PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System上 (マッグガーデンノベルズ)
- マッグガーデン (2019年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800009166
作品紹介・あらすじ
「PSYCHO-PASS Sinners of the System」のノベライズ、上下巻で発売!
劇場公開された「PSYCHO-PASS SS」シリーズのノベライズが発売。上巻はCase.1~2を収録!
感想・レビュー・書評
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2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設“サンクチュアリ”の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、“偽りの楽園”だった(『罪と罰』)。常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る(『First Guardian』)。
映画のノベライズ。サイコパスの中でも劇場版は円盤が出るまで繰り返し見たりできなかったので、かなり詳しい描写があると本当に助かる。霜月は最初登場したときは嫌なキャラだなと思ったけれど、シビュラ社会の中で、常守とは違った形でもこれだけ正義を信じ生き方を確立できるのはすごく強い芯があるからなのだなと思う。宜野座の目からどんな風に彼女が映っているのか分かってアニメだとそこまで深くは描かれないので新鮮でした。「二人の番犬で良かった」と思える彼にほっとする。須郷の話はすごく切ない。彼が自分が何をしてしまったのか知って、ひどく苦しむだろうに、それでも巻き込むことを決めた大友夫妻の行動は、その理由は分かるけれど、それでも須郷に酷だよなあ・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示