- 本 ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800205001
感想・レビュー・書評
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このミス大賞受賞作は面白いけれど、新人っぽさというか今ひとつ感が強いものが多いが、この作品はこれがデビュー作なのかと疑うほど完成度が高かった。最初の話の流れが現在のコロナ禍と重なる面もあって、すぐに引き込まれ一気に読みきった。(ウイルスの説明や自衛隊用語はよくわからず読みにくかったので、そこはちょっと飛ばし読み)
残念ながら宗教的なことは全くわからないので、ラストの意味が理解できず消化不良気味。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りて面白かったので購入。
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「このミス大賞」の作品とはどうも相性が悪い。
というよりも「このミス大賞」というネーミングが、
年間の「このミステリーはすごい!!」のランキングで一番になった作品と同様のものと誤解させ、
本を売ろうとする宝島社の販売戦略がミエミエなのだ。
「このミス 1位」と「このミス大賞」とは全く似て非なるものなのだ。
にもかかわらず、
この作品が「このミス大賞」という新人賞に応募されたものと気付かず、
その年の“ナンバーワンミステリー”と思い、
ミスリードされて購入した読者も実際多いのではないだろうか。
私自身、少し前まではそう勘違いしていた。
だからはっきり言えば「このミス大賞」受賞作品の完成度はそれほど高くない。
この作品も、あくまで“圧倒的な迫力を誇るB級パニックサスペンス”という気がする。
ストーリーは大掛かりなのだが、所々の細かい部分に粗さがあるというか。
まあ、新人なのだからそれも当然なのだが……。
まずまず面白くは読めたが、ミステリーの完成度として考えると、如何なものであろうか。 -
面白かったけど…ミステリ…なの?
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タイトルにひかれて読みました!重厚なバイオサスペンス&パニックサスペンスでめっちゃ面白かった!自衛隊の幹部が腰抜けで弱気な閣僚達を一蹴する様はスッキリしました!
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安生 正 『生存者ゼロ』
今、正に流行っているパンデミックなお話し。
北海の石油採掘基地で職員全員が謎の死を遂げる。
テロか新たな感染病か…。
その謎を追って国家が動くが、トップの曖昧な指揮能力と保身の為にアホな指揮しか取れない、正に今の日本そのものなんじゃないかと思わせるw
スピード感もあって、原因はまさかのアレじゃったとはw
ミステリー、パニック・スリラー好きな人にはオススメの本じゃ♪
2014年読破 -
序盤面白かったが、中盤以降は入り込めなかった。
著者プロフィール
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