がいるのは、男同士だろうが男女間だろうが、ほんまは、どっちも同じなのにねえ。

    読了後出版社がリブレと知って、ああー、と、これまた納得。
    フォーティーズの私でも知ってる老舗アングラ出版社(アングラいうな)やと思う。さすがな作風でした。
    この作家さんのまんが、もっと読みたいなあ。

    ゾウが可愛いねん。ゾウが。笑
    細部も丁寧やった。ややモノローグの文字が多いような気がしたけど、それは翔祐の性格所以なのかな? (´ω`*)

    へたれ…とはまた違うかな。知生は一見へたれやけど、芯はしっかりしてるしなあ。
    どちらかが守られてばっかりではない恋人関係っていうのは、ほんまに好きです。これはTLにはあんまり見られない関係やと思うので。

    チューをするだけでも大事件な関係、うらやましいねえ!! @フォーティーズそれは妄想だけにして。笑

  • 市川さんの言葉の言い回し方が凄い好き

  • ノンケ大学生同士のカップルの、付き合い始めるかどうかのもだもだ話。普段温めのBLはあまり読まないんですけど、不覚にもスゴく萌えた。
    付き合い始める前なので、Hシーンは一切ありません。ただキスシーンがスゴくエロい。なんだろう、手つきがエロいのかなぁ…
    あと市川さんはネームのテンポが良くて、コミカルなところとシリアスなモノローグの繋ぎやらバランスがまた良い。
    あと滑り台の象くんが可愛いです(は)

  • 大学生同士、知生×翔ちゃん。市川さんの描かれる男の子たちは本当に可愛い子たちばかりですよね。できればもっとラブラブしてほしい気もしますが、これはこれで良いんだよなぁ♪ 恋をして思わず気持ちが通じてしまった時の悩みや焦り、相手の気持ちを信じられずに逃げてしまうとか等身大で共感しちゃいましたよ。可愛いお話で面白かったです。

  • 青春度★★★★  筋肉度★★

  • 大学生の親友同士。
    エロはなかったけど、これは結構萌えました!

    受け?のぐるぐるした葛藤はよく理解できたし、
    攻め?の突き抜けた天真爛漫さは可愛かったです。
    どっちの言い分もわかりやすくてよかったな。

    攻めの元カノとの絡みも楽しかった。

    続きというか、初エッチは見たかったな。

  • 告白した方がぐるぐるしてるのが愛しい。告白して相思相愛になったのに信じきれなかったり、現実見ちゃったり、終わることに頭がいっちゃったりで、避けてすれ違って、結局二人してそれぞれで悩んでるのが愛しすぎる。

  • 友人に気持がばれて付き合おうとなったのにこわくて踏み出せずにグルグルする久住。瀬尾の元カノとの絡み方面白い。

  • 大学生もの。キスから目覚める恋心。
    恋多き天然泣き虫優男×恋にネガティブなふつーの男。
    友達関係から恋人になる。いままで友達として、女の子に振られて泣いてる知生を慰めてきたけど、酒の勢いでキスをしてしまったことから話が始まる。

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著者プロフィール

市川けい(いちかわ けい)
秋田県出身、ボーイズラブ漫画家。青春ものから、女子視点のBLなど、多くのジャンルにわたり執筆活動を行う。
代表作に『ブルースカイコンプレックス』『スロースターター』『こっち向いて笑って』『スロウデイズ』など。

市川けいの作品

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