日本の繊維と人 II 衣服造形家が訪ねた、棉、木綿、楮、竹、蜀黍、稲...

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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799802106

作品紹介・あらすじ

土地に生きた人たちの姿が浮かぶ「日本の繊維」。骨董でも過去を懐かしむノスタルジーのための物品でもなく、そこには、コンテンポラリー・アート(同時代芸術)のように、大きな感動が潜む出来事や物語、生きるための問いがある。日本の気候風土の元、繊維と懸命に生きた人々の「生命の美」の姿であり、「今を生きる意味」や、「明日を生きるための希望」を私たちに与えてくれる。本書では「日本の繊維」そして「人」とは、どのような物であり、この国に生きた人たちは、どのように繊維と関わり、どのような生き方をし、どのような「美」を紡ぎだしてきたのか、これまで著者が、各地を訪ね出会った「日本の繊維と人」による造形活動を通して、繊維を見つめてゆく。

第2巻では、「木綿」「綿」「禾」「稲」をとりあげ、それぞれの材と人との関わりを、実際にそれぞれの材に携わる人々の生き方を通して見つめる。衣服造形研究者が、日本をめぐり繊維を採り、生きた人々の歴史を紐解き、日本各地で繊維文化に関わる人々を訪ね得た「今を豊かに生きる意味」と感動を綴る。待望の第2巻。

著者プロフィール

女子美術大学・大学院特任教授 東北芸術工科大学客員教授。桑沢デザイン研究所非常勤講師。Sanada Studio Inc. 主宰。
1962年東京都生まれ。桑沢デザイン研究所研究科卒業。2011-13年国立民族学博物館外来研究員。愛知県立芸術大学博士後期課程修了。博士(美術)。
20代にアラスカ・ポイントバローはじめ世界各国を訪ね、ロンドンで3年間生活するなど多様な文化を体験。30歳に訪れた北極圏グリーンランドでは表現コンセプト「生命の際きわ」を見出し、以降、衣服と繊維を媒体にした活動を行っている。活動は、展覧会、地域プロジェクト、企業のアート・デザインディレクション、次世代の作家・デザイナーへの支援、視覚障害者との相互学習会、執筆、講演等。著作には『考える衣服』『ひらく衣服』(スタイルノート)、『Ifuku 衣服』(六耀社)等がある。

「2024年 『日本の繊維と人 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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