名前も知らない待ち合わせ (ビーボーイコミックスデラックス)

著者 :
  • リブレ
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本棚登録 : 180
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784799731673

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。表題作をどっかで少し読んでめっちゃいいと思ってポチってみた。
    とても書けないけど(笑)同僚くんとの仕事の時の顔の話はさいこうだった。おもろい。
    でも、トイレの壁に飛んだのを舐めるシーンがあって、エロいより衛生的に受け付けずその後も乗り切れなかった感ある。
    でも攻が見た目とか言う事とか、いちいち好みなのよー。

    マルスの心臓をひとすくい
    美大予備校?の先生と生徒の話。先生が生徒に言わせてばっかりだからズルい大人なのかと思ってたけどそうでもなかった。なかなか。

    いじわるな子ほどいじめたい
    高校生。告られた子が告った子をすごいいじめるんだけど、裏返しと気付いてかどうだか告った子はそれでもジリジリSっぽく攻めてく話。だからのタイトルなのね。

    回り道してあの子の扉
    いじわるーの、告ったとこの回想からの付き合ってからの2人。やっぱ攻くんSだよね〜。その気にさせといてお預けとか。と思ってたら、無自覚だったのね。んで気付いてちゃんと求めるところが年相応ぽくてかわいい。少し頬を赤らめて、扉を「早く閉めろよ エロいことしたい」って言う攻、なんてかわいいの。

    溶けて混ざって夏の庭
    高校生続き。2人も寮生活なんだけど、受が攻を実家に連れてく話。受が父親に彼女いないか聞かれていないと答えたんだけど、後で攻が「彼女はいないけど男ならすでに連れ込んでる」って言ったとこツボだった。
    アイス溶けて混ざったの「おいしい 好き」って表現するとこもとてもいい。

    待ち合わせのその先で
    やっぱ東条さん好きだわー!いつも周くんの一言からいろいろ考えてもってくんだけど、その帰結がスマートなのよね〜。惚れる。

  • セフレ以上になれているのか疑問…

  • イラストがお上手な方なのかな、イラストっていうか背景?わかんないけど、そつない絵。設定も悪くないんだろうけど、好みではないかな。どのお話も、全体的に穏やかにそつない展開だった気がする。

  • だだだだっ だだだだっ だいすき〜!!
    「貞操観念が死んでる」
    好きだよってべつのことについて
    アイスが溶けてまざってそれもいいのです

  • ▼あらすじ
    出会ってその日にHなんて、よくある話だけど、さすがに出勤中の駅のトイレで即やるなんて、俺でも初めての経験だ。
    しかも同じ相手と2度やらない主義のハズが、それ以降アイツが忘れられず、1週間後の同じ時間、同じ場所で再会したとたんに、2人でトイレに駆け込んだ!!
    1度きりの行きずりの相手との逢瀬を日々楽しんでいたリーマンの浅井周がハマった、恋知らずの恋――。

    ***

    表題作目当てに購入しました。
    実はこの作者さん、あとがきでも書かれている通り元々は二次創作の方でご活躍されていた方で、オリジナルでBLコミックを出すのはこれが初めてなんだそう。
    私はこの作者さんの出されている薄い本が好きだったので、いつの間にか商業デビューしいた事に驚きました(笑)

    因みにこの作品は全部で三つのお話(+表題作の描き下ろし)が収録されており、表題作は社会人×社会人、もう一つが先生×生徒、最後の一つが生徒×生徒のお話になっています。

    絵は期待していた通り綺麗で大満足だったのですが、いざ蓋を開けてみたら表題作よりも生徒×生徒のお話の方が長かかったのが少し残念だったかな。

    表題作は、性急感のある即物的なエロが印象的でほぼほぼトイレでヤッてるだけの内容なんですが、受けと攻めが全く言葉を交わさず、それでも会って体を重ねる度に互いに惹かれ合って行く様子が短いながらもちゃんと描かれているので見てて楽しかったです。
    特にトイレで自己紹介を交わすシーンは「今更!」と思いつつも結構好きだな、と(笑)
    貞操観念が死んでる受けなので、他の男とヤッてるシーンもバンバン出て来ますが基本的にあっさりしたストーリーなので基本、一穴一棒主義の私でも特に抵抗なく楽しく読めました。

    ただ、他のお話を読んでみてもやはり表題作のインパクトには敵わず、CPも最初のお話が一番好みだったので、これで丸々一冊表題作だったら個人的にかなりお気に入りの一冊になってたかもしれません。
    表題作の二人はまだまだ話が膨らませられる余地があると思いますので、その後のお話があるなら是非読んでみたいと思いました(^^)

  • リーマン同士。お互い行きずりの相手と一回きりのえっちを楽しんでたのに運命の身体と出逢ってしまって。受けの浅井はちゃんとした恋愛経験がないので、東条のことを特別に想いながらもお付き合いってどうしたらいいのかわからない。東条も浅井の奔放さにたいして異様なほどに寛容で不思議な二人。絵が好き。サラッと描かれてて読後感良かった。
    2番目の学生と画塾の講師のお話も素敵でした。
    3番目の高校生同士も良かった。本当は同性が好きなのに自分を受け入れられないナオ。ナオに恋してるシンがそこを暴いていく。ナオはシンの心の内にあるものを暴いて。青いけどちょっとずつお互い成長していく二人がいい感じ。

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