- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800200709
感想・レビュー・書評
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ものすごくおもしろいわけではないけど、なんか引き込まれる不思議な魅力のある作品。主人公の保健の先生のまっすぐなキャラクターによるところが大きいかも。
ミステリーとしてもおもしろかったですが、題材が絵画なのでビジュアルを提供されない読者側はちょっと不利ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後はベタな気もしますが、全体的によくまとまっていると思います。
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横須賀出身の作家で、「横須賀経済新聞」に出ていた。
「保健室の先生」、高校の養護教諭、に知りあいがいて、
高校の保健室のいろいろな出来事を聞いたことがあり、まあ、タイトル買い。「このミス」大賞の隠し玉ということで、それなりに楽しめる。 -
3時間で読破。
犯人かわわかった時には、結局そこかよ‼︎と思ったが、どんでん返しに驚かされた。 -
一応「謎解き要素」はあるのでミステリに分類したが、
何というか「清く正しい昭和のラブコメ」って感じ(^ ^
主人公二人のやりとりが、アホらしくて楽しい(^ ^
また「言葉遊び」のセンスが卓越しており、
ことわざや常套句を「逆手にとって」ギャグにするのは
私の大好物(^ ^
肩肘張らずに気楽に楽しめる一冊(^ ^ -
ページ数の割に、事件が少ない印象です。
「殺人画の犯人探し」といった題材は面白いと思います。
最後は何となく予想がついてしまったのですが、美術教諭と二人での捜索などの展開は楽しめました。 -
表紙に二流感があったので期待せずに読んだのですが、予想より良かった。授業に熱意がなく、社会人としてのマナーも適当で、外見にも特に魅力がなく、発言はひねくれているという嫌な要素でいっぱいなのに、何故か気になる存在として描かれている美術教師。ちょっと納得性に欠けるかな。
でも、ミステリーとしての構成はなかなかしっかりしているので、上記の違和感にもかかわらず最後までダレずに読むことができました。