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- / ISBN・EAN: 9784799724873
感想・レビュー・書評
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いやぁ~、コレは間違いなく傑作になる予感!
幼い頃から不気味な者(いわゆる幽霊)を見てしまう霊感体質の三角(みかど)は、イケメンだが生活能力0の除霊師・冷川(ひやかわ)にその才能を見いだされ、マンションの部屋に住み着く自殺者の霊や、ホテルや書店に出る浮遊霊、バラバラ殺人の被害者の霊など、嫌々ながら二人でタッグを組み除霊作業をこなしていくといったホラータッチのサスペンスストーリー。
なんといってもこの除霊作業のやり方が、とにかく斬新で面白い。
冷川と霊の間に霊感の強い三角を並ばせ、三角をブースターにして冷川が霊的なモノを掴んでぶん投げるという荒技(笑)。
その時冷川の右手は三角の胸にめり込み、三角の魂を触る。
(霊感のある三角の魂に触れることで、冷川の目にもよりリアルに霊の姿を確認できる)
そして冷川の右手は三角の胸を突き抜け霊を掴んでぶん投げるイメージです(笑)
(文章で表すのはかなり難しいけど汗)
また、魂を触られるとかなりの性的快感が得られるらしく(笑)、
ぐったりしながらも、「勃起してないのが不思議なくらい、夢精に似てる」とか「除霊ってこんなにエロくていいの?」という三角のセリフがかなり笑えます。
(絵を見ず二人のセリフだけ読んでれば性行為の最中のカップルの会話にしか聞こえないし笑)
それにしても、除霊作業を性行為とダブらせ、
読む者にゾクゾクとするようなセクシャルなイメージを喚起させる巧みな構成は、
ヤマシタさんにしかできない
ウルトラC級難度の神業でしょう(笑)。
直接的な性表現はしていないにも関わらず
溢れ出るこのエロさ(笑)
ホンマ神業です!
そんな分かる人にだけ分かるBL要素にこれまたヤマシタさんの作品特有の
なんだか分からない生理的な怖さをプラスして、
淫靡でいて怖い物語であるにも関わらず読む者を惹き付けて離さない魅力を放つのですから、
BL大好き少女はモチのロンのこと、
妖しい物語やサスペンス好き、そして僕のようなおっさんに抗える術はありません(笑)。
一応サスペンスやホラーテイストであるものの
男同士のバディ物なのでシリアス一辺倒ではなく、
どこか三浦しをんの「まほろ駅前」シリーズや東直己の「探偵はBARにいる」シリーズを思わす
凸凹コンビだからこその妙な味わいで、ところどころでぷぷぷと笑えて二人の関係がどうなっていくのかも気になるところ(笑)。
人を呪い殺す「呪い屋」の仕事をする謎の女子高生、非浦英莉可(ひうら・えりか)の登場で今後はよりサイコな展開が予想されるけど、
まだ2巻までしか出ていないので、
コレを読んでビビビときたアナタは
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こわい
冷川さんほんとうにこわいし、ミカドくんのズレてる感じもすごくこわいし、非浦さんはもちろんちょうこわいし、何と言っても冷川さんがとてもこわい こわかった…
こわいの苦手な人にはおすすめしない
苦手な人は2巻まで買わないか
なんか1巻はほのぼのしていたな今思えば
って思ってしまった
また読み返してみるけど
2巻を読んでからだとこわかったりもしそう
迎くんにやさしさを期待してたけどそれもどうなのか
BLなのかどうかとかちょっとどうでもいいレベルでひーひー言いながら読んだのだけど、
やっぱりBL苦手な人には読めない感じなのだろうか
全然それどころじゃなかったし、それはあんまり期待してもしょうがない気がする、、、
まぁヤンデレといえばヤンデレなのか
それから、カバーデザインがとってもかっこいい!
ここ最近で一番しびれました。すごい! -
冷川の三角への精神的執着度が凄い!言葉で支配していく様子がエロくてゾクゾクします。ある意味BL以上にBLだと思いました。顔が変形していくところなど雰囲気悪夢探偵っぽくて面白いし、ホラー要素も濃くなってきて、匂い系バディとしてもホラーとしても二度美味しい。
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キャラ達がさらに人間離れしてきてゾッとする。そして、三角のモテッぷりがすごい。
前巻よりBLっぽい?でも、まだどう転がるかは分からない。 -
ほのぼの回(?)
呪いこわいって震え上がらされた一巻とは異なり、人間こわくね?ってなる2巻でした
えりかちゃんかわいい