被虐の蛇 (ビーボーイスラッシュノベルズ)

著者 :
  • リブレ
4.50
  • (3)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799732908

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 幸村佳苗さんのイラストが好きで、ジャケ買い。大当たりでした。

    受の黒江がとにかく、ふてぶてしく強く、まったくと言っていいほど甘くなく、そして絶対になびかない。そこが最高に好みでした。底辺の生活を経験しているからこそ、したたかに生きたい、利用できるものはすべて利用したい、というモノローグが何度も出てくるのですが、同時に、自分なんてどうなってもいい、どうでもいい、好きにすればいいと自分をも愛せない感じが素敵。でも、メランコリックにならないのが、また。くうう。

    攻は二人。一人は武闘派のインテリ経済ヤクザ(すごい肩書き)で、もう一人は高校からの唯一の友人。このヤクザさんも、惚れてるとか好きだとか言いながら、ずっと怖いのがよかったです。ほだされないというか。何回か、ヤクザの「制裁」について書かれているのですが、そこにも甘さは微塵もなく、そこがかえって良かったです。

    個人的には、もう一人の攻の八束が大変好みでした。高校から執着していて、刑事になった(捜査一課)のに、黒江のそばにいたいからとフリーの調査官に転向し、黒江の犬のようにそばを離れないけれど、蓋を開けたら犬でもなんでもない、ただの執着の塊という。しかも、身長は190cm越え、ガタイも良くて、オフィスのドアを身を屈めてくぐるタイプ。「気持ち悪い」と言われれば「俺もそう思う」と答えてしまうような。「10年執着してるやつは違うね」と揶揄されても「15年だ」と答えてしまうような。いまいち掴みきれない八束が、好みにどストライクでした。

    非常に濃ゆい内容で、まったく甘さがない、カカオ100%みたいな本です。ハードボイルドで素晴らしかったです。

  • (あらすじ)
    最底辺の生活から這い上がった弁護士・黒江が信じるのは金だけ。
    そんな黒江は会社経営者で極道の若頭補佐・研城に執着され辟易していた。
    ある日追い詰められ、仕事で身体を使おうとした黒江は、怒る研城に強引に犯される。
    屈辱しかないはずが、乳首や後ろを弄り、嬲られ、激しい快感を得てしまう。
    さらに黒江が男と寝たと知った友人・八束も独占欲を露にして黒江を押し倒す。
    獰猛な男達は同時に黒江を抱き、黒江の尿道やS字まで責め、官能に喘がせ…!?

  • 最高だった。
    893×弁護士 子飼いの調査員×弁護士
    性癖全部盛りって感じ。
    道徳的な話苦手だし、打算的な感じも、心は完全に靡かない受も最高だった。

  • エッロエロ。
    BLでは珍しくまったく甘くありません。
    ヤクザx顧問弁護士、それに追加でずっと執着している元警察の同級生。
    受けが攻め二人に対して、まったく愛情を持ってない、感じてないってのが面白い。
    攻め二人はなんだかんだと執着してるが、ヤラレてい受けは快楽に流されてしまっていて。
    オチはありません。そのまま続くということかなあ。

全4件中 1 - 4件を表示

鬼塚ツヤコの作品

ツイートする
×