楽園彼岸 ~蝶の褥~ (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)
- リブレ出版 (2014年8月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799715260
作品紹介・あらすじ
大学生の匠は、殺人犯のひそむ大型リゾート施設に閉じ込められて4日間。再会した幼馴染みで元恋人の隼人と共になんとか生き延びていたが、依然、犯人は分からず、匠の記憶も不安定なまま…。そんな極限状態から逃れるように隼人を求め危険が迫っていると知りながら、濃密で甘い愛撫に溺れていく匠。だが、隼人への想いが増すほど、自分に執着してくる彼への疑念が湧いてきて…。2人の愛の行方と事件の結末は!?衝撃のミステリアスロマン!
感想・レビュー・書評
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何が起きてるんだかなんだか、怖いけど!
BLじゃなくてもいいかもしれないけど、結構面白かった。 -
★3・5
事件は解決したけど、やっぱりモヤモヤ残った。後味良くない。あんな大事件があって、表面上は穏やかな日が戻ってもこの出来事が消えるわけじゃないし、一生抱えて生きていくって思うと全然スッキリしないー。犯人は前回の後半辺りから、あの子かなと思ってた通りだった。事件を解決していく過程は面白かったです。 -
続ききになるし、夜光花先生お得意?のパニックものなのでさっくり読めました、回想シーンの飛行機事故の描写がちと怖かった
BLにしたら血飛沫多め?と思ったけど夜光花先生のんでは普通レベルやんなー -
楽園彼岸後編。
完成間近の大型リゾート施設に招待された家族旅行で、次々に殺人が起こる恐怖の4日間。
予想以上にスリルとサスペンスいっぱいで、手に汗握ってしまいました。もう少しお気楽な展開かと思ったら容赦なかった…
匠の身に危険が迫ってきてハラハラさせられました。昔の事故の状況が思い出せない匠に襲い掛かる魔の手。
周りはどんどん殺されていく人が増えていくし!
カオスなことになって心配したけど、最後はあちこちに転がっていた伏線もキレイに回収され、納得の読み応えでした。
ただ楽しみにしていた犯人当ては序盤でわかってしまう展開になっていて、果たせず…
犯人怖いです。人間離れしてるし!
迫力あるハードアクションシーンもすごかったです。
ただ、事件が解決しても亡くなった人は帰ってこないし残された人達の心の傷は決して癒えないと思うし、空しさとやるせなさが胸に広がります…
ちょっと暗い読後感だったのは、センセの体調の影響だったのでしょうか…お体大切にして下さい。
ラブ面は期待どおりで安心。7年ぶりの再会愛と攻の薄暗い執着がエロスでした。いろんなシチュエーションでの濡れ場があってサービス満点。
小山田あみセンセのイラストとてもよかったんですが、よすぎて逆にストーリーまでもリアル感過剰になってしまったような。もう少しかわいくてアニメちっくな絵師さんの方が作品全体に仮想感が出てソフトに受けとめることができたかもです。