心中するまで、待っててね。 (上) (ビーボーイコミックスデラックス)

著者 :
  • リブレ
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本棚登録 : 2293
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784799745106

感想・レビュー・書評

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    やっっっっと。やっと、納得出来るズブズブものに出会えた。
    こういうのって、こういうエンドをやりたいっていうのが先行してなんか無理やりなんだよな〜みたいなこと思っちゃうのが多いのだけど、そこら辺がちゃんと納得出来る。納得させるまでのボリュームも割とちょうどいい。もちろん、納得出来るのは「論理的な理由として」だけではなくて、なんか、色々、納得出来る(?)。

    相手が幽霊なのも、どんでん返し的にというよりは、予兆がジワジワと来たあと、潔く見せるとこしっかりと見せきってきてくるし。そもそもその相手っていうのが、幻覚なのではなく意思を持ってる幽霊っていうのがなんかまた良いし。
    何よりちゃんとおじさん殺しちゃうのがいいよね。あそこでもしおじさんを殺さずに思いとどまっちゃって心入れ替えて平和に暮らされちゃァ、「なんだよこのタイトルはよォ!」って怒鳴り散らしてたところだった。でもそういう感じの作品が多いのが事実。だからあそこで躊躇なく殺してくれて本当によかった。
    ほんでまた、後追いなんじゃなくて、ちゃんとメガネを持って「心中」なのが良いね。ちゃんとタイトルに還ってきた。

    割と愛重描写が多いものの、今回の結果を作り出してるのってマジで「あの時何か1つでもズレてくれていれば」の積み重ねによるもの。だから本質的にはあの二人の愛の結果ではないのがまた良い。「誰かのせい」によって作り出された環境で、「ずっと楽な道」を見つけてしまった結果。「幸せ」というよりも「楽」という感覚がなんだか強いように思う。けど、それがすごくあの結果への納得に繋がる。

    気づいたら深い海に沈んでいたと知った時、「もがかない」ということも能動的な選択肢であるということ。それによって生まれた結果。あくまで彼らの最後は「結果」である。それもまた良い。彼らが望んでいたのは「一緒に死ぬこと」そのものではないから。

  • もう何回読んでるか分からないほど読んでます。


    ぜひ読んで欲しい作品です。

  • これは……BL、で良いんだよね?BLであることよりも、他のことが物凄く気になる。
    面白いんだけど、恋愛よりも葵兄ちゃん……

  • いいから早く下巻を読むんだ!!!!!!!!!

  • ちょっと物騒なタイトルだなぁと思いつつ、まさに「ハートフル不穏BL」でした。どうして福太はあんなに大好きだった葵兄ちゃんの事を忘れていたんだろう…葵兄ちゃんが昔のままの姿で現れた理由って?福太と葵兄ちゃんの絡みはほとんどがハートフルなんだけど、謎が散りばめられていて不穏な臭いがプンプンする。全く情報なしに購入したのでハッピーエンドじゃない感じに動揺しながら読了。

  • 元々自分がフォローしてるインフルエンサーの方が紹介してたのをうっすら覚えてたのがきっかけで上下巻セットで購入。
    買ったものの読んでなかったけど、最近読む機会があって読んでみた。

    表紙からの印象ではいじめ関係...?とかの方で考えてたけど、話の序盤的にはどうやらそうでは無いらしい。
    何やら訳あり臭がぷんぷんするが、とりあえずハッピー描写が多いような印象を受けた。

  • 切なすぎる。誰でもわりと楽しめると思う。最後嫌すぎた。けどそこがいい。作画さいこう。お兄ちゃんかわいい。

  • これで泣かない人いない

  • 1年以上前に1度軽く読んでて、元々メリバだって知って読んだから大ダメージを受けずに済んだけどやっぱり何度読んでも衝撃は受ける作品ですね…初めて読んだメリバ作品はこれかも。

  • メリバ作品
    辛い話なので余裕のある日に読む事をおすすめ
    下巻読んだらまた上巻から読み直したくなる そのループ
    私は2人のことを考えすぎて夢に出てきた 数日引きずる
    最高です

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