リンクス (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)

  • リブレ出版
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本棚登録 : 1841
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799724613

感想・レビュー・書評

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  • 絵がとても美しく、人びとの繊細な気持ちを描いている作品。

    小説だと、連絡短編集ってすっごく好きなのだけれど、今回この作品を読んでみて、誰が誰だかわからなくなってしまう、ってことがあって。
    それが、登場人物を整理できていないという自分にあるのか、登場人物で似ている人がいるということにあるのか、わからないのだけれど。

    登場人物が誰なのか、いつのことなのか、これまでに出てきた人物との関係や、前のストーリーへのふりかえり→納得、目の前にある物語の中でそれを行っていたので、せっかくとても繊細な心のうごきを描いているのに、整理すべきことが多すぎて、ストーリーがあまり入ってこなかった。
    それがすこし残念。

  • 好きすぎる、キズナツキさん…(*/□\*) 感想とかなんかもぉ言葉に出来ないんだけど、再生と始まりのオムニバス集。
    少しずつ繋がっている4カップルが、1冊の中で絆を深めていくのを見守るのが読み手のお仕事です(笑)

    ①イケボなラジオパーソナリティー(関屋)×脳内お花畑系カフェ店長(新発田)
    この2人が一番カワイイ( *´艸`) 能面コミュ障で何考えてるかわかりづらいのに、内面は新発田にデレッデレな関屋…。常に頭にお花が咲いてるような新発田はちょっと乙女入ってるけど、とても幸せそうに笑うので見てるこちらまで幸せになってしまう…(笑) 年下関屋が若干敬語なのにも萌えるし、そんな関屋に体当たりで甘えに行くストレートな新発田、マジ天使♪

    ②若頭の秘書兼護衛、世話焼きな弥彦×ナチュラルボーン・バリネコの秋葉(笑)
    このカップル、弥彦がちょっと存在感薄く感じたのは私だけでしょうか…。まぁ秋葉の元恋人がね、才能溢れるカリスマタイプだったから食われぎみなんだと思うけどね。秋葉がまた薄幸そうな割にキャラが濃いせいかもしれないけど( ・3・)
    一見執着心の薄そうな秋葉タイプは、正面から見てなくても実は背中で相手を読んでいるよね。弥彦にはツラい経験を乗り越えようとしてる秋葉を、構い倒して甘やかして、ズブズブに可愛がってあげて欲しいな。合鍵プレゼントは、読んでてニヤニヤが止まらなかったわ♪

    ③強面だけど人が良い彫金師の亀田×ワンコな笑顔にSっ気が隠された快速列車・荻川
    この2人のお話もっと詳しく*。・+(人*´∀`)+・。*!荻川くんツボ過ぎてツラい(笑) 特に4コマ♪ 恋人未満な初々しさが残ってるんだけど、お互い潔くて話が早そうだわw タイプは全然違うけど妙に息の合ったやりとりが、読んでいてすごく楽しかった!

    ④身寄りを失い分家筋に引き取られて若頭まで昇りつめた佐渡×自称「オルタナティブヤクザ」中条
    この2人は関係性萌えだなぁヽ(●´ε`●)ノ 佐渡兄に「生かされた2人」という共通点があるけど、お互いを「好きになってはいけない相手」と思って10年過ごしてきたとか切ない(泣) 貫き通してきた意地を取り去ってみれば、そこには確かに愛があるのに…。

    重いエピソードと軽快な会話を織り交ぜ、8人の登場人物を上手く繋げた読み応えのある作品。キャラ解説や4コマ漫画など盛り沢山だし、テーマがシリアスっぽくても要所要所で笑わせてくれるのが最高に面白かった!
    しかし、せっかくの設定がここだけで終わるのはもったいない~(`;ω;´) ぜひ続編を希望します。もっとこのキャラたちを愛でていたい…。

  • 4つの恋のお話が一つになってる作品
    それぞれに少し闇があり
    ほんの少し重いお話。

    詩的に語られる部分もあり
    映画っぽい
    マンガとは少し違う色味があった。
    映画化してほしいな。

    絵はキレイだが
    線が薄く老眼には見えなくい笑

    4カップル、8人+1名の主要人物
    がいるが、初見は誰が誰か分からなくて
    頭が混乱。
    最後の方に各人のプロフィールがあるので
    登場人物を把握してから見ると
    より楽しめるかもしれない。

    読めば読むほど味が出る
    作品だと思う

    全てを理解すると
    泣けてくる。

    エロい絡みシーンはないので
    それが苦手な人にもおすすめの作品

  • にた登場人物がいて、どれが誰か分かりにくかった
    ストーリーはおもしろかった!

  • オムニバス形式で描かれていて各話が『リンク』している設定になっています

    それぞれのワケ有りなcpが繋がっていて、そのコア的な部分に『ある男』がいるという感じです。
    くすっと笑えるコマはありますが、全体的には冬の繊細な雰囲気に合う、どこか暖かい作品だなと思います。

    コマ使いや絵の繊細さ、登場人物が着ている服や風景描写、とても綺麗です
    切なくも苦しくもなりながらそれぞれの幸せを探すような作品です。

  • 読み進めるうちに、誰の話だった?あれこれ誰だっけ?このカプの話はどんなだっけ?と混乱してしまって、行きつ戻りつしながらやっと全体像を掴んだところで読了。
    お話は事故死した兄への想いに集約されていくなかで、それぞれのカプ自体にも物語があって、うまくまとまったお話になっています。

    不器用な兄の愛し方が切ないです。

  • やっぱりわからんっっ
    二回目読んでみたけど…
    誰が誰かわからなくなるーぅ。
    すべてのお話が繋がっていて映画みたいだけど…
    理解力が乏しいことを悔やむっ

  • もう大体の人が読んでいるだろう、この作品。本当になんて言えばいいのか。言いたいことは一杯あるのだ、ぐるぐる胸の中で収まらないぐらいには!!しんどいし悲しい話の後には新発田さんで癒されてまたの繰り返しで精神ズタボロよ。最後はハピエンで浄化されます。

  • めちゃくちゃ良かった。群像劇になっていて、それぞれの話が個々に進んでいくけれど、全てひとつのテーマに終着するようなスタイル。
    亡くなったお兄さんの話は泣いてしまう。イケメンだし…
    全カプ尊くて美しい。良い作品に出会えたなあと思いました。

  • ギヴンの映画何回も観て
    でもまだ原作読んでなくて
    TVシリーズも観てなくて
    先にこっちを読了したという。

    1回読んだだけじゃよく分からない。
    理解度もそうだけど、
    じわじわくる何かを感じ取るには再読必至だなぁと。
    そして読む度に違う感慨があるんだろうな、とうっすら思った。
    程よく笑えるところが挟み込まれてたりとか
    吹き出しの外の手書き文字とかすっごい好み。

    つか取り敢えずギヴン読め自分。

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