今やる人になる40の習慣

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800209092

感想・レビュー・書評

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  • 初版時に店頭で買ったにも関わらず、7年積読していました。なかなかやりたいことが直ぐにできない自分。ダラダラと先延ばししてしまう自分。先日ようやく10年ぶりに溢れかえった本棚を片付けたら、こちらの黄色いジャケットが目に止まりました。
    読むと、本当に気持ちが整理でき、前を向いて目標に向かって頑張って生きていこうという気持ちになりました。
    今の自分に大切なこと、必要なこと、振り返らないといけないことが全て書いてありました。
    内容については他のレビューの通りです。
    時々読み返そうと思い、本棚にまた仕舞いました。
    林先生、ご教授ありがとうございました!

  • 東進新高2生で林先生の授業に興味が湧き、読みました。自分が何十年と経験して記録していかないと分からないようなことを、わずか1時間強でざっと目を通すことができ、とても魅力的な本でした。迷ったり悩んだりしたときは書いてあったことを思い出して正しいコースに戻る手助けをしてくれるのではないかと思います。

  • 書類は未完成でも、翌日には出す。時間的余裕と心理的余裕。場合によっては知恵をもらえる。早ければ早いほど寛大に対応してくれる。
    やるべきだと思って、実際には出来なかったことがあれば、それも記録しておく。しなかったこともその人の一部。
    取り返しはつかないと考える。失敗も立派な財産にするには、反省が必要。
    記録するということは自分と向き合うこと。
    努力はベクトル量。方向性も大事。
    仕事の努力は努力ではないと考える。高いレベルの人と切磋琢磨しているといい意味で感覚がマヒする。プロ意識。努力するのは当然。
    自分の仕事で人に迷惑をかけない、さらには幸せになってもらう、そういうプライド。
    陰徳あれば陽報あり
    自分ができる、しかも善いことを、損得を考えずにさっさとやってしまえる、行動力がある人だからこそよい報いが返ってくると解釈。
    いつやるか?今でしょ!
    熱い思いは持続するものではない。
    仕事が自分を選ぶ。もう一段上のギア。パンク寸前だからこそスキルが身に付く。知恵も浮かぶ。
    人は理屈だけでは生きていない。嬉しい気分になると、ついそういう気持ちにしてくれた相手に対して好意的に動いてしまうもの。お土産は心をやり取りするもの。
    「人たらし」誇張して、褒める、特別扱い
    心はかたち。思いはあったがなにもしなかったでは、思っていなかったのと同じ。
    人間到るところ青山あり。
    志の低さは伝染する。
    相手が見えなくなるまで見送る。これがもてなし。
    もう一人の自分。熱いハートとクールな頭脳。
    人生のアイウエオ「人を愛して、運を逃さず、縁を尊び、恩を忘れず」

  • 林先生は、こういう人なんだなぁというのがわかる。
    共感できることが多く、読みやすかった。

    仕事の努力は努力ではない。当たり前のことだから、当たり前のことをやって、努力した!なんて思うことはない。勉強も同じ。

    仕事を好き嫌い、楽しい楽しくないで判断しない。
    仕事は報酬を得てやっていること。お客さんに幸せになってもらうなどプライドをもつ。

    仕事を選ばない。苦手なものにも挑戦。挑戦していけば今までの水準が低かったのだと気付く。
    イチローさんもCMで限界を作らないと言ってたなぁ。

    夢や希望を語る。

    嫉妬心を感じるよりも、自分のやるべきことに集中すること。愚痴不満の解決を考える。

    付き合ってはいけない人は、苦手という基準ではなく、志の低い人。どうしても付き合わないといけない場合は、巻き込まれないこと。線引き。

    生活のリズムに変化を与えると新しい発見や刺激がある。

    歴史は繰り返し。歴史を学ぶと今がわかることもある。

    ライバルがいると自分も頑張れる。

    見送り方、それはしてないわー。
    車屋さんはよくやってるのを見る。

    おいしい牛乳は、私もおいしいと思う。
    だけど、おいしいと看板に書く飲食店はおいしくないのだろう。今まで見かけたことあるがそのうち閉店という結果。
    おいしい飲食店は、わざわざ美味しいって書かないと思うし、特に開店してすぐに客の評価も出てないうちから、おいしいと言い切るのは無理がある。

  • ふむふむ!

  • 耳が痛い内容が多かったので読みながらわくわくと言うよりはちょっと辛かった。
    社会人になってあえて口頭では教えてもらけないけど暗黙の了解でするべきような内容について林先生に指導を受けている感覚。
    基本的なことが多いけど、一度読んでおくのは社会人として正解。特に新入社員や若手社員は読むべし。

  • 人生のアイウエオ
    「人をアイして、ウンを逃さず、エンを尊び、オンを忘れず」

  • チェック項目12箇所。この本を読んだ人たちもまた、「今やる」熱い人になってほしい、そういう願いをこめて突然忙しくなったスケジュールの合間を縫って、心血を注いで書きあげたのがこの本です。一か月も使っていないようなものは、少なくともデスクの上に出しておく必要はありません。「今やる人」は、完成するまで一人で抱えるなどということはまったく考えません、ある程度できたらすぐに、上司や周囲に投げかけてしまいます、早いということ、特に予想を上回って早いということには、計り知れないメリットがある。結局、少し酷な言い方になりますが、取り返すということは、まずできない、すべては「取り返しのつかない」という意識を持つことが大切なのです。ランクの落ちる大学の合格者に聞くと、「かなり勉強した」、「相当勉強した」という回答が非常に多く出るという特徴があります。例えば、あなたがパン屋さんで、朝早くからパンを焼く日々を送っている、とします、その場合、あなたの焼いたパンを買うお客さんにとって、あなたが楽しそうに焼いたか、あるいはつまらなさそうに焼いたか、パンを焼くことが好きなのか嫌いなのか、実はそんなことはどうでもいいことなのです、大切なのは、あなたの焼いたパンは美味しいのか、それともまずいのか、それだけです。本当に実現を願う夢や希望は、どんなに不可能に思われても、まずは記録するべきです、記録することの効果は、将来実現したい「コト」を、「コトバ」で表すことによって、まず自分に突きつけてみるのです。自信とは、そもそも未来に向けて用いられる言葉です、未来が言葉通り、まだ来ていないものであるのに対して、自信は過去の経験から得られるのが一般的です。人をアイして、ウンを逃さず、エンを尊び、オンを忘れず、ということです。

  • ・ 「今やる人」は完成するまで一人で抱えるなどということをまったく考えない。ある程度できたらすぐに、上司や周囲に投げかける。一人でできることの限界をよく知る。
    ・ 早いということ、特に予想を上回って早いということには、計り知れないメリットがある。
    ・ 「今だ、今しかない!」と思いが熱く高まることはそれほど多くない。しかし、すぐにできない言い訳を探してしまう。世の中には「熱い」と言われている元気な人が多数いる。そういう人に共通しているのは、「今だ!」という熱い思いのままに行動する習慣が身についていること。
    ・ 嫌な仕事でも仕事を選ぶのは十年はやい。「そうか、僕はこの仕事ができると思われているんだ、よしやってみよう」と思え。パンクしそうなほど多く仕事を抱えると、多くの仕事をこなすスキルが上がるものだ。
    ・ どんな場であってもずっとトップを目指す行き方をしろ!
    ・ ものを贈るのは心の通い合い。
    ・ 相手の予想以上に素早く行動することで、「もう?」と言わせる、これが「人たらし」の基本です。特に相手に不幸があったときはすぐに行動する。
    ・ どんなに成功しても絶対に浮かれてはいけない。「平常心を失うと運をもっていかれる。」

  • 若手会社員、若手社員を指導している方にお勧めの一冊です。

    「今でしょ!」の東進ハイスクール林先生の本です。
    予備校の先生が書いているから学生向きと思いきや、社会人として理解しておくべき内容が書かれております。
    そのため、タイトルをもっと工夫すれば販売層が大きく変わると思います(もっと販売数が伸びると思います)。

    40の習慣の中で、個人的ベスト3
    「夢は思っているだけでなく、口に出す、行動にする」
    林先生は以前から、野球、競馬の仕事がしたいと口に出しており、
    それを聞いていた知人、友人から仕事をもらったことがあると
    綴られております。

    「奇跡を待つより捨て身の努力よ!」
    エヴァンゲリオンの葛城ミサトさんの台詞
    (第7話:暴走したジェットアローン(ロボット)の自動停止の確率が低いので出た台詞)
    本当に良い言葉と思います。
    当時、中学2年生でしたが気付きませんでした。

    「時分の花とまことの花」
    室町時代の能役者・能作者の世阿弥の言葉
    「時分の花」:一時の流行
    「まことの花」:本当の実力
    テレビなどで林先生は「今の人気は「不連続関数」」
    と表現していました。
    人気に驕ることなく、律する姿があるから、
    さらに人気が出るのではと思っています。

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。

「2016年 『林修の仕事原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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