- Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800000798
感想・レビュー・書評
-
短編集。「梅酒」はその中の一つ。女子中学生と中年のおじさん、それぞれにある心の隙間と高村光太郎の詩との引き合わせ。これはなかなか興味深い。その女子中学生が心の中でうれしくなっていたり、恥ずかしがっていたりする姿や、幕引きではかなさを漂わせるところもいい。
その次にある「女神の条件」。告白したされたという関係がひっくり返ってしまうが、結果的にこれでいいというこの話も好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いいのにな~、ストーリーも絵もいいのにな~。短編集だからかな~。非常にもったいない感じだわ。
長編向きのストーリーではなさそうだけれど、1つ1つもうちょっとページが欲しいかなぁと思ったのだった。 -
大なり小なり、全ての作品に家族の描写が入ります。
家族物が好きな人はなんとなく好きそうな気がします。
(私自身が家族ものに弱いので)
祖父のお葬式の話などもあり、
ある程度経験があった方が感情移入しやすそうなので、
少し大人向け?
短編集ですがスッキリとまとまっています。 -
最初は『このタイトル何なんじゃ!』と思っていたけれど、読んで納得。というかそこから引用するか……と舌を巻いた。相変わらず丁寧な描写で、日々に横たわるさりげないあたたかさを丁寧に拾っていく。次の作品も楽しみ。
-
淡い淡~い初恋。そのカタチは人それぞれで。あのぎこちない相手の心臓の音が聞こえそうな空気感と濃密な時間を過ごして彼女は大人になっていくのだろう。『梅酒』
-
私は永遠の酩酊を得た…
-
説明が足りない。
-
おじさん×少女
ありえんような展開だが・・・。恋愛ともいえず親子ともいえず、なんだか文学っぽい(内容的にも、文学が登場する)
もっと現実的にあんなことやこんなことや、の恋愛関係になるというのもいいが、こういうのも良いね。
「女神の条件」「日溜まりの欠片」など、ほかの作品もなかなか良かった。