ふくふくハイツ (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)

著者 :
  • リブレ出版
3.83
  • (12)
  • (11)
  • (9)
  • (0)
  • (3)
本棚登録 : 144
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799725023

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アニメイトブックストアにて読了。
    表題作は、人に紛れて暮らす貂(テン)と同居人の青年のほのぼの日常。同時収録は、第二ボタンの話・夢の中の少年。表題作は★5。

    表題作の現在は二色刷り、過去(?)はモノクロな表現が可愛い。人間が人外を拾い世話してるかと思えば、気づくと貂の母性に抱かれて世話されている不器用人間な関係が最高でした。母と成長期の息子に見えてくる。
    どの作品もほんのりぼんやりBLなので、ライトに触れたい方にもオススメ。
    優しい表題作に比べ、同時収録は読み手の受け取り方に委ねられている部分の多いSF(少し不思議)系が二本。
    金釦は、過去に自分(デコ)が押し込めた想いの幻が抱えるあの日の葛藤の背を押し、かつての思い残しを昇華させたい(もしくは、もう居なくなってしまった相手とともにあの日の想いを送り出したい)現在の自分なりの追悼なのかなと。
    姉も亡く想い人もなく、理由にした家族のない最後の一人であり一人最期もじき迫る頃に。『つぼみ開かぬ』だから、想いも季節も春来ぬ、ってことか。
    予感は、金釦が過去と現在とするなら、現在と未来の交わる夢の中?
    電車から降りてきたのが初めて見る実在するその子なのか、料理の会話は現実でその後は夢(非現実)だけどオフの彼は現実なのか……境目が特に分かりづらいです。いろんな人の考察・解釈が読みたい……。

    電子特典は『三太・その後』

  • わぁこれなんていうんだろ、
    色がついている。
    ちょっとレトロなかんじがお話ととてもあっていた。

    おや、また二冊目から読んだかな?とおもったけど出会い編あった。
    ほぼほぼBL要素はないんだけど、お互い大切にしているのが伝わる…
    はぁ…よかった。
    生きることは食べること。
    食を大事にするまるが愛おしい…

    2.3作目は難解でした。
    2作品目はもう一度読み直して理解できたけど、3作品目はいまだ理解できていないかも…
    今から口コミ探しに行ってきます。
    ちなみに「つぼみ開かぬ金釦」の私なりの解釈は
    "お父さん"は若い頃の「デコ」で両思いだった男の子が上京するときについていきたかったけど家族や故郷を残して一緒に行けなかった心残りが見せた空想が見せたもの。
    たぶん死期が近づいている。(お姉さんもすでに他界)
    デコの背中を押せたデコ。
    よかったね。

    メトロもシティライツバースディも好きだけどこちらもよかったなぁ。

  • 百点満点。久しぶりに心をつかまれたマンガ!スナオとマルが愛おしい。これからも何度も読み返すと思います。大好き。

  • 二色刷だ~お洒落~。健全BL、SF(少し不思議な)で、日常系。大学生+人間に化けたイタチ。可愛いのになんかしっとりしてる。時系列遡るのがニクい演出。

  • 人間に憧れて故郷を離れて一人人間のなかで暮らしていたテンのマル。そんなマルの正体に唯一気づいた人間のスナオとの同居もの。
    ふんわりとした雰囲気でほのぼのまったりした作品。マルとスナオの出会いが描かれた話が好き。マルの住んでいたところや住んでるところに置いてあるものを説明しているところで、人間に憧れて正体を隠してひとりぼっちで暮らしていたマルが愛しくなった。

  • ほっこり和む〜。いいわあ。札幌編とか読みたい。

  • この作者さんが描かれる幸せな雰囲気がとても好きです。

  • 装丁:ナルティス(濱嶋さん)

  • イタチかわいい!正確にはテンだけど、肩乗りマルの愛らしさといったらなかった。しかしこれはBL…^^?それに正直、表題以外の他2作は抽象的すぎてどういう意味なのかわからなかった…。でも本当にマルかわいい…。もふもふしたい。首にしっぽ巻きたい。

  • まる一冊表題作にしてくれれば良かったのに! しかしこれはまだらぶには至ってない気がします。

全12件中 1 - 12件を表示

本郷地下の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村 明日美子
中村 明日美子
中村 明日美子
中村明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×