エスケープジャーニー (3) (ビーボーイコミックスデラックス)

  • リブレ
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799737873

感想・レビュー・書評

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  • 2巻の終わり方がどーなっちゃうの?とモヤモヤさせられまくりだったので、待ち焦がれておりました~!
    いよいよ最終巻ということで、二人の恋の結論をこの目で確かめることができて、もう感無量…としか言い表せない気分です。

    直人にグイグイ迫る仁科くんのおかげで、直人の幸せな家族関係を壊してしまうのでは…と躊躇していた太一も、なりふり構わず本当の気持ちをさらけ出すことができて災い転じて福とはこのことだとつくづく思いましたよ。
    そして、その後のラブラブHに激萌えでした。くっついたり離れたりあったけど、二人の絆はよりいっそう強固になってよかったです。

    でもその先には、家族へのカミングアウトというリアルな問題が待ち構えていて。
    愛があれば大丈夫な二人の世界だけならいいけど、家族となるとまた話が違ってくる…そんな現実がシビアに描かれていました。
    太一の方はやっぱり母親の価値観と相容れないものがあって太一にとって辛い結論になってしまいました。
    幸せの感覚がずれてるし、偏見もあるから和解するのは難しそう。ただ、あかりちゃんが純粋にかわいく育っているのが救いです。
    直人の方は大家族だけあって大騒ぎになってちょっと不安にもなったけど、養子縁組の事も厳しく、でも真剣に考えてくれていい家族だなと思いました。
    直人のお母さんの二人への思いに、胸アツになってしまいました…

    そして、またラブラブHで萌えまくり(笑)
    辛い→エロい。この緩急のつけ方がたまらないです!!
    仁科も結局はいいヤツになり、ふみミカは裏山で立派な腐女子ポジションになり、かなり丸~くおさまってしまい、物足りなさを感じながらも大変ほっとしました。
    太一のオトコとしての成長がほんとにすてきだったと思います。
    周りからはなんと思われようと、直人と二人で互いを大切にして、ずっとずっと幸せに暮らしてほしいと切望です!
    太一と直人ならどこまでも楽しく笑って一緒に生きていけると確信できます。
    描き下ろしの温泉Hも最高でした!

    • ぎょうざさん
      感想共感しすぎて、、たまらずコメントしました(笑)言葉にするのが上手すぎます!
      感想共感しすぎて、、たまらずコメントしました(笑)言葉にするのが上手すぎます!
      2018/07/22
  • 主人公も周りの友達も、みんな好きなキャラばかり。
    1〜2巻も良かったけど、3巻は更に印象に残るシーンやエピソードが多かった。
    エロいシーンの描写がエグいのが苦手だけど、ストーリーの良さがそれを上回っている。
    何度も読み返してしまう作品。

  • 最終巻、すごく感動しました。
    BLあるあるかもですが、登場人物も良い人ばかりで、出てくる女キャラも良い子たち。
    同性愛で直面する壁も描かれていますが、直のお母さんの理解ある言葉など、感動します。
    大変なこともあるだろうけど、二人には幸せな未来を送ってほしい。

  • うーん、なんでかおげれつさんの本だけは「公共の場でなにやってんの」って素になって思っちゃうんだよなぁ…なんでだろ。
    家族にカミングアウトというかしこまったあとに濃いエロがくるのも、いたたまれなくなってしまう…難儀だ。

  • ミカりん…号泣だよ…ミカりん
    私の貧困な脳みそでは文字にできないけど、大切な人だけが分かってくれれば十分。受け止めた家族が飲み込んだ言葉もあると思うけど、息子たちをちゃんと想って言ってくれたことは、刺さるなぁ。とにかく、ミカりん、幸せになれよ(笑)

  • 初めて自分で買ったBLで、1〜3巻一気によんで、ストーリーが素敵すぎて衝撃的で感動がすごい…
    別れからの再開。恋からの愛。恋人から家族。
    BLの行き着く先を探して探した物語かな〜と。
    主人公ふたりと周りのキャラクターみんな応援したくなるキャラクターばっかりで。
    チャラ苦手だったけど考え方変わった…なおいい奴…可愛いかった。
    不器用で不器用で迷って悩んで、これからも暖かく見守りたい二人。
    エロもすごかった…(笑)
    とにっかく最高!!

  • 仁科が嫌な奴って知ってても友達だって直人がいうとこ、いいなぁ。仁科もうちょい動かし方あったんじゃないかなとか思ったりもするけど。
    直人のかあちゃんとミカりんがお手本のようで最高だ。太一のかあちゃんもある意味お手本。あと「ユリコって誰」の太一もお手本。
    描き下ろしもあまあまで最高だった。

  • 太一×直人の完結巻。甘くて、幸せで、2人が前を向いていくのが良かった〜! という感想しかないです。もうミカりんもふみちゃんもゆうぽんも、みんな良い子! 2人は周りにとても恵まれてるなと思う。これから先、何があっても2人で手を繋いでいられると思えるラストで良かったです。仁科くんにも良い子が現れるといいなぁ…

  • カミングアウトの話
    結局ニッシーは失恋したままなのね。スピンオフ期待しとく

  • 理解してくれる人もいれば、受け入れられない人もいて苦労は絶えないだろうなと思う。
    けど、本編最後の自転車で海に行こうと高校時代の思い出が重なった時は『二人の幸せ』が見えた気がした。

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著者プロフィール

おげれつたなか
BL作品で「おげれつたなか」、非BL作品で「たなかマルメロ」と筆名を使い分けている。元々は『黒子のバスケ』二次創作メインで「たなかでござる」という筆名で活動。2014年6月、『恋とはバカであることだ』で商業誌デビューを飾る。以降、早い執筆ペースと確かな画力、表現力で一躍人気作家になる。
代表作に、2012年から「Pixiv」で不定期連載され、2016年幻冬舎から単行本化された『ヤリチン☆ビッチ部』(略称『ヤリ部』)。同作はドラマCD化、アニメ化された。

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