- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800204103
作品紹介・あらすじ
「お客様はこのサービスをご利用できません」-マニュアルどおり丁寧に伝えたのに、なぜかお客さんは「君、失敬だな!!」と怒っている。このように日本語の使い方ひとつで"炎上"事件に発展することもあります。あなたの言葉がよく誤解されるのは、あなたの使う日本語が間違っているからかも。その「間違い」に気づいていないのが「勘違い」。勘違いの日本語を使っていると、あなたの真意が伝わりません。上から目線な「感心しました」、生意気に聞こえる「お休みをしてもいいですか?」など、勘違いしがちな日本語を、『明鏡国語辞典』(大修館書店)でおなじみの北原保雄先生がきっちり解説します。
感想・レビュー・書評
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文字通り、日本語の漢字や慣用的表現の誤用について指摘した一冊。
巷で言われているのも、もはや慣習化してるのもあり、とても勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ふーん」と思う内容が多いんだけど、著者自身が「誤っている」という言葉は使わないみたいなことを言っていながら、そこかしこで「間違い」の指摘をしているのはどういうわけだ、とそこがいちばん気になる。
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自分の日本語を見直す機会を与えてくれる本。特に「お」と「ご」の使い分けや「伺う」という言葉の説明はわかりやすい。
また「間違えると恥ずかしいことば」も数多く紹介されており、知らなかったことや勘違いしていたこともいくつかあった。目次に項目が列記されているので、「あれっ、どうだったかな…」といったときに、辞書代わりに使うこともできそうだ。