調教は淫酒に濡れて (ビーボーイスラッシュノベルズ)

著者 : 砂床あい

• リブレ出版 (2015年12月18日発売)

作品紹介・あらすじ

天涯孤独の潤音は、表の顔はやり手の実業家、裏の顔は徹底したSを貫く一流の調教師・宗司一鷹に拾われる。屋敷に住みソムリエ見習いとして励む一方、夜は拘束された身体を宗司の前に差し出し、彼の巧みな手と淫らな道具で狂おしいほど熱く愛される。宗司の調教でますます艶やかに濡れていく潤音の身体、官能に啼くたびに深まる二人の愛。ところが、ワイン事業で思わぬ事態に直面した宗司。力を貸すと名乗り出た「知人」は、潤音を差し出せと言ってきて!?

感想・レビュー・書評

[おるはさんの感想 · 2023年8月24日]

まさかのM貸し出し。
一穴一棒が基本のBLで、しかも前作でくっついたカップルに対して、こういうネタが放り込まれると思ってなかったから、びっくりした。内容的にはちゃんとBLらしくなってるのでよかったけど。
前作よりもう少しハードなプレイ内容のSMになってて読み応えもあった。とはいえ、文章があんまりねっちり微にわたり細にわたりという感じではないので、多少SMがハードになってもまだ軽さがあるかなー。
吊り、ロウソク、スワッピング(セッ○スは無いけど)もあるんだけどね･･･。あー、最後のおまけの公開調教、終わったところからスタートせずに全部書いてほしかったー！

[xxhaaaluxxさんの感想 · 2016年4月28日]

2016/04/27
前作と続けて読みました。

SMの内容はあるものの、
ハードすぎない所が良い。

主従関係を大切にし、
自分が相手のために何ができるのか
考え行動し始めます。

結末が途中でわかったのは、
少し残念。

でも愛のある調教、好きです！

[あおいさんの感想 · 2016年1月17日]

前作に引き続きSとMの精神面で深く理解しあえている描写が多く、プレイが痛すぎず、重すぎずの緩衝材になっていました。攻め様の徹底した調教師っぷりは健在でしたが、溺愛度もパワーアップ。デレきれない態度に悶えました。イラストの美しさが想像力を豊かにしてくれ、更に盛り上がれます。