七年待てない 完全犯罪の女 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 86
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800202697

作品紹介・あらすじ

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作家による、完全犯罪を企てる女の攻防を描いたサスペンス・ミステリーです。失踪から七年後に認定される「失踪宣告」。夫は死亡扱いになり、まっとうに保険金を受け取ることができる――。偶発的に夫を殺してしまった祐子は、不倫相手の男とともに、遺体を地下室に隠すことに。遺産を受け取るため、捜索願まで届け出て家出を装うが、息子の失踪に疑問を抱いた義母が探偵を雇い、真実に迫る! 義兄の不穏な動き、夫の本当の姿……次々と露呈する予想外の事態を、祐子は乗り切ることができるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 意外とおもしろかった
    ホント終盤も終盤で、新たな秘密が出てくるから
    もう終わり近いのにどうやって回収するの!
    ってなった
    悪女な祐子
    名探偵の権堂
    キャラが濃いけどどちらも中途半端で振り切ってない感はある
    ストーリー的には満足でした
    最後の結末はちょっと納得いかん!ってなったけど
    なんか登場人物すべていけ好かないというか
    好きになれないヤツばかりでした

  • 相当に色々なアイデアを盛り込んで、どんでん返しのどんでん返しが最終章に起こります。
    深入りや感情移入せずに、娯楽的に読めば楽しめると思います。
    まぁ因果報酬と言うか、悪い奴にはろくな結果が待っていない。

  • ミステリー/サスペンス
    倒叙モノ。サスペンス要素が強め。
    真相は途中から読めました。
    重すぎず、長すぎず、読みやすい文章は魅力。
    読後感も悪くなく、気軽に読める一冊。

  • 資産家の夫を偶発的に殺してしまった妻が,愛人とともに死体を隠蔽して完全犯罪を目指す話。
    なかなか意外性のある結末。

  • 偶発的に夫を殺してしまった妻は、不倫相手の男とともに、遺産目当てに完全犯罪を企てるが・・・。
    ラストはちょっと・・・。主人公は妻なのか探偵なのか。
    (図書館)

  • 不倫をしていた妻が、その遺産を奪うために、死んでしまった夫の遺体を隠そうとする。

    うん、面白かった。

    話しが二転三転し飽きさせないし、ミステリーとして最後にネタもきちんとあって。最後まで楽しく読める。

    ただ、出て来る探偵がすごい出来すぎな気がする。で、いいキャラをしてるんだけど、彼に関する説明がしっかりとしてないから、ちょっと浮いてる感じかな。。。これは彼が主役じゃないからかなぁ。
    描き方としてメインじゃないのに、メイン的な性格してるからちょっとチグハグと言うか。

    ただ、続編とかできそうなキャラなので次に期待かな~

  • なかなか恐〜い話でした。

    悪いことはできないね(o^o^o)

  • あとがき?が「たんぽぽ」のふたり

    「くじ引きをやってるようなもの」っていうところが印象に。

    大賞とれるんだぁぁという感じ。

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