- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800202697
作品紹介・あらすじ
『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作家による、完全犯罪を企てる女の攻防を描いたサスペンス・ミステリーです。失踪から七年後に認定される「失踪宣告」。夫は死亡扱いになり、まっとうに保険金を受け取ることができる――。偶発的に夫を殺してしまった祐子は、不倫相手の男とともに、遺体を地下室に隠すことに。遺産を受け取るため、捜索願まで届け出て家出を装うが、息子の失踪に疑問を抱いた義母が探偵を雇い、真実に迫る! 義兄の不穏な動き、夫の本当の姿……次々と露呈する予想外の事態を、祐子は乗り切ることができるのか?
感想・レビュー・書評
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意外とおもしろかった
ホント終盤も終盤で、新たな秘密が出てくるから
もう終わり近いのにどうやって回収するの!
ってなった
悪女な祐子
名探偵の権堂
キャラが濃いけどどちらも中途半端で振り切ってない感はある
ストーリー的には満足でした
最後の結末はちょっと納得いかん!ってなったけど
なんか登場人物すべていけ好かないというか
好きになれないヤツばかりでした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相当に色々なアイデアを盛り込んで、どんでん返しのどんでん返しが最終章に起こります。
深入りや感情移入せずに、娯楽的に読めば楽しめると思います。
まぁ因果報酬と言うか、悪い奴にはろくな結果が待っていない。 -
ミステリー/サスペンス
倒叙モノ。サスペンス要素が強め。
真相は途中から読めました。
重すぎず、長すぎず、読みやすい文章は魅力。
読後感も悪くなく、気軽に読める一冊。 -
資産家の夫を偶発的に殺してしまった妻が,愛人とともに死体を隠蔽して完全犯罪を目指す話。
なかなか意外性のある結末。 -
不倫をしていた妻が、その遺産を奪うために、死んでしまった夫の遺体を隠そうとする。
うん、面白かった。
話しが二転三転し飽きさせないし、ミステリーとして最後にネタもきちんとあって。最後まで楽しく読める。
ただ、出て来る探偵がすごい出来すぎな気がする。で、いいキャラをしてるんだけど、彼に関する説明がしっかりとしてないから、ちょっと浮いてる感じかな。。。これは彼が主役じゃないからかなぁ。
描き方としてメインじゃないのに、メイン的な性格してるからちょっとチグハグと言うか。
ただ、続編とかできそうなキャラなので次に期待かな~ -
なかなか恐〜い話でした。
悪いことはできないね(o^o^o) -
あとがき?が「たんぽぽ」のふたり
「くじ引きをやってるようなもの」っていうところが印象に。
大賞とれるんだぁぁという感じ。