ヤクザ500人とメシを食いました! (宝島SUGOI文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800207753

作品紹介・あらすじ

極上冷麺一杯のために韓国まで飛行機で乗りつける親分、鮫やサソリまで飼う"動物愛好家"の親分、愛人を集めてバンドを結成させた親分。前代未聞の怪作『ヤクザ1000人に会いました!』の著者が、食という人間の本能的欲求を入り口に、現代ヤクザ社会の知られざる日常を描き切った突撃ノンフィクション。小原康弘画・鈴木智彦原作によるリアルな特別漫画も収録。「親分の晩御飯見せてください!!」。極道、仰天のプライベートを大公開。

感想・レビュー・書評

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  • あまり知らないヤクザな世界を知ることができた。
    最後の方の各地域のヤクザ勢力解説は正直興味がなくダレたが、実に興味深い一冊だった。

    ヤクザを美化しているわけでも、一方的に批判しているわけでもなく、極めて冷静な内容であり、大変好感がもてる。

  • 「へぇ〜」となるネタがちょいちょいあって、暇つぶしにはよかった。
    昔のヤクザは刺青の針を使い回してC型肝炎から肝臓癌になったりしてたけど、今は衛生観念が進んで軟膏塗ってサランラップを貼るとか。

  • 読みたかった本書が、無事に一年くらいで文庫化。
    名古屋は弘道会という最強の組がいるから、ぼったくりがほとんどない、
    ということ。
    方や札幌・ススキノの悪質な呼び込みは、色々なヤクザ組織が
    からんできているので、日本一悪質で荒っぽいというところ。
    ちなみに札幌の性風俗店は、合計304店(内ソープランド43店、
    ヘルス238店)。そんなに多かったかな。

    鈴木さんのリアルな現場主義、そこから出てくる、この(ヤクザ)世界の
    業界の衰退とその不安は、どうなってくるのだろうか。

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著者プロフィール

1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。週刊誌、実話誌などに広く暴力団関連記事を寄稿する。主な著書に『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋)『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文藝春秋)『サカナとヤクザ』(小学館)などがある。

「2021年 『修羅の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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