小説 PSYCHO-PASS サイコパス (上)

  • マッグガーデン
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800001023

感想・レビュー・書評

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  • 2012年度秋~冬の2期放送されたオリジナルテレビアニメ『PSYCHO-PASS』のノベライズ。上巻には、2012年内に放送された第11話「聖者の晩餐」までが収録されている。

    アニメにハマったため、補完する意味で購入して読んでみた。アニメの内容そのままで、セリフもできるだけ忠実に書き起こしてあるところを高く評価したい。脚本のようだという批判も見受けられるが、くだけすぎてテンションの高いライトノベルの文章が苦手な自分にとっては、脚本の方がずっといい。落ち着いて読み進められた。ストーリーのおさらいとともに、曖昧だった部分や忘れかけている部分を補完できてとてもよかったと思う。

  •  半分くらいは真面目に読んだけど、奇妙な文章や明らかな矛盾に耐えきれなくなって後はさっと流し読みしてしまった。
     本を普段読まない人向けには良いんだろうけど、読書に苦手意識ない人では物足りないと思う。このすっかすかな紙面どうにかならなかったのか。このサイズでソフトカバーで出すなら字小さくして行間詰めて二段組みにしちゃえば1冊にまとまるだろうに。もしくは文庫上下にするとか。2冊そろえるとそれなりの値段なので、もっと充実した読後感が欲しかった。
     半端に脚本を手直すくらいなら、SPのノベライズ(文庫!)みたいに脚本+脚注形式の方が文体合わない!って苦しさもなくて良かったと思う。

  • アニメ全話拝見しました。アニメの補完という感じがします。言葉遣いであったりキャラの性格であったり若干の違和感が…。
    しかしアニメにない部分ももちろん含まれていますのでこちらを含めてPSYCHO-PASSなんだなと。

  • 夜中やってたアニメ見て、面白かったので読んだ。

  • 9月1日読了。図書館。

  • アニメは視聴済み。

    もし犯罪係数がデータとして計測できたら。それがシビュラシステム。
    人の運命は機械によって、決められてその通りに進む。
    犯罪係数が一定以上あれば、潜在犯として逮捕されたり、殺害されたりと。
    ほんとにそれだけでですね。
    とはいえ、私みたいな何がしたい、何をしたいのかがはっきりしない人間にとっては、
    こうすれば、いいよと決めつけられるのは、いいものに思えました。

    さて、内容はアニメとほぼおなじ。一部が少し省略された部分があったりしますが、
    やはりこの世界の特質さに連れて行かれる独特な空気を持っていますね。

    そしてラストですが、刑事物であったこそですね。
    名も知らぬ同期が死んだ時点である種のフラグに入っていました。
    刑事が人から恨まれるということはあることですし、厄介事に知人たちが巻き込まれることもあります。
    そういう意味で言えば、探偵学園Qでの主人公の父親がそうでしたね。
    家族に被害がいかないように。そういった世界でした。

    サイコパス0も今読んでいますが、狡噛がたどり着くのに数年かけたことを
    数ヶ月、数日で追いついていく常守朱ことあかねちゃんですが……。
    境遇が似すぎて、下巻を読むのも、0巻を読んでいくのも辛くなってきました。

  • つまらないわけじゃないけど、最高に面白いわけでもない。とりあえず下巻も読むかな。虚淵玄が書いたらもっと読みやすく緊張感が出たりするんじゃないかとちょっと思ったり。

  • 実家で夜中、ぼーっとテレビ見てたら、
    アニメが始まって。
    で、展開が面白く、
    気づいたら毎週録画予約をしてたという。
    勝手に実家のレコーダー使って(笑)

    で、そんなサイコパスの文庫版。
    基本はアニメを踏襲しつつの補足。
    なので、かなり楽しく読みました。

    ただ、文体について、私は合わない作家さんだと感じたので、
    若干読みにくかった…
    まあ、それは作家さんの癖だと思うし。
    合う合わないあるし。
    ってことです。はい。

  • 文体さえ気にしなければ補足資料としてはそれなりに。アニメを観ていることが前提のノベライズ本です。アニメ未視聴の場合はコミカライズをおすすめします。

    時間も冊数もかかっていいから文庫本でもっと密度の濃いものが欲しかったというのが正直なところ。

  • 私はアニメ・コミカライズ・ノベライズと三重奏で楽しんでるので…小説だけ、て人とは感想が違うと思われます。

    内容は忠実なノベライズ。
    もともと深見作品は好きなので読みやすい-

    アバターとかのシーンはアニメと漫画で観ていたので頭の中でイメージしやすかったですし。
    社会情勢や朱の心中は小説の方が“そうだったの!”“私が思ってた以上に悩んでたのね…”と深く感じたり。
    やっぱり媒体それぞれの良さがあると。

    ボーナストラックは…とある普通の休日っていうのが-
    小説が発売された時点でのアニメ最新話が「縢ー!!」だったので切ない★
    あんまり活躍が見えないけど、中間管理職で苦労してる宜野座さん、頑張れ-て気分にもなります。

    しかし読んでると“そんなシーンあった?”と録画を観なおしたりして、なかなか読み進まないのと
    下巻も続けて読みたい!のにアニメで最終話がまだだから、ノベライズもまだ発売されてないのが難点かも。

著者プロフィール

2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、『ゴルゴタ』、『GENEZ』シリーズなど。『魔法少女特殊戦あすか』原作、『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。TVアニメ『PSYCHO‐PASS』1期、『PSYCHO‐PASS 劇場版』(ともに虚淵玄と共同脚本)にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。TVアニメ『ベルセルク(2016)』シリーズ構成。

「2017年 『バイオハザード ヴェンデッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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