- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799726426
作品紹介・あらすじ
銀の髪、グレーの瞳…ぞっとするほど美しく、若き極道のアレクセイは、兄を殺された復讐に刑事・氷上を金で買い上げ、屈辱に堕としめる。アレクを抱き、奉仕する為だけの存在にされた氷上。しかし自分の熱棒に穿たれ、悶え喘ぐアレクに、頭の奥が焼きつくような快感が育つ。その美しい顔に口付け、淫らな腰に濡れた欲望を激しく叩きつけ、思うさま蹂躙したい…!愛憎を引きずったまま身体を重ねる二人だが…?
感想・レビュー・書評
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金で買われ拘束され、いろいろ調教されて開発されちゃう訳ですが……それが攻という新しいパターン!!
いたぶられて喘ぐ攻にどハマリして、ついつい一気に読んでしまいました♥
ただ肉体的には確かに攻なんですけど、主導権が常に受側にあるので、攻なんだけど受な印象もある、そこが今まで読んだことがなくて面白かった!!
そして何より調教されてる側の攻に男気があって、すべては自分で選んだことだ、とすべて受け入れる潔さがめちゃめちゃカッコ良かった♪
受の復讐から始まった関係なので甘さはほとんどありません。アレクのボディーガードである柚木がいいキャラしてます。
結局一番近くで見てきただけに、2人のことを一番理解してるのが柚木かも知れません^^
甘さ増量の続編欲しい!!!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「エロとじ♥艶」掲載作品を大幅加筆修正して、さらに書き下ろしつき。
元刑事×金髪ハーフの893のシリアスハードラブです。アンソロで読んだ時は、屈強な攻が女王様にやられっぱなしで喜びまくった記憶が…
アンソロのお題が、半分以上エロシーンということだったのでそんな感じのストーリーですw
兄を殺されたアレクが、氷上の刑事として男としての矜持を粉々にして貶めることで仕返しをするという話。
893としても冷血ですが、Hでも容赦ないプレイを展開するアレクはなかなかです。
しかも「受」なんですよね~
恐ろしい襲い受です。首輪と称するb地区ピアスとか、ハーネスとか、大型犬の調教が大好きなアレクです。
屈辱を快感に変換して、堂々と受けて立つ…勃つ氷上も男前です!
とにかく、エロがハードで濃厚。
一番萌えたのは、片平の目の前での痴態でした。
襲撃シーンも893ものらしく迫力がありました。「最凶」シリーズは、ちょっとコミカルだったりするけど、こちらは最後までハードテイストでした。ちょっとだけ千住組の噂話も出てきますw
ただ、冷血を追及するあまり甘さには欠けているので胸キュンはなかったですね。
アレクは敵が多すぎて、本音を見せられないのがかわいそうです。部下もどこまで信用すればいいのかww
そこを氷上が深い愛情で支えていけばいいんですが。でもまだそこまで心を許しあってるのかどうか、最後までわからなかったのでそこがきちんと描かれていればもっと良かったかなと思ったりしました。